大震災から1週間を過ぎて思うこと

2011年03月19日 | ジャカルタ通信
2泊2日で日本へ帰っていた3月5日の日本一の富士山。7日にジャカルタへ戻り、そして・・・。

それは、妻からの最初のメールから始まった。「怖いよ~」このメールを貰った時点では、既に日本でかなり大きな地震があったとの情報は入っていたのだが、最初は地震とは結び付かなかった。「何が?」という返信に「震度6だって!」と受信。その時点で、留守宅の浦安もかなり揺れたんだろうとは思ったが、まさかあのような大惨事が起こっていたとは・・・。その後、インターネットや周りからの情報で徐々に実際に起こったことが判り始め、TV映像での地震直後の様子や津波の状況を見ても、まさかあの阪神大震災以上の被害にあっているとはとても思えなかった。
妻は外出先で近くの広域避難場所に一旦避難した後、3時間ほど歩いて自宅に戻り、液状化が起こってる様子などを知らせてきた。

毎日、放映される地震後の津波や東日本の被災した様子を映像で見ながらも、実体験ではないためか世界各地で起こった大惨事を映像で見ていたのと同じ感覚が、どこか自分の中にあることに愕然とし、今何ができるかと自問自答の毎日である。ボランティアで被災地まで行って直接被害にあっている人たちの支援ができるわけでもなく、取りあえず今できることは色んな機会で、義捐金を寄付することぐらいである。インナーネットでの寄付は、決済方法をクレジットカードにすればなんの苦労もなく、キーボードを叩いてクリックすればことたりる。

日本人はいままでに幾多の困難を乗り越えてきたDNAをもっている。今回の大惨事も現在進行形ではなく、歴史の中の出来事になることを願うばかりである。

ところで、5年間続いたジャカルタ通信もそろそろ終わりに近づいてきた。
来月からは?通信になります。

乞うご期待!!