赤城乳業株式会社の看板商品『ガリガリ君』が値上げしました。
今年度から値上げした商品は各社から、数知れずその中に『ガリガリ君』もあったわけです。
この、値上げの際に4月1日と本日(2日)に、TVCMで値上げのお知らせが流れるそうです。
そのCMで使われている歌が高田渡の『値上げ』というものです。
YouTubeでもTVCMがみれます。
このCMを見て、「いいCMだ!」と思うか「バカにしている!」と思うか、あなたはどちらでしょう。
この歌は歌詞が肝心です。
歌詞を転載するわけにはいかないので、『高田渡』『値上げ』で検索してみてください。
高田渡のライブ盤のCDで「誤解されるならされたい。誤解されるほうがまだいい」と話してる箇所があります。
高田渡の歌は誤解されやすいものが多いです。
逆説的だったり、詩の全体を見渡さないと意味が捉えられなかったりと。
上っ面だけ掬い上げて、皮肉や揶揄を真に受ける人がいたそうです。
高田渡の自伝的エッセイ『バーボン・ストリート・ブルース』なかで、
『自衛隊に入ろう』という歌を聴いて、自衛隊に入隊してしまった人のことや、
この歌を自衛隊で歌って免職になった人のことが書かれています。
タイトルと歌詞の本意は真逆にあるのですが…。
今回、TVCMに使われた『値上げ』という歌は。
映画(?)で紹介していたのかな(?)。
「新聞の見出しをならべると、実はこういうことになります」と。
CMは、新聞の見出しをならべた、歌を使って、
見た目美しい絵面を見せて、巧みに値上げしてごめん!と伝えようとしています。
値上げしなければ、立ち行かないだろうことは「ああ、そうなんだろうな」と感じとれます。
でも、なんでこの歌なの???
商品や製品、はたまた税金を値上げするときは、こういう「言い訳」をしますよ~、という歌を、逆手にとって、
企業が堂々と言い訳ソングにしてしまってるのは、ひらきなおっているなあと、いう印象を受けます。
この歌をこういう風に使われるのは、残念だなあ。
追記。
赤城乳業では、謝罪の歌ということになってるようですね。
今年度から値上げした商品は各社から、数知れずその中に『ガリガリ君』もあったわけです。
この、値上げの際に4月1日と本日(2日)に、TVCMで値上げのお知らせが流れるそうです。
そのCMで使われている歌が高田渡の『値上げ』というものです。
YouTubeでもTVCMがみれます。
このCMを見て、「いいCMだ!」と思うか「バカにしている!」と思うか、あなたはどちらでしょう。
この歌は歌詞が肝心です。
歌詞を転載するわけにはいかないので、『高田渡』『値上げ』で検索してみてください。
高田渡のライブ盤のCDで「誤解されるならされたい。誤解されるほうがまだいい」と話してる箇所があります。
高田渡の歌は誤解されやすいものが多いです。
逆説的だったり、詩の全体を見渡さないと意味が捉えられなかったりと。
上っ面だけ掬い上げて、皮肉や揶揄を真に受ける人がいたそうです。
高田渡の自伝的エッセイ『バーボン・ストリート・ブルース』なかで、
『自衛隊に入ろう』という歌を聴いて、自衛隊に入隊してしまった人のことや、
この歌を自衛隊で歌って免職になった人のことが書かれています。
タイトルと歌詞の本意は真逆にあるのですが…。
今回、TVCMに使われた『値上げ』という歌は。
映画(?)で紹介していたのかな(?)。
「新聞の見出しをならべると、実はこういうことになります」と。
CMは、新聞の見出しをならべた、歌を使って、
見た目美しい絵面を見せて、巧みに値上げしてごめん!と伝えようとしています。
値上げしなければ、立ち行かないだろうことは「ああ、そうなんだろうな」と感じとれます。
でも、なんでこの歌なの???
商品や製品、はたまた税金を値上げするときは、こういう「言い訳」をしますよ~、という歌を、逆手にとって、
企業が堂々と言い訳ソングにしてしまってるのは、ひらきなおっているなあと、いう印象を受けます。
この歌をこういう風に使われるのは、残念だなあ。
追記。
赤城乳業では、謝罪の歌ということになってるようですね。