その日ぐらし

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んで謎の中国料理店②

2007-09-26 22:57:33 | Weblog
会社で草投稿からあっぷするのを忘れていました。
で、そのあと。

いつもは気の短い主人。
ビールくるのが遅いとすぐに急がせるのだが、(私はそーゆーのはちょっと勘弁っていつも思っている)
謎の中国料理店ではそういうなりを潜めている。

お腹も八文目でおちついているからだろうか?

本当にビールもなかなか出てこずに待たされた。
一組の中国人グループ(20代の女性グループ)が丁度清算しているのもあって
幹事のような女性がぎゃあぎゃあ言って仕切っている。
言葉が分からないとぎゃあぎゃあとしか聞こえない。

私もあまりの騒然さに目を丸くしていた。

その騒ぎがひと段落してようやくビールがきた。
私はもう飲み物はいらなかったので水。
水もいつの間にかカウンターに置かれていた。

一言あったのかもしれないが、気付かなかった。
そのあともうひとつのテーブル席の中国人もお開きになったようで帰っていった。

そして怖いことが。

気付くと私の右後ろのほうから声がする。
『うう』   うめき声?
『ああ』   変な声だ。苦しい?
それとも
空耳?
いや違う。

少し振り向くと杖をついたおじいさんが立っている。
え?怖い!!見なかったことにしよう。と決心し、無視した。

店員も気付かなかったようで私が気付いてしばらくして気付いた。
息子らしき店員が老人のそばに行き、
『いつからここにいたの?』
『何?何か欲しいの?』
老人は『ああ』と言いながら指を指している。
『あ、この鳥の足が欲しいのね』
それはカウンターに山積みしてあった鳥の足。
『ああ(そうだ)』
『どのくらい?』
『あ、もうてきとうにいれちゃってよ、ママ』
という会話だったのだろうか?
多分中国語で繰り広げられていただろうけど、そういう風に聞こえた。
私ってすごい?

ひょっとすると私が舞い上がっていただけで全部日本語だったりして!?

ありえない。
向こうに人はこの鳥の足が好物なのね。
郷土の味なのね、と痛感。
おじいちゃんから隣の若いグループも気付くとしゃぶりまくってる。



さて餃子も、チャーハンも食べた私たち。
清算に。
ママとおぼしき女性の方に旦那が
『清算お願いします』
ママ『はい、ちょっと待って』
計算する。
ママ『はい、ににさんぜろ です』
え?金額くらいまともにしゃべれない?
らしい。
そんな日本語力だったようです。
一番大事なとこじゃん。

無事にお金もお支払いし、店をあとにしました。

店をあとにしたあと旦那が
『中国人による中国人の為の中国料理だね』と。

巧く言ったものである。

その日はお腹もいっぱいで食べることができなかったけど、次回また行って見て
色々試してみたい。


異国情緒たっぷりの謎の中国料理屋で海外旅行気分。

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