2003年の夏に行って以来のバンコク。
1989年~1992年、1996年~2002年と通産10年弱をバンコクで過ごしたため、とても懐かしく、第二の故郷ともいえるところです。
9月19日に突然入ってきたクーデターのニュースに、これでバンコク行きは中止かと諦めかけていましたが、外務省発海外安全情報で一旦は『渡航の是非を検討してください。』に引き上げられたが、すぐに『十分注意してください。』に戻ったため予定とおり行くことができました。
昨年末に1番機が飛んでから開港が待ち望まれていた、バンコク新国際空港『スワンナプーム空港』が9月28日に正式開港し、出来立てほやほやの新空港に到着。

到着コンコースは外観から想像されるような、開放感は無く第一印象はイマイチ。
天井もなく設備の配管等を剥き出しにしているコンセプトは判るが、チョット整理されていないのでは・・。
でも、ここまでくるには想像を絶する経緯があったのでしょう。

新空港からバンコク市内へは車で約3、40分ほど。ドンムアンより若干近くなた感じです。
ホテルは事務所近くのデュシタニH。 チェックインしたら、ラッキー!
普段の行いがいいせいか、普通の部屋は満室なので同じ金額でスウィートにしますとのこと。2泊で、あまりホテルにいる時間がなかったのは残念で勿体無いことでした。

バンコク市内、地下鉄出入口、月曜日朝の出勤風景。
何か気がつきませんか?
そう、バンコクでは今年黄色が流行ってるのです。8割がたの人達が黄色のシャツなのです。プミポン国王即位60周年で王様へ敬意を表す意味のようです。胸には王様の紋章が縁取られてるシャツが大半です。何故、月曜日か?タイではタイ王室の王族一人一人に色が決められており、プミポン国王は誕生日が月曜日だったようです。

初めて地下鉄に乗りました。
BTS(高架鉄道)はバンコクに住んでいた時期に開通したので、よく利用していましたが、地下鉄はありませんでした。BTSと同じようにプリペイド方式のカードがあるようですが、一回きりなので自動販売機で行き先ボタンを押して表示された金額を投入したら、日本のようなキップではなくプラスチック製のコインが出てきました。さて、改札口でどうするのか戸惑っていましたが、周りを見ていたらスイカのようにコインをタッチさせて改札を抜けるのです。降りるときは改札口にコイン投入口があり、回収されます。

地下鉄でシーロムからアソークまで行き、BTSに乗り換えてサイアムスクエアー。そこには巨大なショッピンセンター『サイアム・パラゴン』が出現していました。最新のショッピングセンターで地下にはバンコクでは初めての水族館などもあり、今バンコクの最新スポットのようです。
中にいると本当にバンコクにいるのだろうかと錯覚してしまいます。まさにバンコク(万国)共通のスタイルで、折角の異国の地に来たという雰囲気は、ここでは味わえません。異国情緒(エキゾチック)などという言葉は死語になりつつあります。寂しいものです。

バンコク時代のスタッフと一緒に昼食。事務所の裏にあるこ洒落たタイレストランで、久しぶりのタイ料理を堪能しました。
ここでも黄色のシャツが目立ちます。

いよいよバンコクともお別れ。ジャカルへ戻るのは何だか辛い!
新空港へは車の運転手も初めてのようで、ターミナルへ着くまでチョット不安でした。出発ターミナルはどこの空港も最上階にあるのでとても開放的で巨大なスペースを感じることができます。このターミナルビルはアジア最大?世界最大?どっちだったか忘れました。

流石に出発階は最上部にあるので外観が感じられる開放的なスペースです。

出発ロビーにはこんな寿司バーもあり、ここもインターナショナルな雰囲気でどこがタイなのか判らない空間でした。