てんやわんや アメリカ 犬育て

飼育放棄された「ゴールデンレトリバーのチャーリー」&
保護犬だった「雑種ユキ」との犬バカ日誌でございます♪

虐待を受けた犬「ジャスティス」の ぬいぐるみチャリティー

2016-12-03 | アメリカ 犬 & 動物事情


12月1日、報道番組のGood Morning America
シェアされていた動物情報からです。

Dog Once Left for Dead
Now Has His Own Mascot
(サイトは英語)

「一度は殺されかけた犬(死ぬように放置された犬)
今では自身を模ったマスコットに!」
と、かなり無理ある変な訳ですが


昨年2015年12月、カナダのオンタリオ州にある
ヒューメイン・ソサエティ(市や町にある動物のシェルター)
Windsor/Essex County Humane Society」が
口や鼻の周りと前足、後ろ足を電気配線用のテープできつく縛られ
瀕死の状態になっている犬をレスキューしました。

犬は動く事もできず、縛られた部分はうっ血して膨れ上がり
息もできない状態だった為、
あと数時間発見が遅れていたら死んでいただろうと
獣医が診断するほど、ひどい状態だったそうです。

注)以下閲覧注意の画像があります。
苦手な方はパスして下さい。

Photo Credit : WINDSOR/ESSEX COUNTY HUMANE SOCIETY



保護された直後



当時6歳 6キロほどの小型犬
パターデール テリア



後に「Justice ジャスティス(正義)」
と名付けられました。

3回の手術を受けた後は



精神面、肉体面共にケアされ回復



現在は新しい飼い主の元で大切にされ
幸せに暮らしているそうです



この残忍な犯罪を犯した人物は
マイケル・アール・ヒル(Michael Earl Hill)と言う男ですが、
実はジャスティスを飼っていたワケではありません。

ジャスティスの元飼い主が子供の犬アレルギー発覚により
ジャスティスをヒューメイン・ソサエティー(シェルター)に
引き取ってもらうように
ヒルに60ドル払って頼んだそうです。

しかしヒルは「ジャスティスを
テープで縛り虐待、シェルター前に捨てた」
と言うのがこの事件の経緯のようです。

2016年2月、ヒルには2年間の懲役刑と
3年間の保護観察、この先25年はペットを飼ってはいけない
と言う判決が下りました。

カナダでの動物虐待の裁判では
上記の判決はかなり厳しいようです。
個人的にはもっと厳しくして!と言うか
同じ事してやればいいのに!と思いますが…


そしてジャスティスが回復して
アダプションOKな状態になったところ
里親を申し出る人がたくさんいたそうです。

そこで「Windsor/Essex County Humane Society」は
里親になれなかった人にも、
また「動物虐待反対」への意識向上も含めて
ジャスティスのマズルに残った傷跡をそのままにした
ぬいぐるみ」を販売することにしました↓


一体 30カナダドル



Windsor/Essex County Humane Society」の
ロゴが入った青いバンダナも付けています。

ぬいぐるみの売上金はチャリティーとして
虐待調査や啓蒙活動などに使われるそうです。


あ、はいっ! おかんも購入しました!

実は最初にサイトで見た時は残り80体ほどあったので
「まだまだ大丈夫♪」と思い、ちょっと用事を済ませ
10分後ぐらいにもっかいチェック。
なんと残り「5体」になっていたので慌てて購入

購入後、ページを再読み込みしたら「売り切れ」!!

すんごい速さでバカ売れだったようです。
ほんまに購入できたんかな… ちょっと不安ではありますが
ジャスティスがカナダから無事届くことを祈って!
(届いたらまたUPします)

そしてどんな理由があっても
動物虐待は絶対反対」と言うことで。


お・わ・り


出典:
Dog Once Left for Dead Now Has His Own Mascot
Dog Who Suffered 'Depraved, Despicable Act' Finally Gets Justice
Justice’s Story



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