バリ島

2006年10月30日 | ジャカルタ通信


イスラム教のレバラン(断食明け)休暇が有り、バリ島でのリゾートライフを楽しんできました。5月はダイビングのみでダイビングポイントに近い島の南東部に位置する僻地のチャンディダサで、宿泊も簡単なコテージでしたが、今回はスミニャックのソフィテルに3泊、ウブドのワカ・ナムヤに2泊で、主に観光とホテルでのスパやプールサイドでのまったりライフ。

  
ソフィテル・スミニャックは以前インペリアル系だったものが数年前からマネージメントが変わったホテルで、改修されてデザイン的にもなかなか洗練されたものでした。


ホテル棟の他にヴィラが敷地内に配置され、プライベートが確保され不思議な雰囲気。

  
海を眺めながらのプールサイドも適度にデッキチェアーがレイアウトされていて心地よい。


読書とスイミング、黄昏時のスパ、そしてシャワーを浴び、日が落ちた後、ホテル近くの『ガドガド』での夕食。

        
スミニャックから空港を挟んで南にあるジンバランビーチでの夕日を眺めながらのシーフード。
折角だからと、値段も確認せず頼んだロブスター。これ一匹で『ガドガド』での食事代より高く、今回の旅行中の食事で一番高いものなってしまいました。


海の神が祀られているというバリ島での極めつき名所。かの有名な夕日に包まれた『タナロット寺院』。

  
ウブドへ行く途中の『バトゥアン寺院』。中へ入るには腰巻きが必要。


キンタマーニにある『バトゥール山と湖』。ベネロカンのメイン道路沿いの展望レストランからの眺めは見応えがある。キンタマーニは標高1500mほどの高原地帯で日陰に入ると、涼しさを感じる。バトゥール山は1960年代に噴火していて、かなりの範囲が溶岩で覆われていた。

  

悪名高き『ブサキ寺院』。バリ・ヒンドゥーの総本山というバリ島一番の寺院で、大小30もの寺が集まる複合寺院であり、毎日のようにバリ住民の生活に根ざした宗教的な場となってでいる為、観光目的の人たちにはちょっと入りにくい。ガイドブックなどでは「半ば脅し取られるように高額のチップを要求される」などと書いてあり、チャーターしたタクシーの運転手からも、いろいろアドヴァイスされたのだが、案の定入口付近で「腰巻をつけないと入れない」と言われて、バティック生地を強引に買わされ、次は何やら受付的なところで「ガイドをつけないと入れない。ガイド料は25万ルピアだ。」と、事前に運転手からは3万〜5万ルピアと教えてもらっていたので、「高すぎる。普通は3万ルピアだ。私は3回も来ている。」と交渉しても、なかなかうんとは言わず、何やらいろいろと言ってくるので、「わざわざ、腰巻まで買ったのに、そんなに難くせつけるなら、もういい、帰る!」とワイフが泣き顔で脅かしたら、「わかった!わかった!3万ルピアでいい。」ということで、気分を害しながらも一通り見学しました。何やらガイドらしき人間も付いてきて、「インドネシア語は判るか?」というので、また誤魔化されてはいけないと思い、判ったふりして一通りガイドさせ、最後にチップをよこせというのかと思いきや、何も言わないので、こちらも結局チップも渡さず、帰って来てしまいました。

  
ウブドでの宿「ワカ・ナムヤ」。以前は「ワカ・パドマ」といっていたのだが、同じ名前のリゾートがあるとのことで、最近名前を変更したらしい。


ここはビラが10棟ほどのこじんまりしたプチ・リゾートでバリ農家の伝統様式の2階建てコテージで、スタッフの接客も家庭的で心地よいものでした。

  
各コテージはこのような門があり、一体感の中にもプライバシーが守られています。


コテージ2階の窓からは、このようなのんびりした田園風景が望めます。

  

ウブドの町なかはバリの田舎の風景と洒落た雰囲気の店舗が並んでいて、どこか日本の地方の観光地を思い出させます

木工ボンド

2006年10月07日 | 『週間タイタニック』作成日記
ブログを見て、奇特な方から大量に木工ボンドが届きました。

本当にありがとうございました!

これで、完成までボンドが足りなくなることはないでしょう!
ボンドがなかったり、細かい作業が増えてきたので、ここのところ作成が中断してますが、今月末には拡大鏡も届く予定なので、がんばります。

3年ぶりのバンコクへ

2006年10月07日 | ジャカルタ通信
2003年の夏に行って以来のバンコク。
1989年~1992年、1996年~2002年と通産10年弱をバンコクで過ごしたため、とても懐かしく、第二の故郷ともいえるところです。
9月19日に突然入ってきたクーデターのニュースに、これでバンコク行きは中止かと諦めかけていましたが、外務省発海外安全情報で一旦は『渡航の是非を検討してください。』に引き上げられたが、すぐに『十分注意してください。』に戻ったため予定とおり行くことができました。

     
昨年末に1番機が飛んでから開港が待ち望まれていた、バンコク新国際空港『スワンナプーム空港』が9月28日に正式開港し、出来立てほやほやの新空港に到着。
                                                    
到着コンコースは外観から想像されるような、開放感は無く第一印象はイマイチ。
天井もなく設備の配管等を剥き出しにしているコンセプトは判るが、チョット整理されていないのでは・・。
でも、ここまでくるには想像を絶する経緯があったのでしょう。

  
新空港からバンコク市内へは車で約3、40分ほど。ドンムアンより若干近くなた感じです。
ホテルは事務所近くのデュシタニH。 チェックインしたら、ラッキー!
普段の行いがいいせいか、普通の部屋は満室なので同じ金額でスウィートにしますとのこと。2泊で、あまりホテルにいる時間がなかったのは残念で勿体無いことでした。



バンコク市内、地下鉄出入口、月曜日朝の出勤風景。
何か気がつきませんか?
そう、バンコクでは今年黄色が流行ってるのです。8割がたの人達が黄色のシャツなのです。プミポン国王即位60周年で王様へ敬意を表す意味のようです。胸には王様の紋章が縁取られてるシャツが大半です。何故、月曜日か?タイではタイ王室の王族一人一人に色が決められており、プミポン国王は誕生日が月曜日だったようです。


初めて地下鉄に乗りました。
BTS(高架鉄道)はバンコクに住んでいた時期に開通したので、よく利用していましたが、地下鉄はありませんでした。BTSと同じようにプリペイド方式のカードがあるようですが、一回きりなので自動販売機で行き先ボタンを押して表示された金額を投入したら、日本のようなキップではなくプラスチック製のコインが出てきました。さて、改札口でどうするのか戸惑っていましたが、周りを見ていたらスイカのようにコインをタッチさせて改札を抜けるのです。降りるときは改札口にコイン投入口があり、回収されます。


地下鉄でシーロムからアソークまで行き、BTSに乗り換えてサイアムスクエアー。そこには巨大なショッピンセンター『サイアム・パラゴン』が出現していました。最新のショッピングセンターで地下にはバンコクでは初めての水族館などもあり、今バンコクの最新スポットのようです。
中にいると本当にバンコクにいるのだろうかと錯覚してしまいます。まさにバンコク(万国)共通のスタイルで、折角の異国の地に来たという雰囲気は、ここでは味わえません。異国情緒(エキゾチック)などという言葉は死語になりつつあります。寂しいものです。


バンコク時代のスタッフと一緒に昼食。事務所の裏にあるこ洒落たタイレストランで、久しぶりのタイ料理を堪能しました。
ここでも黄色のシャツが目立ちます。


いよいよバンコクともお別れ。ジャカルへ戻るのは何だか辛い!
新空港へは車の運転手も初めてのようで、ターミナルへ着くまでチョット不安でした。出発ターミナルはどこの空港も最上階にあるのでとても開放的で巨大なスペースを感じることができます。このターミナルビルはアジア最大?世界最大?どっちだったか忘れました。


流石に出発階は最上部にあるので外観が感じられる開放的なスペースです。


出発ロビーにはこんな寿司バーもあり、ここもインターナショナルな雰囲気でどこがタイなのか判らない空間でした。