ダン・ブラウン作『オリジン』の中のガウディー建築

2019年10月03日 | フリーランサー通信

昨年の11月にスペイン旅行して念願のガウディー建築を見てきたのだが、最近ダン・ブラウンの「オリジン」を読んで作中にガウディーと彼の建築に関する記述が出てきて、とても興味深く読むことができた。「ダ・ビンチ・コード」を初めて読んでからファンになり彼の作品を読んだり、映画化されると必ず観に行っていた。

因みに、彼の作品を列挙すると

『オリジン』はスペインを舞台にした主人公ロバート・ラングドンシリーズで、『天使と悪魔』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『ロスト・シンボル』、『 インフェルノ』に続く第5作目である。

現在ではまだ夢のような人工知能を開発しコンピューター科学で見事な才能を発揮し、〝預言者〟と呼ばれるエドモンド・カーシュなる人物がビルバオのフランク・O・ゲーリー設計のグッゲンハイム美術館で世界に向けてプレゼンテーションをおこなう。ラングドンはここで暗殺されたカーシュのスマートフォンのパスワード探しに、美術館長でもありスペイン皇太子の婚約者のアンブラ・ビルダとともにカーシュが最上階を住居として借りていたガウディ設計の”カサ・ミラ”に向かう。

 

  

 

 

“カサ・ミラ”にあるカーシュの部屋で手がかりを得たラングドンは、『ウィリアム・ブレイク全集』が寄託された”サグラダ・ファミリア”へと向かう。

 

 

ダン・ブラウンの小説に登場する芸術作品、建築物、場所、科学、宗教団体などすべてが現実のもので小説として楽しめるだけでなく、一般教養としても奥が深い。

題名の「オリジン」とはガウディーの言葉「オリジナリティー(独創性)はオリジン(起源)へもどること」からきていることが納得できました。
 

 



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