石破さんが政策の動画を発表されましたが、
果たして中味はあるのか?
という事で、
飯田浩司の「OK,COZY UP!」の番組の中で、
飯田泰之さんが、
分かり易く石破発言を斬っておられます。
沢山会議を作ると言っていますが、
例えば、
地方創生の為の日本創生会議、
地方創生推進機構、
経済総合対応会議と社会保障国民会議
と…会議を作るのは政策ではありません。
皆さんの学校や会社を思い出して下さい。
リーダーシップがあって、
やりたいことが決まっている時は、
所謂「会議」は要らないんですよ。
方針が明確でなく、
責任を取りたくない時、
会議はドンドン増えていく。
会議ってそれを作ったからといって、
何か新しいものが出てくるとは限らないのです。
面倒臭い仕事が増えるだけです。
例えば政府が作るこういった会議は、
現在でも多すぎると私は思っているんです。
そして、もう1つ。
これは批判を気にしてとの事なんですけれども、
全ての議論を公開する…。
これをやった途端に会議は完全に無意味になります。
これ、私自身が総務省なので、
野田大臣の肝いりで作った研究会、
これ全部否非公開なんです。
終って提言書を出した後、
委員全員で「非公開がやっぱりいいね。」と。
何故なら、これ完全に公開にすると、
誰から見られても困る事のない
決まりきった事しか言わなくなるので、
アイデアが全く出てこなくなるんです。
ブレインストーミングの段階で全部公開しちゃったら、
「そりゃまずいよ」って色んなところから文句が出るので、
完全公開の会議で、
我々の様な委員は
別に特に会議に出たからって
お金を沢山もらえるワケでもない、
ホンのバイト料くらいなんですけれども、
そういった中でしたら、
「関係各方面と相談して、慎重に対応すべきです。」
以外の事を言わないですよ。
何か言ったら、
それこそ「唇寒し」という事になってしまうんです。
会議っていうのは帰結を取る会議、国会もそうですし、
例えば自民党の中でしたら、総会という場所がある。
そこが意思決定の場所。
一方で、党で、所謂諮問の為の会議もある。
これはアイデア出しの会議なんです。
アイデア出しの会議では現在様々有る会議でも、
要旨だけで良いと思うんですね。
細かく一字一句出す必要はありません。
出す意味もありません。
出していたら無難なことしか言わなくなる。
それを全部出すとなったら、
官僚から上がってきたペーパーを読むだけの会議になる。
ですから石破さんには、
もっと具体的な…税率何%上げるのかとか、
金融緩和はどういう目安でやるのかとか、
そういう具体的なモノで
首相に論争を吹っかけてもらいたいと思います。
部分部分で、多少の聞き間違いや勘違いがあるのはお許し下さい。
その為にも 飯田浩司の「OK,COZY UP!」を
ここに埋め込みます。
【最新ニュース速報】 2018年9月5日 【飯田泰之】
https://www.youtube.com/watch?v=I64tzNKnS1U