アン・ビリーバブル

2008年03月27日 | ジャカルタ通信
  


航空機利用でのトラブルはよくある話だが、今回経験したことは本当に信じられない事だった。

週明けからの大事な打合わせを控えていたのだが、4連休を利用して6年ぶりのプーケットへ。
ジャカルタからプーケットは直行便がなく、シンガポール経由でのトランジットとなる。JKT⇔SINがシンガポール航空、SIN⇔HKTがシルクエアーで、行きは遅れる事も無く乗り継ぎもズムーズで、期待に胸を弾ませ久しぶりのアンダマン海でのダイビング。
しかし、初日から不運の兆しか。船がエンジントラブルで、結局楽しみにしていたシュミランへは辿り着けず。でも、ボン島で2本潜り、翌日は高速船でリチェリューへ。ボン島でのマンタも、リチェリューでのジンベイにも出会えなかったが、久しぶりにediveの面々とも会う事が出来、一応満足して岐路へ。

しかし、ここからが悪夢の始まりだった。夕方5時50分初のシルクエアーに乗る為に、定刻どおり2時間前にチェックインを済ませ、ほぼ定刻でのボーディングで機内へ。出発時間になり飛行機はドアも閉まり離陸に向けて動き出した。ところが、離陸直前にパイロットからのアナウンスで、エンジントラブルのため、一旦戻り故障を直すとの事。
その後、待てど暮らせど動く気配もなく1時間が経ち、機長から後10分程で終わるとのアナウンス。そして、30分が経過して、またアナウンスの繰り返しで、結局4時間程、機内に缶詰にされて、最後は直る見込みがないとのことで、明日のフライトとなったのだ。
その晩はプーケットタウンのシティーホテルへ連れて行かれ、インフォメーションは翌日との事で、取り合えず就寝。

そして、その後信じられないことに・・・。

明朝の朝、ドアの下にレターが・・。
当然、翌日の午前中の便で午後には戻れるのだろうと思って、読んでみると午後2時のフライトでシンガポール発は夕刻の6時50で、12時半にホテルをピックアップとの事。まあ、しょうがないと諦めて、昼過ぎに荷物を纏めて、ロビーへ下りるとスタッフが慌ててやってきて、何かいい訳めいた話を!『ん?もしかして・・』案の定、午後の2時のフライト予定が夕方になると言い出すではないか。ということは、夕刻発のジャカルタ行きには乗れないことになる。そして、シンガポールからの便は更に翌日だという始末。あっけにとられて、しばし茫然自失。
交渉するも取れている便はそれしかなく、後は全てウェイティングとのことで、さんざ交渉するも埒が明かず、結局納得するしかない結果でした。

ということで、ホテルでもう一泊。

結局、ジャカルタへは日曜の予定から火曜日で、まるまる2日間を無駄にしてしまいました。

シルクエアーに損害賠償できるものだろうか・・・!


なんだか、楽しかったダイビングにけちがついてしまいましたが、アンダマン海のレアものをどうぞ。

ウミウサギガイ

タイガーテイルシーホース

ハナミノカサゴの幼魚