直6BEAT主義MarkⅡ

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ヴィヴィオ ビストロ の、ドライブシャフトの破れたブーツを交換の巻き その①

2012-09-21 17:41:00 | ヴィヴィオ・ビストロ

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地獄のチューナーの所に来ています。

予約していた、ドライブシャフトの破れたブーツの交換作業を行うためです。

おっ!?

ツナギを新調したようだ。

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今回使うパーツなどです。

破れたブーツは助手席側のフロント、アウター側、1箇所。

どうせ手を掛けるのならば、反対側もやってしまうのが安心だ。

アウターブーツ×2個、インナーブーツ×2個、グリス×2個、

それと、ハブロックナット×2個です。

それから、グリスまみれになるのでパーツクリーナー1本

それに、休憩用のブラックコーヒー。

これで、準備万端。

実は、インナーブーツを買ってくるのを忘れて、

あわてて買いに行ったり・・・(;゜д゜)ァ....s

地獄のチューナーからパーツリストをもらっていたのに、

きちんと確認せず、自分の思い込みの部分で買ってきたもんだから、

作業開始までの大きなロスタイムを作ってしまった。

あああああぁ~( TДT)

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さっそく、作業に取り掛かる地獄のチューナー

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ハブロックナットの緩み防止であるカシメ部分を戻しているところだ。

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超ロングなエクステンションアームを使い、

ハブロックナットを緩める地獄のチューナー

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ミッション側からドライブシャフトを少し抜いておく。

この工具は、EN07エンジン専用なのだ。

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ハブロックナットを外してしまっているので、

そのドライブシャフトの先端に衝撃を与えて、切り離しにかかる。

なんだこりゃ!?

相当な衝撃を加えても、切り離しが出来ないぞ。

地獄のチューナーもこれだけ固着が酷いのは経験がないようだ。

ハブベアリングも交換するとかだと、熱を加えたりして切り離しにかかるのだが、

今回は、そんなメニューを予定していない。

仕方がない、プランBに変更だ。

ローターごと取り外すことにした。

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ロアーアームのボールジョイント部とナックルの接合部のボルトを外し、

ナックルからアームを外そうとするが・・・

ここも固着が酷い。

これだと、プランCだ。

ロアーアーム付きで、取り外すことに。

簡単にあきらめることをしない地獄のチューナー

今、ある環境で出来ることにすばやくスイッチできる賢い漢である。

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タイロットも取り外し、

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ブレーキキャリパーも取り外した。

キャリパーは、ブレーキラインが傷まない様に、紐で吊るす格好にしてあります。

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ストラットとナックルを固定している2本のボルトを緩めておくだけにします。

取り外し時の脱落防止のために入れておくのだ。

ローターや、アーム付きになるので結構な重さになる。

壊したり、怪我の防止ですね。

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先に緩めておいたロアーアームの付け根の部分のボルトを取り外す。

メーンバーから、ロアーアームの付け根部分を切り離します。

ナックル部分にうまくジャッキをかけて、重さでゴトンと落ちないように工夫して、

ストラットとナックルを固定しているボルトを抜き取り、

ゆぶりをかけたりストラットを軽く小突いたりして、ストラットから外します。

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まさか、ローターごと、しかもロアーアーム付きで作業することになるとは・・・

まずは、インナーブーツのところから作業します。

ブーツ自身は交換してしまうので、大胆に切り開いて取り去ってしまいます。

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グリスを極力取り出しします。

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この内側の端にC型のリングが入っています。

これを取り外します。

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それで、フレキシブルジョイント部分の中身を取り出すことが出来るのだ。

ここは伸縮もする構造なのだ。

抜き出すとき、パチンコ玉より少し大き目のボールが6個ありますので、

なくさないように注意だね。

中身の先端は、スナップリングで抜け防止になってるので、

外してやることで中身をバラすことが出来るのだ。

バラした、各パーツをキレイに洗浄します。

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続いて、アウターブーツの部分にりかかる。

固定のバンドをカットしたあと、ブーツも遠慮なく切って取り去ります。

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ここは、内部をバラしてまで洗浄することが出来ない構造だ。

出来るだけグリスを取り出し、パーツクリーナーで丁寧に洗浄。

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グリスの除去が終わったら、このように垂直に立てて、

新しいブーツをセットする準備をします。

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このように、シャフトを大きく動かしながら、なじませるようにグリスを挿入。

グリスの内容量の半分ほど使います。

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新しいブーツをかぶせて、バンドで固定し、アウターブーツ側は完了だ。

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インナーブーツ側は、緑のボックス内にいくらかグリスを挿入しておき、

シャフト先端に部品を組み付けボールも上手くセットしゆっくり挿入します。

すると、ムニュ~っとグリスがあふれ出る感じになる。

そうしないと、中に空洞がある分グリスが少なく封入することになるので、

良くないよね。

後、忘れてはいけないのが、抜け防止のC型リングです。

これをセットし、シャフトをゆっくりスイングするように動かしながら、

グリスをなじませるようにして、使い切ります。

それから新しいインナーブーツをかぶせ、バンドで締め付け終了。

あとは、取り外した逆の手順を行っていくだけだ。

ローターは、グリスで汚れたりしてるので、

しっかりとパーツクリーナーをかけながら、

きれいにウエスで拭き取りました。

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暑いぜぇ~

っと、地獄のチューナー

作業を終えて一服(´ー`)y─┛~~をしています。

パーツ買い忘れによる買出し時間のロスタイム、プランCでの作業と、

想定外のことがあったので、今日は不具合のある左フロント(助手席側)だけの作業とした。

このような状況なのに、片側を短時間でやってしまう地獄のチューナー

すごすぎる。

ロス時間が無ければ、ドライブシャフトが抜けないアクシデントがあっても、

左右の両方をやってしまっていたであろう。

買い物のロス時間が大きかった。

買い物も、きちんと出来ない俺。(´Д⊂グスン

っと、地獄のチューナーが、反対側は、いつやる!?って

おっ!?

まじで、そんなら明日!!

っと、遠慮しない俺σ(`・・´ )

決定です。

ほんとにアリガト!(´▽`)

気分も軽やかに、帰りました。

=へばまんだのぉ~=


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