戦後最大のマネロン!ドイツ銀行とダンスケ銀行の危険な関係
https://youtu.be/G-IahPV0joM
【教えて!ワタナベさん】超ド級のマネーロンダリング!ドイツ銀行とダンスケ銀行の危険な関係[桜R1/12/7]より

本日のテーマは

について、お話をさせて頂きたいと思います。
金融危機以降、危機が囁かれているドイツ銀行。そのドイツ銀行が今抱える最大の爆弾というのは、このダンスケ銀行に絡むマネーロンダリングだというワケです。
ダンスケ銀行というのは、元々はデンマークの最大の銀行でした。この銀行がロシアや中国、マフィアの資金等、約2,000億ユーロ、日本円で約24兆円近いマネーロンダリングに加担していたと言う事で、EU及びアメリカ当局から今、捜査を受けているんです。
この問題が発覚したのは、昨年の12月。しかし、なかなかその調査結果の内容は出てきません。金額的には2,000億ユーロ≒24兆円。
その内の半数近く、半分近くの取引に、ドイツ銀行が関わっていたと言われており、ドイツ銀行に巨額の罰金が科せられるのではないかと噂されているんです。
パナマ文書というのが大きな話題になりました。これは国際的な犯罪資金等を表に出さず、匿名で移動する手段、又、貯金する手段でもあったワケです。

この際も、ドイツ銀行の名前がよく取り沙汰されておりました。
では、このドイツ銀行という名前なんですが、どの様な銀行なんでしょう。
元々、このドイツ銀行というのは、ドイツを主体とするNO.1バンクであります。同時にアメリカでも大きな営業をやっており、アメリカに於いても、サブプライム問題を作った銀行としても知られています。
そしてドイツ銀行はヨーロッパの銀行である為に、アメリカと違い、「銀証分離」(銀行と証券の業務を厳格に区別する規制)というのが行われておりません。
アメリカの銀行の場合、銀行と証券会社を分離しなければならないという法律がありまして、これをグラス・スティーガル法と言います。
ヨーロッパにはこの法律が無いので、銀行も証券も保険会社も全部一体の金融グループになっているワケです。
そして中国と最も関係が深いのが、このドイツ銀行でもあったワケです。

サブプラム以降、アメリカの銀行等が、中国関連の株を全部手放していく中で、ドイツ銀行だけが業務の拡大を行い、結果的に中国関連の資産や利権の多くをドイツ銀行が手に入れる事になりました。
しかし長引くヨーロッパの金融危機の中で、ドイツ銀行は危機的状況に追い込まれていくワケです。

サブプライムを巡る多額の罰金、そして保有する資産の減額。この2つにより、ドイツ銀行は危機的状況に追い込まれていきます。
そして2015年にCoCo債ショックというモノが起きてしまった訳です。CoCo債というのは、一定の条件以下になると、自動的に株式に変換される証券。

これを資本の中に入れていた。これがデフォルトする危機になってしまった。そうなってくると、ドイツ銀行は破綻する事になります。この際、中国を助けたのが、

この海航集団がドイツ銀行の株主になっていきました。そして、アメリカでの債券取引等に深く関わっていったワケです。そして中国の闇の資金の運用等にも利用されているのではないかと言われるのがドイツ銀行だったワケです。
ヨーロッパ以外の地域から、ヨーロッパにお金を移すにはどうするか。ヨーロッパの中の貧しい国、バルト3国、エストニア、ラトビア、リトアニアという、この3国に一旦入金します。
入金されるとEU内は金・人・物の移動が自由である為に、自由にお金を移せます。ですからこのエストニアの銀行に、中国やロシアから、犯罪資金も含めて大量にお金が入っていった。
しかしエストニアは信用が低い為に、アメリカとのコルレス(ドルとの直接決済口座)が無かった。

この仲介をしていたのがドイツ銀行であったと言われているワケです。エストニアに入った資金はドイツ銀行に渡り、ドイツ銀行がドルに両替して、世界を流通した。これがドイツ銀行とエストニアのダンスケ銀行の危険な関係と言われるモノです。
しかし、これにも今、大きな転機がやってきております。マネーロンダリングに対する規制が厳しくなった事で、エストニアに入ったお金を銀行口座を通じてドイツやフランス等に持っていけなくなってしまった訳です。

この為、ダンスケ銀行には、屈強な山岳部隊と言われる人が居り、山岳部隊がお金を、現金を担いで、山を越えて、今スイスにお金を持って行っていると言われているワケです。マネーロンダリングも時代と共に変わります。渡邊哲也でございました。
今年9月26日にロイター通信が報じた「マネロン疑惑のダンスケ銀行エストニア部門元トップ、遺体で発見」というニュースをご存じだろうか。日本ではまったく話題にならないが、この一報こそが欧州でのダークマネーの暗闘劇を伝えるものとして、暗黒街では大きな話題となった。
キーになるのは「ダンスケ銀行」と「エストニア」だ。この2つの言葉には、2000年代の欧州においける「黒い金」の歴史が凝縮している。
経緯を整理するところから始めたい。
01年にアメリカで9・11同時多発テロ事件が起こって以来、アメリカはテロ組織への金融の流れを監視し、犯罪資金、テロ資金根絶に血道を上げている。中心になったのは政府間機関「マネーロンダリングに関する金融活動作業部会」(FATF:マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)だ。
当時まだ黒い世界の市民だった私の印象では、ヨーロッパでFATFが本格的に機能しはじめた元年が06年だ。狙われたのは「神」の名を隠れ蓑に犯罪・テロ資金の洗浄を行っていた暗黒街のメインバンク、バチカン銀行だった。
とはいえEU圏内はシェンゲン協定によって「ヒト・モノ・カネ」が自由に移動できる。外国人の脱税への規制がなくマネーや預金者の情報秘匿性が高い上に、持ち出しも自由なスイスが黒いマネーの最終到着点となっていた。
経由地点は隣接するイタリアだ。マフィア、カモッラ、アンドランゲタなど多数の犯罪組織が存在していることが手伝っていることは言うまでもない。
主な運搬の手段に使われたのはヨーロッパ大陸を走る鉄道。500ユーロ(約6万円)紙幣や証券、ゴールド、ダイヤモンドなどを鞄に詰めた黒いビジネスマンたちは、スイスへの列車旅行を楽しんでいた。
ところが09年6月10日、イタリアの財務警察が、スイスとの国境の列車内で、多額の米国債を所持した50代の日本人2人を逮捕する。税関当局への申告をせず、鞄の二重底に額面5億ドルの米国債249枚などを忍ばせ、実に約1340億ドル(約13兆円!)相当の有価証券をスイスに持ち出そうとしたのだ。この2人が日本の広域指定組織の関係者だったことも、ほどなく黒い住人たちに伝わることとなった。のちにこの有価証券の実に9割が偽造だったことが明らかになったが。
以来、黒いビジネスマンたちによる鉄道旅行は、厳しく監視されるようになる。
欧州マネロン界の雄「ダンスケ銀行」
鉄道でのハンドキャリーを奪われた暗黒街の住人だが、すぐに対応した。協力者として手を上げたのがイタリアの金融機関だ。フェラーリや多くの名レーサーを産んだお国柄だけに、車が使われた。ヘリも投入された。
だが、これらはほどなく使用不能となる。
立ちはだかったのがアルプス山脈だ。陸路にせよ空路にせよ、巨大な山脈が間に存在する限り、使える「路」は限定されてしまう。摘発する側にとって、それは好都合となる。
悩める黒い経済人たちに救いの手を差し伸べた金融機関こそ、デンマーク最大の「ダンスケ銀行」だった。あらゆる「路」が塞がれているのなら、自ら「路」を切り開く――ダンスケ銀行が提供したのは、人には近寄ることすら叶わないアルプスの最難関カ所を人力で走破するという驚愕のサービスだった。
同行と他行の大きな違いの一つが、元山岳特殊部隊や元レンジャー隊員などを闇の行員として揃えている点だ。モンブラン(標高4810m)、マッターホルン(標高4478m)、グランド・ジョラス(標高4208m)などが連なる高山こそ、ダンスケ銀行裏行員の生息域。監視も行き届かないということで、命を懸けて全天候でサービスを提供する「男」の銀行だ。
以来黒い経済人にとってダンスケ銀行こそが最後の砦。ありとあらゆる方法を試みても資金移転が困難になった時、「……ダンスケ、やる?」というのが常套句となっている。日本の暴力団関係者の中には「男助」の字を当てる者もいると聞く。
ダンスケ銀行がここまでマネロンに固執する理由は、東西冷戦崩壊時に遡る。
国家崩壊のプロセスでロシアのブラックマーケットは、国内で儲けたマネーを国外に逃がすことを模索した。欧州の出口として利用されていた地こそ、ロシア国境と海に囲まれたエストニアだ。
銀行にとって犯罪資金の窓口になることは、金融機関の資格を喪失するほどのハイリスクと、濡れ手に粟のハイリターン事業だ。だがダンスケ銀行は臆することなく、これを扱った。犯罪組織との間に築き上げた信用を喪失することは「死」を意味する。
18年には、同行が07年から15年までの間に約120兆円もの資金洗浄に手を貸したこと、ロシア大統領、ウラジーミル・プーチン氏の親族もお得意様の一人であることが報じられた。120兆円でさえ、氷山の一角というのは暗黒街の常識だ。
エストニア部門のトップはこの捜査の重要参考人だった時に行方不明になった。死因こそ明らかにされていないものの、前述した遺体発見の意味は理解できることだろう。
現在ヨーロッパ大陸ではシティのダークサイド部門の金融センターの座を巡って、熾烈な暗闘劇が行われている。
ダンスケの最大のライバルとして名乗りを上げているのが、チェコの古都プラハにある金融機関だ。混乱の中でこそ、長い歴史の中で培われた人とマネーの重厚なコネクションが機能する。またチェコが自国通貨を発行していることも大きく寄与している。国家が通貨を発行しているということは、その国の銀行の信用を担保するからだ。
元経済ヤクザがリポート「欧州金融ダークサイド最前線」 暗闘の日本への飛び火に備えよ
ライブドアニュース 2019年11月5日 現代ビジネスの記事より

アメリカで再びドイツ銀行が注目されています!
ドイツ銀行には大きな謎があります。恐らくアメリカ当局は知っている。しかし全てを明かせない深い闇。それが銀行の業績を悪化させ人員の6分の1のリストラという事態になっている。by 妙佛さん
https://youtu.be/G-IahPV0joM
【教えて!ワタナベさん】超ド級のマネーロンダリング!ドイツ銀行とダンスケ銀行の危険な関係[桜R1/12/7]より

本日のテーマは

について、お話をさせて頂きたいと思います。
金融危機以降、危機が囁かれているドイツ銀行。そのドイツ銀行が今抱える最大の爆弾というのは、このダンスケ銀行に絡むマネーロンダリングだというワケです。
ダンスケ銀行というのは、元々はデンマークの最大の銀行でした。この銀行がロシアや中国、マフィアの資金等、約2,000億ユーロ、日本円で約24兆円近いマネーロンダリングに加担していたと言う事で、EU及びアメリカ当局から今、捜査を受けているんです。
この問題が発覚したのは、昨年の12月。しかし、なかなかその調査結果の内容は出てきません。金額的には2,000億ユーロ≒24兆円。
その内の半数近く、半分近くの取引に、ドイツ銀行が関わっていたと言われており、ドイツ銀行に巨額の罰金が科せられるのではないかと噂されているんです。
パナマ文書というのが大きな話題になりました。これは国際的な犯罪資金等を表に出さず、匿名で移動する手段、又、貯金する手段でもあったワケです。

この際も、ドイツ銀行の名前がよく取り沙汰されておりました。
では、このドイツ銀行という名前なんですが、どの様な銀行なんでしょう。
元々、このドイツ銀行というのは、ドイツを主体とするNO.1バンクであります。同時にアメリカでも大きな営業をやっており、アメリカに於いても、サブプライム問題を作った銀行としても知られています。
そしてドイツ銀行はヨーロッパの銀行である為に、アメリカと違い、「銀証分離」(銀行と証券の業務を厳格に区別する規制)というのが行われておりません。
アメリカの銀行の場合、銀行と証券会社を分離しなければならないという法律がありまして、これをグラス・スティーガル法と言います。
ヨーロッパにはこの法律が無いので、銀行も証券も保険会社も全部一体の金融グループになっているワケです。
そして中国と最も関係が深いのが、このドイツ銀行でもあったワケです。

サブプラム以降、アメリカの銀行等が、中国関連の株を全部手放していく中で、ドイツ銀行だけが業務の拡大を行い、結果的に中国関連の資産や利権の多くをドイツ銀行が手に入れる事になりました。
しかし長引くヨーロッパの金融危機の中で、ドイツ銀行は危機的状況に追い込まれていくワケです。

サブプライムを巡る多額の罰金、そして保有する資産の減額。この2つにより、ドイツ銀行は危機的状況に追い込まれていきます。
そして2015年にCoCo債ショックというモノが起きてしまった訳です。CoCo債というのは、一定の条件以下になると、自動的に株式に変換される証券。

これを資本の中に入れていた。これがデフォルトする危機になってしまった。そうなってくると、ドイツ銀行は破綻する事になります。この際、中国を助けたのが、

この海航集団がドイツ銀行の株主になっていきました。そして、アメリカでの債券取引等に深く関わっていったワケです。そして中国の闇の資金の運用等にも利用されているのではないかと言われるのがドイツ銀行だったワケです。
ヨーロッパ以外の地域から、ヨーロッパにお金を移すにはどうするか。ヨーロッパの中の貧しい国、バルト3国、エストニア、ラトビア、リトアニアという、この3国に一旦入金します。
入金されるとEU内は金・人・物の移動が自由である為に、自由にお金を移せます。ですからこのエストニアの銀行に、中国やロシアから、犯罪資金も含めて大量にお金が入っていった。
しかしエストニアは信用が低い為に、アメリカとのコルレス(ドルとの直接決済口座)が無かった。

この仲介をしていたのがドイツ銀行であったと言われているワケです。エストニアに入った資金はドイツ銀行に渡り、ドイツ銀行がドルに両替して、世界を流通した。これがドイツ銀行とエストニアのダンスケ銀行の危険な関係と言われるモノです。
しかし、これにも今、大きな転機がやってきております。マネーロンダリングに対する規制が厳しくなった事で、エストニアに入ったお金を銀行口座を通じてドイツやフランス等に持っていけなくなってしまった訳です。

この為、ダンスケ銀行には、屈強な山岳部隊と言われる人が居り、山岳部隊がお金を、現金を担いで、山を越えて、今スイスにお金を持って行っていると言われているワケです。マネーロンダリングも時代と共に変わります。渡邊哲也でございました。

キーになるのは「ダンスケ銀行」と「エストニア」だ。この2つの言葉には、2000年代の欧州においける「黒い金」の歴史が凝縮している。
経緯を整理するところから始めたい。
01年にアメリカで9・11同時多発テロ事件が起こって以来、アメリカはテロ組織への金融の流れを監視し、犯罪資金、テロ資金根絶に血道を上げている。中心になったのは政府間機関「マネーロンダリングに関する金融活動作業部会」(FATF:マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)だ。
当時まだ黒い世界の市民だった私の印象では、ヨーロッパでFATFが本格的に機能しはじめた元年が06年だ。狙われたのは「神」の名を隠れ蓑に犯罪・テロ資金の洗浄を行っていた暗黒街のメインバンク、バチカン銀行だった。
とはいえEU圏内はシェンゲン協定によって「ヒト・モノ・カネ」が自由に移動できる。外国人の脱税への規制がなくマネーや預金者の情報秘匿性が高い上に、持ち出しも自由なスイスが黒いマネーの最終到着点となっていた。
経由地点は隣接するイタリアだ。マフィア、カモッラ、アンドランゲタなど多数の犯罪組織が存在していることが手伝っていることは言うまでもない。
主な運搬の手段に使われたのはヨーロッパ大陸を走る鉄道。500ユーロ(約6万円)紙幣や証券、ゴールド、ダイヤモンドなどを鞄に詰めた黒いビジネスマンたちは、スイスへの列車旅行を楽しんでいた。
ところが09年6月10日、イタリアの財務警察が、スイスとの国境の列車内で、多額の米国債を所持した50代の日本人2人を逮捕する。税関当局への申告をせず、鞄の二重底に額面5億ドルの米国債249枚などを忍ばせ、実に約1340億ドル(約13兆円!)相当の有価証券をスイスに持ち出そうとしたのだ。この2人が日本の広域指定組織の関係者だったことも、ほどなく黒い住人たちに伝わることとなった。のちにこの有価証券の実に9割が偽造だったことが明らかになったが。
以来、黒いビジネスマンたちによる鉄道旅行は、厳しく監視されるようになる。
欧州マネロン界の雄「ダンスケ銀行」
鉄道でのハンドキャリーを奪われた暗黒街の住人だが、すぐに対応した。協力者として手を上げたのがイタリアの金融機関だ。フェラーリや多くの名レーサーを産んだお国柄だけに、車が使われた。ヘリも投入された。
だが、これらはほどなく使用不能となる。
立ちはだかったのがアルプス山脈だ。陸路にせよ空路にせよ、巨大な山脈が間に存在する限り、使える「路」は限定されてしまう。摘発する側にとって、それは好都合となる。
悩める黒い経済人たちに救いの手を差し伸べた金融機関こそ、デンマーク最大の「ダンスケ銀行」だった。あらゆる「路」が塞がれているのなら、自ら「路」を切り開く――ダンスケ銀行が提供したのは、人には近寄ることすら叶わないアルプスの最難関カ所を人力で走破するという驚愕のサービスだった。
同行と他行の大きな違いの一つが、元山岳特殊部隊や元レンジャー隊員などを闇の行員として揃えている点だ。モンブラン(標高4810m)、マッターホルン(標高4478m)、グランド・ジョラス(標高4208m)などが連なる高山こそ、ダンスケ銀行裏行員の生息域。監視も行き届かないということで、命を懸けて全天候でサービスを提供する「男」の銀行だ。
以来黒い経済人にとってダンスケ銀行こそが最後の砦。ありとあらゆる方法を試みても資金移転が困難になった時、「……ダンスケ、やる?」というのが常套句となっている。日本の暴力団関係者の中には「男助」の字を当てる者もいると聞く。
ダンスケ銀行がここまでマネロンに固執する理由は、東西冷戦崩壊時に遡る。
国家崩壊のプロセスでロシアのブラックマーケットは、国内で儲けたマネーを国外に逃がすことを模索した。欧州の出口として利用されていた地こそ、ロシア国境と海に囲まれたエストニアだ。
銀行にとって犯罪資金の窓口になることは、金融機関の資格を喪失するほどのハイリスクと、濡れ手に粟のハイリターン事業だ。だがダンスケ銀行は臆することなく、これを扱った。犯罪組織との間に築き上げた信用を喪失することは「死」を意味する。
18年には、同行が07年から15年までの間に約120兆円もの資金洗浄に手を貸したこと、ロシア大統領、ウラジーミル・プーチン氏の親族もお得意様の一人であることが報じられた。120兆円でさえ、氷山の一角というのは暗黒街の常識だ。
エストニア部門のトップはこの捜査の重要参考人だった時に行方不明になった。死因こそ明らかにされていないものの、前述した遺体発見の意味は理解できることだろう。
現在ヨーロッパ大陸ではシティのダークサイド部門の金融センターの座を巡って、熾烈な暗闘劇が行われている。
ダンスケの最大のライバルとして名乗りを上げているのが、チェコの古都プラハにある金融機関だ。混乱の中でこそ、長い歴史の中で培われた人とマネーの重厚なコネクションが機能する。またチェコが自国通貨を発行していることも大きく寄与している。国家が通貨を発行しているということは、その国の銀行の信用を担保するからだ。
元経済ヤクザがリポート「欧州金融ダークサイド最前線」 暗闘の日本への飛び火に備えよ
ライブドアニュース 2019年11月5日 現代ビジネスの記事より

アメリカで再びドイツ銀行が注目されています!
ドイツ銀行には大きな謎があります。恐らくアメリカ当局は知っている。しかし全てを明かせない深い闇。それが銀行の業績を悪化させ人員の6分の1のリストラという事態になっている。by 妙佛さん
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