BOSS コンパクト エフェクター
OverDrive/Distortion OS-2
完全修理を目指して、原因を探っていたら、どうもフラットケーブルが問題のようだ。
PODの基盤とメインの基盤をフラットケーブルでつないであるのだが、断線しているのか、半田付け不良なのか、導通がないようだ。
思い切って、フラットケーブルを取り外し、赤い電線で一本一本半田付けしていきました。
ここまでしなくても、導通の無い箇所だけ電線でバイパスしてあげればよかったと、あとに思うのであった。
さっそく動作確認。
音を出してみたら、オーバードライブ側の音が出ない現象は改善し、オーバードライブからディストーションにリニアに可変していくのだが、歪量が全体的に大きいのだ。
作業中、ちょっと不安がありましたが・・・
やはり完全修理にはならず。
これはこれで、独特の歪なので使えるかも!?
でも、純正の音じゃないのでね。
フラットケーブルを半田付けした箇所の末端に、接着剤が塗布してあり、おそらく半田付け部分から折れてしまわないように保護の役目だと思う。
周辺部品にも付いちゃってまして、これが悪さしているようだ。
完全に取り去るのは難しく、かなり丁寧にやったつもりだが、半田付けするときにランドに溶け込んでしまったらしい。
その部分が半田を跳ね除けてしまうのだ。
なんども半田を付け直したりして、ランドも傷めたり、パターンも切れたりしたので直すどころか、壊してる感じになってきたしまった。
筐体もあまりきれいじゃないので、完全修理は、あきらめることに。
部品取り用にします。
=へばなぁ~=