ダイビング・ブログ(2008年2月7~9日)

2008年02月12日 | ジャカルタ通信
今年のインドネシアでは木曜日が祝日の時に金曜日を一斉休日として4連休にすることを国が決め、先週末がそれにあたっていた。この連休に合わせて年初からダイビング行きを計画していたのだが、どういう訳か休みに入る2日前に急遽、取り消しの決定が公布されるという前代未聞の事態が発生。
スタッフも連休を当て込んでいて、前の日にドタバタと休暇届が届く始末。かく言う私もご多分に漏れず。そんな事言われたって、今さら何かいわんや。という訳で、4回目のバリ島ダイビングに行ってきました。
流石にバリ島も雨期とあって、コンディションはいまいちでしたが、まあ定番ではあるけれどそこそこ楽しめる被写体に出会ってきました。
実は今回の初日が記念すべき200本目のダイビング。先頭の写真は初日のアメッド・ライトウォールでのナポレオンフィッシュ。今まで、何回か出会っていたが200本目を記念するかのように、ゆったりとした勇姿を見せてくれました。




これも定番のトランベン・リバティーレックのギンガメ鰺で、今回はかなり浅瀬で潜ると同時の出現でした。


これまた定番のクダゴンベ。


これもゴンベの一種で、サラサゴンベ、何ともとぼけた顔がたまらない好きな魚のひとつ。


擬態のうまい何とかカサゴ。


マクロでは有名なパタンバイ・ブルーラグーンのオランウータンクラブ。


これも同じポイントのピンクスクワットロブスター。生息している珊瑚の色に溶け込んでいて、判りにくいがとても奇麗なマクロの王者2匹。


これもマクロでイソギンチャクに寄生している体長1cmほどのカニ。名前はマルガザミ。





最後はハダカハオコゼ3種。紫、白、茶とこれも私の好きな魚のひとつ。この魚、潮の流れに身をまかせ、ユラーリ、ユラリととても生きてる生物には思えない。

ダイビングでは魚たち以上に楽しいのが、色々な人たちとの出会いがある。
今回はダイビングは一緒にできなかったが、65歳からダイビングを初め御歳70?歳という兼ねてから噂のK氏。
バリ島20回目というバリオタクでヤクザ商売のN氏。
今回で2回目に出会う、これまたバリ島フリークのスパー関西人のT嬢?。
横浜から来た自称典型的なB型人間というF嬢?。
同じく横浜から来たとても素直そうなK娘。
そして、最後に登場したT嬢の友人でフィットネスS嬢。

3日間の滞在だったが、とても充実して楽しめたダイビングでした。
皆さんありがとうございました。又の出会いを祈念しております。

そして、最後にいつも変わらぬストレスを感じさせぬダイビングを提供してくれるDive Liteのヒロさん。
ありがとうございました。

自宅大公開

2008年02月03日 | ジャカルタ通信
ジャカルタに住んで約2年弱。

最初に住んでいた家は元銀行の頭取が一軒家として住んでいたのを買取り、改造して寮としていたもので20年以上が過ぎていてかなり老朽化が進んでいた。古い家というのは昔から、座敷童やら色々な霊が取り憑いてるような話があるものだが、この家もご多分にもれず噂話が囁かれていた。霊感の強い人間にはかなり感じる事もあるらしく、恐くて住めないと逃げ出した人間もいた。そんな訳で、昨年建替えが始まり今年になって約2か月遅れで竣工し、1週間程前から住み始めた。

インドネシアに限らず、東南アジアの住居は暑さ対策のためだいたい窓が小さく、薄暗くなんとなくじめじめしたものが多いのだが、この建物は大きく開口部を取り開放的で明るくモダンなデザインとした。そのため、ジャカルタの住宅街の中ではかなり際立った印象の建物となっている。



個室住居部分でガラススクリーンの後ろがベット。


ベッド側から見たところで、この写真は1階の個室で一部居住者の要望から2帖ほどの畳床がある。


一応、キッチンもあり2年弱の非常食生活から抜け出す事ができた。


バスルーム


共用部のリビング


共用部の食堂で、実はこの寮では基本的に希望すれば朝夕の食事はメイドさんが作ってくれる。私は料理するのも好きな為、いまのところ朝食だけここで食べることにしている。

ということで、今年からかなり快適な住環境で暮らし始めました。でも、竣工して直ぐに入居したためシックハウス症候群になりそう。日本じゃ許可にならないかも・・・。