『週間タイタニック』100号完成

2007年01月29日 | 『週間タイタニック』作成日記
昨年の5月から作り始めたタイタニック号の模型がやっとのことで出来上がった。約9か月の作成期間。この模型は数年前に毎週発行されていたのだから、発行される毎に作っていれば、100週間かかることになる。ということは約2年弱の期間を要するわけである。これを半分以下の期間で作成したのだから、出来映えは言わずもがな。1週毎にコツコツ作っていれば、もう少し綺麗に出来たとは思うけれど、まあ良しとしよう。
初回のみ98円で99冊は980円だったので、約9万7千円。この他、接着剤や工具、塗装代を入れると費用的には12万円ぐらいはかかってしまった。ジャカルタでの一人暮らしの時間つぶしとして考えたら、やはり2年くらい掛けて作るべき代物でした。この模型を12万円では買う気にはならないし・・・。
サテ、これからの時間潰しは何をしようかしら!

27年ぶり

2007年01月29日 | ジャカルタ通信
会社へ入って最初の海外出張でスマトラ島にあるインドネシア3番目の都市メダンへ行ったのが、27年前のちょうど今頃でした。
そのメダンへ27年ぶりに行ってきました。


当時は日本からガルーダ航空の直行便があり、ガラガラのビジネスクラスで結構贅沢な雰囲気で出張したような記憶がある。結婚して約1年目で長男が生まれて直ぐのこともあり、2週間といわれた出張が2か月になったことに、かなり憤りを感じたことが思い出される。
初めてのインドネシアで兎に角、うっそうとした樹木の緑に圧倒されたのが、印象として残っている。


目的地はメダンから車で約2時間の距離にあり、2つの火山に挟まれた高原地のブラスタギというところ。標高が1300mということもあり、年間を通して熱帯地域とは思えない、とても涼しい場所である。


オランダ統治時代にメダンの避暑地として開発され、今でも高原リゾートの雰囲気をもっている。
今回は遊びではなく仕事で、この近くの山間で湧き水を原料として生産している飲料水の工場での打合せ。インドネシアで一番シェアをもっている「アクア」といわれるメーカー。ほとんど処理をしていない状態のミネラルウォーターで、流石にこういう所じゃないと生産はできないのでしょう。


水が湧き出ている場所は、ここの工場の聖地といった感じで、かなり厳重に管理されていました。





シンデレラネット(所謂蚊帳)

2007年01月19日 | ジャカルタ通信
ジャカルタには一年中、蚊がいる。こちらにきてからずっと悩まされている。住んでるところが2階建ての住居のこともあり、兎に角、蚊が多い。
こちらの体力が落ちたことが原因だと思うのだが、昔は蚊がいるのを見つけたら、目で追いながらタイミングを見計らって、『パチン』。子供の頃など、わざわざ腕を出して蚊が刺した瞬間に、筋肉に力を入れ針を抜けなくして『パチン』。
こんな技が使えたものなのに・・・。
最近は、まず視界に入った蚊を目で追って『パチン』。10回に1回ぐらいしか成功しない。また、手の届かない蚊を殺虫剤でと、一瞬目を離して殺虫剤を手に取ると、すでに視界から消えている。
寝る前に、部屋中に殺虫剤を撒いたりして寝るのだが、夜中に刺されて目が覚める。こちらの蚊は刺された瞬間に痒くなり暫く続くのだが、朝、目を覚ます頃には痒みがなくなっているのだけが取得だ。

年末、日本へ帰った時に近所のイケアへ行ったら、何故か大量に安売りしていたシンプルな蚊帳が売られていたので、買ってきました。東南アジアではよく見られるタイプでこちらでも売っているとは思うのですが、イケア製の蚊帳をベットにセットして寝ています。天井から直に吊るせないので、チョット斜めで完璧ではありませんが、これで悩みから開放されそうです。

*この写真を見て「これはシンデレラネットといわれるものです。」と教えてもらったので、表題を書き直しました。

ジャカルタの建築模型屋

2007年01月16日 | ジャカルタ通信
先日、現在進めているプロジェクトの建築模型の製作現場に行ってきました。
インドネシアで実際に建てる建築の値段は日本と比べると、三分の一ぐらいだが、模型になると更に比べ物にならないくらい安い。どんなところで作っているのか、一度は見ておかないと話しにならないと、行ってみて納得。


ジャカルタ市内から車で最後はがたがた道を1時間半。近郊の町中の低所得者層(?)の住宅街の外れにある、住居兼作業場の半屋外の場所でで作っていました。


それにしてもこんな作業環境でよくこれだけのものが作れるものだと、ただただ感心してしまいました。