こだわりのカレー専門店

2010年05月02日 | ジャカルタ通信
カレーを作り始めて、もう何年経ったことだろう。多分、2度目のタイ赴任で走り始めた頃と同じ時期だったと記憶している。ということは、既に10年以上か・・・。その間、試行錯誤を繰り返しながら、色んな人に食してもらい、ルーや食材なども色々試してみたが、現在行きついたレシピをここで、一度紹介しておこうと思う。
最近は宣伝も行きとどき、カレーのルーだけは切らしたことがない。お土産といっては誰かしらが、カレールーを持ってきてくれる。

【カレールー】
 一番のお気に入りは「コスモ直火焼」。ちょっとマイナーなメーカー物でこれは固形ではなく粉状になっている。詳しい製法は判らないが、窯で炒ったものという印象。
 これに、他のメーカーの固形カレールーを基本的にブレンドする。

【材料】
 ①玉葱
 ②生姜
 ③ニンニク
 ④マッシュルーム
 ⑤しめじ
 ⑥牛肉或いは豚肉
 ⑦オリーブオイル
 ⑧みそ
 ⑨赤ワイン
 ⑩チリパウダー
 ⑪塩
 ⑫胡椒

【作り方】
 ①ミキサーでマッシュルームと水で、ベースのスープをつくる。
 ②玉葱のみじん切りをオリーブオイルで焦げ付かないように、かさが3分の1になるぐらいまでじっくりと炒める。
 ③ニンニクと生姜のみじん切りも焦げ付かないようにオリーブオイルでさっと炒める。
 ④肉は表面に焼き色が着くまで強火で炒め、最後に赤ワインで味付ける。
 ⑤基本ベースのマッシュルームスープの中に上記②~④としめじを入れて、後は弱火でじっくりと煮込む。(この間、こまめに灰汁をとる。)
 ⑥塩コショウは適宜、適当に、また、チリパウダーも適当に使用。
 ⑦1時間ほど煮込んだ後、カレールーを入れ弱火で煮込む。(焦げ付かないようにかき混ぜていることが重要。)
 ⑧適当に煮込み、熱が冷めたら冷蔵庫で熟成させる。
 ⑨いたまないように数日に一回は再度熱を入れて沸騰させる。
 ⑩3日から1週間後に食べ、残りは冷凍保存。(冷凍保存した1カ月ものぐらいは絶品。)

最後に、カレーはライスがなければ始まりません。お米は無洗米だろうが、とにかくよく研ぐことが重要。おいしい日本米が用意できなければやめた方がいい。