中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

横浜地方裁判所でランチ

2006年09月02日 | おいしい横浜
 横浜地方裁判所は、太平洋戦争の戦犯を裁く軍事法廷が開かれたところとして知られています。今、靖国のA級戦犯が話題になっていますが、ここではB・C級戦犯が法廷に立ちました。327件が審理され、その結果、720人が有期刑、88人が終身刑、53人が絞首刑という判決が言い渡されたのです。
 そんな歴史を持つ横浜地裁ですが、数年前に改築され、今は復元された低層部分と新しい高層部分とが組み合わされた近代的なビルに生まれ変わっています。
 B・C級戦犯が裁かれた裁判所の地下には食堂があり、B級グルメが食べに行ってきました。

 ランチはA・B級、いや、Aランチ、Bランチとあり、それぞれ600円、550円となっていました。本日のAランチは海老カツ、Bランチは鶏団子と厚揚げの煮物です。他に本日のドンブリ(麻婆春雨丼)が500円、カレーライス450円、ラーメン380円…というようなラインナップでした。50円から100円で小鉢も用意されています。
 写真はBランチ。鶏肉の団子、厚揚げ、里芋、ニンジン、コンニャク、インゲンが、それぞれ3個ずつ入っていました。副菜はワカメの酢の物。漬物はつきませんので、配膳口そばに置いてあるカレーライス用の福神漬けをご飯ドンブリに、自分で添えます。
 税関食堂でも感じたことですが、これで550円は、どう考えても高い。場所代はかかっていないか、あるいは格安のはずです。場合によっては光熱水費だって、割安かもしれません。裁判所職員および裁判関係者という固定客があるのですから、かなり有利に営業できると思うのですが…。

 第2合同庁舎、税関では同じ食器類を使っていましたが、こちらは別物、独自の食器のようです。司法の独立は、食堂にまで及んでいるのでしょうか。
 でも、米は農水省からの取り寄せかもしれません。他の官庁にある食堂のご飯と同じような味でしたから。

 食後は1階フロアを散策です。あちこちに座り心地の良さそうなベンチが置いてあるし、ビデオもあるし、裁判所の歴史を学ぶ写真パネルや解説板があるし、有意義に過ごすことができました。
 そして、これからも利用しようと思ったのは、飲み物の自動販売機です。安い!
 コンビニで買うと120~130円するお茶類が90円なのです。缶コーヒー、缶ジュースも90円、パックの飲み物に至っては80円なので~す。 

横浜中華街探偵団のホームページ→「ハマる横浜華街」へ

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