レバラン休暇2010・イン・イスタンブール&カッパドキア

2010年09月19日 | ジャカルタ通信
今年のレバラン休暇はトルコ共和国。

9月10日午前1時ジャカルタ発のカタール航空でドーハ経由、イスタンブールには昼の12時半ごろ到着。ジャカルタとは4時間の時差があり、ドーハでのトランジットを入れて約15時間の旅。

チェックインしたホテルは旧市街にあるプチホテルで、裏道に面しており周りは道路を椅子とテーブルが占領しているような通りで、イスタンブールの雰囲気が溢れている。
ここからは有名なアヤソフィヤやブルーモスクまたグランドバザールなどが近く、歩いて行けるところでとても便利。

先の写真はブルーモスクの愛称で呼ばれている「スルタンアフメッド・ジャーミィ」で、オスマン朝時代の最高傑作建築といわれている。


■ブルーモスク内部



 内部は青を主体としたタイル模様で、非常に均整のとれた美しさが醸し出されている。


■アヤソフィア博物館



 こちらはブルーモスクよりもはるか1,300年ほど昔にビザンチン帝国時代にギリシャ正教の教会として建てられ、その後オスマン帝国時代にイスラムモスクに改築し、現在は博物館として機能している「アヤソフィア」。

■アヤソフィア内部



内部はモスクに改修された際に偶像崇拝を禁止しているイスラム教により、キリストの壁画などが無残に剥ぎ取られている。長い歴史の中で侵略、征服が繰り返されながらも現在のトルコ共和国では歴史の事実として貴重な文化財として保護されている。
トルコでは政教分離が徹底されていて、ここアヤソフィアではイスラム教徒もキリスト教徒もお祈りは許されていないという。


■グランドバザール



 こちらは約4,400件のお店が軒を連ねる屋根付き市場。その昔は市民が集まる市場として栄えたようだが、今ではほとんどが観光客相手のようだ。


イスタンブールで一泊した後、ボルポラス海峡を挟んでアジアサイドにあるハイダルバシャ駅から夜行寝台電車で首都アンカラへ。朝7時半にアンカラ駅へ着きそこからは、バスで途中観光しながらアナトリア高原中央部にある世界遺産のカッパドキア。

■ギョレメ国立公園周辺にある奇岩の愛称「ラクダ岩」



■キノコのような奇岩



これらの奇岩は数億年前の火山噴火による火山灰と溶岩が積み重なってできたできた地層で、長い年月の風化によりできた自然の景観である。最近は地球温暖化現象により浸食が激しくなっているという。


カンパドキアでの宿泊は所謂洞窟ホテル。岩をくり抜いて作った部屋は夏は涼しく、冬は暖かい。




翌日は今回の旅行のメインイベントの気球ツアー。
朝5時半にホテルからピックアップしてもらい、気球ツアーを企画しているツアー会社のオフィスに集結。その後、予約を確認していざ出発かと思いきや、いつまでたっても出発する雰囲気がない。天候によって中止になることもあると聞いていたので不安な気持ちで1時間半くらい待たされていたが、やっと出発するとのアナウンスに皆、安堵の歓声。どうやら、風が若干強かったらしく、様子を見ていたようだ。
気球には思ったよりも多くの全員で24名が搭乗。
 

いざ、出発!!







いやー!!!
最高でした!!!