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日帰りダイブ

2007年05月07日 | ジャカルタ通信
前々から一度は行きたいと思ったジャカルタからの日帰りダイブ。

今回はインターネットで見つけた『Sea Dragon』というジャカルタ市内のショップにお世話になった。このショップは半年ほど前から知っていたのだが、毎週のゴルフでついつい行きそびれていた。しかし、ここのところゴルフのスコアーが悪く、嫌気がさしていたため、一週間ほど前にやっと『Sea Dragon』の門を叩いたのだ。プラウスリブ(千の島)というジャカルタ沖合いをホームグラウンドにしており、普段は一泊で行くとの事。でも、今回は急遽日帰り、そして場所もジャカルタ沖ではなく、スンダ海峡にあるサンヤン島(Sangiang Island)となった。

ジャカルタから車で約2時間ほど西に走ったチレゴンの港から約1時間の沖合いに浮かぶ島がポイント。
チレゴンは日本で言えば川崎や姉ヶ崎のような重工業地帯で、こんな沖合いで潜れるのだろうかと不安が募ったが、まあ日帰りのポイントとしてはそこそこ楽しめました。


チレゴンの港からサンヤン島へ


サンヤン島のビーチ

実は今回水中デジカメ2度目のトライ。10年ほど前に出始めの水中デジカメを使っていたのだが水没させてしまい、それ以来のこと。たまたま、普段使っていたCASI(EXILIM) EX-S600のハウジングを見つけたため、再度やってみることに。昔と比べて、性能やバッテリーの寿命も比較にならないくら良くなり、素人でも結構いい写真が撮れるようになった。
以下は今回の作品。


潜って早々に発見した体長70cmほどのカメ


海の青とイソギンチャクの赤のコントラスト


宝石箱のような色合いの岩肌とウミウシ


色鮮やかなウミウシ


定番のクマノミ(いつも教えてもらうがその度に名前を忘れる。・・・クマノミ)


そして、最後は目がくりっとしていて愛嬌あるフグ(何フグだったけ?)

未開地プロジェクト(その2)

2007年04月02日 | ジャカルタ通信
このプロジェクト、実は前回の写真はスタッフに行かせて撮ったもので、今回初めて実際に現地へ行った。


ジャカルタから車で1時間ほど西に走ったセランという町から更に、一般道を1時間ほど奥へ入った、山間の田園地帯である。湧き水が田畑の間を流れ、自然の中で人間の営みがおこなわれている、のどかな場所である。果たして、このような自然の残る中で、どこまで自然と一体になった人工物が創れるものだろうか。



湧き水の溜まった池では、近所の子供達が素っ裸で遊んでいる。このような光景を見ながら、ふと疑問が浮かぶ。


 



水辺の際にはこんな花も・・・。


趣味的体力づくりとダイエット

2007年03月09日 | ジャカルタ通信
日本にいたときから週1回のペースで近所のフィットネスジムに通って汗を流していたが、ジャカルタにきてもこの習慣だけは続けたいと、早々に近所のフィットネスクラブに入会して汗を流しています。
振り返ってみると、社会人になってからもスポーツには励んでいたのだが、30歳の時に左足、34歳の時には右足のアキレス腱を切り、その頃から段々と汗を流すスポーツからは遠ざかっていた。そして、中年になりメタボリック症候群が気になり始めた頃、バンコクでの市民マラソン(とはいっても10kmだが)に参加したのがきっかけで走ることに目覚め、バンコクにいた最後の4年間で通算20回ほどの市民マラソン(10km)を楽しむとともに、定期的にジムに通っていました。しかし、日本に帰国してからは走る気力が失せてしまい、3年間走っていませんでした。段々と老後のことを意識し始め、これではいけないとジム通いを再開し、一昨年には初めて日本での市民マラソン大会にも参加しました。それもつかの間、3度目の海外赴任が決まり、こうしてジャカルタの地でリタイア後の体力づくりに励んでいる訳です。
最初の頃は、土日のゴルフがない日に通っていましたが、最近は平日の夜にも通っていて週3日~4日のペースで、最近はベルトの穴が一つ移動しました。
まあ、僕の場合は決して健康を意識してではなく、走った後の爽快感とビールのためで、基本的に快楽主義者なのです。未だに煙草も吸い続けています。

未開地プロジェクト

2007年03月04日 | ジャカルタ通信
ジャカルタから車で2.5時間ほどのところだが、このようなところであるプロジェクトが動き出している。以前、メダンへ行った話をかいたが、このプロジェクトも同じ企業のもので、原料のある場所に工場を建設するのである。
原料がある場所での工場建設というと、石油、天然ガス、鉱山などといったプラントがイメージされる。水力発電のダムや風力発電などもある意味で、原料のあるところでの建設といえる。しかし、これらはかなり専門的なプロジェクトで特化されたものだが、このプロジェクトは所謂人間が必要とする飲料用水で原料が水である。
最近は飲料用の水を買うことに抵抗感がなくなったが、海外では飲料用の水はお金を払って買うのが当たり前なのだ。インドネシアでもご他聞にもれず。
そして、この飲料水商売が人口の多いインドネシアではビッグビジネスなのである。
原料の水は地下水や山からの湧き水、また海水の深層水など色々だが、この企業は基本的に湧き水を原料としている。


と、いうことでこの場所は湧き水がある。

しかし、このような自然の場所で人工的な施設をつくっていくのには、かなり多くの問題を解決していかなくてはならないのだろう・・・。

インドネシアの土

2007年03月04日 | ジャカルタ通信
1月16日にUPした『ジャカルタの建築模型屋』で紹介したプロジェクトが着工して2ヶ月ほど経過しているが、ご覧のような状況で悪戦苦闘。
ジャワ島は雨季の真っ最中で毎日のように雨が降り、濡れた土は粘り気のあるドロドロの泥濘状態で何も処理していないと、歩くこともままならない。
普段はオフィス街で仕事をしていて靴はビジネスシューズなのだが、現場に行く時にウッカリしてそのまま行くと、靴底には土がこびりついてしまい、車の中は泥だらけ。そのまま事務所に戻ったら事務所の中も足跡べたべた。
そんな訳で、最近は現場に行く時には長靴持参で、必ず履き替えるようにしている。


この土は乾燥するとカチカチに固まり、穴を掘るのも大変になるのだが、一旦雨が降るとご覧の状態。
また、この土は只者ではない。膨張土といって水分を含むと膨張するのである。
日本では殆ど見られないが、海外ではところどころこのような土があるようだ。この土を知らず、何の処理もせずにそのまま建物の床下などに放置すると、地下水や雨が降って周りから床下に雨が侵入したりすると床を持ち上げてしまうのである。この持ち上げる力が何と数トンというから恐るべし。

27年ぶり

2007年01月29日 | ジャカルタ通信
会社へ入って最初の海外出張でスマトラ島にあるインドネシア3番目の都市メダンへ行ったのが、27年前のちょうど今頃でした。
そのメダンへ27年ぶりに行ってきました。


当時は日本からガルーダ航空の直行便があり、ガラガラのビジネスクラスで結構贅沢な雰囲気で出張したような記憶がある。結婚して約1年目で長男が生まれて直ぐのこともあり、2週間といわれた出張が2か月になったことに、かなり憤りを感じたことが思い出される。
初めてのインドネシアで兎に角、うっそうとした樹木の緑に圧倒されたのが、印象として残っている。


目的地はメダンから車で約2時間の距離にあり、2つの火山に挟まれた高原地のブラスタギというところ。標高が1300mということもあり、年間を通して熱帯地域とは思えない、とても涼しい場所である。


オランダ統治時代にメダンの避暑地として開発され、今でも高原リゾートの雰囲気をもっている。
今回は遊びではなく仕事で、この近くの山間で湧き水を原料として生産している飲料水の工場での打合せ。インドネシアで一番シェアをもっている「アクア」といわれるメーカー。ほとんど処理をしていない状態のミネラルウォーターで、流石にこういう所じゃないと生産はできないのでしょう。


水が湧き出ている場所は、ここの工場の聖地といった感じで、かなり厳重に管理されていました。





シンデレラネット(所謂蚊帳)

2007年01月19日 | ジャカルタ通信
ジャカルタには一年中、蚊がいる。こちらにきてからずっと悩まされている。住んでるところが2階建ての住居のこともあり、兎に角、蚊が多い。
こちらの体力が落ちたことが原因だと思うのだが、昔は蚊がいるのを見つけたら、目で追いながらタイミングを見計らって、『パチン』。子供の頃など、わざわざ腕を出して蚊が刺した瞬間に、筋肉に力を入れ針を抜けなくして『パチン』。
こんな技が使えたものなのに・・・。
最近は、まず視界に入った蚊を目で追って『パチン』。10回に1回ぐらいしか成功しない。また、手の届かない蚊を殺虫剤でと、一瞬目を離して殺虫剤を手に取ると、すでに視界から消えている。
寝る前に、部屋中に殺虫剤を撒いたりして寝るのだが、夜中に刺されて目が覚める。こちらの蚊は刺された瞬間に痒くなり暫く続くのだが、朝、目を覚ます頃には痒みがなくなっているのだけが取得だ。

年末、日本へ帰った時に近所のイケアへ行ったら、何故か大量に安売りしていたシンプルな蚊帳が売られていたので、買ってきました。東南アジアではよく見られるタイプでこちらでも売っているとは思うのですが、イケア製の蚊帳をベットにセットして寝ています。天井から直に吊るせないので、チョット斜めで完璧ではありませんが、これで悩みから開放されそうです。

*この写真を見て「これはシンデレラネットといわれるものです。」と教えてもらったので、表題を書き直しました。

ジャカルタの建築模型屋

2007年01月16日 | ジャカルタ通信
先日、現在進めているプロジェクトの建築模型の製作現場に行ってきました。
インドネシアで実際に建てる建築の値段は日本と比べると、三分の一ぐらいだが、模型になると更に比べ物にならないくらい安い。どんなところで作っているのか、一度は見ておかないと話しにならないと、行ってみて納得。


ジャカルタ市内から車で最後はがたがた道を1時間半。近郊の町中の低所得者層(?)の住宅街の外れにある、住居兼作業場の半屋外の場所でで作っていました。


それにしてもこんな作業環境でよくこれだけのものが作れるものだと、ただただ感心してしまいました。

クリスマス ダイビング

2006年12月26日 | ジャカルタ通信
年末最後の3連休を利用して、今年3回目のバリ島へ行ってきました。

ダイビングの楽しみの一つに、色々な人たちと知り合えることがあります。一期一会の人たちが多いですが、何回か会う人たちもいます。

若いときから、東南アジアを放浪し、今度バリ島のサヌールにダイビングショップをオープンさせるという関西のペア。今回は物件の契約やらの合間に師匠のところで最後のファンダイビング。これから暫くは仕事でのダイビングで楽しむ余裕はないでしょう。

仕事の関係でジャカルタへ家族と一緒に来て、そのままバリ島バケーションのイギリス人家族。旦那は香港出身の中国人で奥さんは純粋?のブリティッシュ。何故か旦那は同業者。男女二人の子供達と、その娘のボーイフレンド。

名古屋から10年以上毎年のように、訪れているという夫妻。旦那さんはスパーマリオ似のサーカー好きで、ボランティアで高校生相手の審判をしているという。今回、奥さんは体調が芳しくないとのことで、ダイビングはせず、ショップで旦那を待ちながらの読書三昧。

最後は韓国人のハネムーンナー。奥さんはファンダイビングを楽しんで、旦那は一日中、本とにらめっこでオープンウォーターの講習でした。

何故か、今回は皆さんペアーやファミリーで私だけがシングル。チョット寂しく、また2日間のダイビングで物足りなさもありましたが、今年最後でリフレッシュしてきました。


一緒に潜ったHさんから写真が届いたのでUPします。
アメッドの沈潜スポットで最近戻ってきたというギンガメ鯵の大群に遭遇することが出来ました。写真ではちょっと見づらいけれど、目の前で見る回遊魚はかなり迫力があります。
手前に写ってるのが私です。

打ち止め

2006年12月18日 | ジャカルタ通信
今年、最後のゴルフ。
コースはジャゴラヴィという45ホールあるゴルフ場で、ジャカルタから南ボゴール方面へ向かい車で45分ぐらいのところ。
ここは、日本のゴルフ場のようにアップダウンがかなりある難コースで、二度と行きたくないという人が多い。
今年最後と、かなり意気込んで望んだのだが、最悪のスコアーで締めくくりとしては、納得のいかない恥ずかしいものになってしまった。
しかし、コースはとても綺麗で、インドネシアらしいうっそうとした緑の中のコース。


ここは打ち下ろしのダイナミックな一番ホール。
朝もやの中のティーショットでは最高のショットだったのだが・・・。


雨季に入ってはいるが、今日は最高にいい天気。
ここは何番か忘れたけれど160mぐらいのショートホール。インドネシアはほとんどのコースがメートル表示でどうも距離感がつかみにくい。


インドネシアではコースにこのように子供達がいて私達に声援をおくってくれることがある。何故かナイスショットだと「ニッポン!チャチャチャ!ニッポン!チャチャチャ!」


ということで、今年のゴルフも打ち止め。4月から44ラウンドで平均97.4というスコアー。来年は平均で95は切りたいものです。