未体験ゾーンへの挑戦

2019年11月05日 | フリーランサー通信

リタイアして1年半が過ぎ、体重が約7kgも増え腹まわりもキツくなり、鏡に映る自分の姿にガッカリする今日このごろです。

45歳頃から走ることを覚え、10kmやハーフのマラソンイベントに何回となく参加していたのだが、最近は走るのが苦しくなり、数年前からは水泳にシフトしている。リタイア後はほぼ週イチのペースで2kmを1時間と、人並みに運動しているつんりだが、体重は、、。

そんな訳で、簡単な気持ちで応募してしまったのです。

 

2019年11月2日午前9時小田原城をスタート。

私のスタートCグループで9時15分頃だった気がする。

 

 

 

スタートしてから酒匂川を渡り東海道(国道1号線)を、国府津、二宮、大磯と一路平塚へ。23km地点で第1エイドステーション(平塚競輪場)には14時前に到着して、ミカン2個と蒲鉾一切れが支給され、「何?こんなもんだけ?」という感じ。

10分ほど休憩した後、海岸線に出て海沿いの遊歩道を歩く。

 

ここから先は天気にも恵まれて最高に気持ちの良いウォーキングが堪能でき江ノ島を目指して36km地点の第一チェックポイント(湘南海岸公園 クラゲ広場)に関門時間の1時間半前に到着。過去に世界最長ハーフマラソンで走った27.6kmを超え、未体験ゾーンに突入するもまだまだいけると行った感じ。

 

湘南海岸ではこんな夕日が見れました。

 

 

ここから日も落ち、ヘッドランプを灯しながら藤沢を経て、遊行寺の坂を登り47km地点の第2エイドステーション(戸塚十ノ区あじさい公園)を目指す。途中から足が痛くなり、暗い中を景色もイマイチで苦痛を感じ始めペースがダウンするが気力を振り絞って到着。

長く休憩すると足が痛くて歩くのが辛くなるため、休憩も程々に関門時間1時間前には次の55km地点の第2チェックポイント(横浜市児童遊園地)を目指す。22時くらいに到着するとリタイアする人向けで近くの駅までのバスが出るというアナウンス。一瞬、もうあきらめてリタイアすることも頭をよぎったがグッと我慢して歩き出す。

そして、その後は痛みに堪えてただただ惰性で歩くのみ。横浜では真夜中に港みらいの夜景が美しかったくらいしか覚えていない。この頃はもう電車もなくリタイアするわけにもいかない。71km地点の第3エイドステーション(ポートサイド公園)、81km地点の第4エイドステーション(稲毛神社)と経由して、意識朦朧としながら89km地点の第3チェックポイント(鈴ヶ森道路児童公園)に到着。この時点ではまだ関門時間の8時時15分より前だったのでゴールは制限時間ギリギリでなんとか間に合うとふんでいた。

 

品川を過ぎたあたりから見慣れたビル群を見て、距離感を想像した限りでは制限時間内に到着できると確信。
しかし日比谷あたりで距離調整のために大きく迂回するコースになっていて、一気に精神的ダメージ。
決まりでは走ってはいけない事になっているのだが、銀座辺から一緒に歩いていた人達も焦り出して皆さん小走りに。こちらはとても走れるような状況ではなく、この時点で制限時間内を諦めました。
 
そして、何とか100kmウォークの偉業を達成!!
 
 
 
 
 
制限時間を11分オーバーするも結果的にはフィニッシャーズTシャツや諸々の賞品はいだだけ、焦って走った人達はくたびれ儲け。
 
 
私は途中での休憩時間などを考慮するとほぼ時速4kmで歩いた事になる。
因みに、聞いたところでは1番の人は出発した当日の夜にはゴールして電車で帰ったそうです。きっと競歩をする人でしょう。
 
結論としては、無謀な挑戦でした。手はパンパンにむくみ、脚は棒のようになり、今日は歩くのもやっとです。


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