地図のない街

日々金欠に

情報過多 記録と記憶のはざまで

2013年08月05日 22時55分39秒 | 読みました
ここ半年あまりまっとうに読書ができない日々が続きました。
思わぬ休みをもらい、ゆったりと昔読んだ物を再読しました。

職場復帰後、誰それさんに連絡を、と言おうとしたら、
その“誰”がとっさに出てきませんでした。

ふと気付くと、通り過ぎて行った組織の人々の名前と顔がどんどんおぼろげになっています。

日々業務で覚えること、
人の名前と顔を一致させる作業(苦手)、
ツイート、リーダーなどの電子情報。

毎日簡単につける日記、
月を見渡すスケジュール帳。

気づけば膨大な記憶を記録で支えていました。

しかしながら、人の名前と顔は記録ではままならず、
記憶が大きな頼りです。

記憶する(していた)名前が増えるほど、
読書ができなくなってしまいました。


わたしの読書は登場人物にあたまの中で、
ディティールを与えながら進めていきます。
なので、実際に人の名前と顔を覚えるのと、
あまり大差ないようです。

電子情報に加えて、
現実での名前、架空の名前(小説等)で、
情報過多になり読書をすることに重荷を感じてしまうようになってしまったようです。

読書も気分転換の一つ、忘れることは忘れる、
大事なことは覚えているを前提に、読書を再開しました。

まずは『機龍警察』からです。
次は『天冥の標』かな?


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