遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

楽ちん農作業椅子を手作り

2022年10月23日 | ものぐさ有機農業

先回のブログで、昔の組み立て式座椅子を紹介しました。

それに対して、highdyさんから、風呂で使っていた椅子や桶について、コメントをいただきました。

ん!風呂の椅子!💡!  

そうだ、農業作業で、昔、風呂椅子をつかっていた・・・

ということで、昔〜現在に至る私の農作業椅子を並べてみました。

さて、このうちで、腰痛もちの私が、今、もっぱら使っている物はどれでしょうか?

 

 

ヒントは、品物の裏面にあります(陶磁器と一緒ですね(^^;)

 

もう一つのヒントは、私の畑の畝。

ごく普通の畝に見えますが、マルチで全面被覆、通路も覆っています。これは、もっぱら草対策。この様にしておけば、通路の雑草を気にしなくても良いです。夏の農作業が非常に楽です。

この方法の弱点は二つ。まず、幅120㎝のマルチを20㎝位ずつの重なりで覆っていくため、通路を広くとることができません。というより、平らな通路ではなく、ゆるやかな凹面です。なので、通路で作業する場合、4本足の椅子は不安定です。

==>3(家庭用スツール),4番目の品(専用農業椅子)は✖。

20年前に勇んで入手した品ですが、結局、一度も使うことなく、片隅へ。ラベルもついたままです(^^;

二つ目の欠点。マルチは薄いので、接地する部分が細い椅子では、体重が掛かって破れてしまします。

==>1、2番目の品(風呂椅子)は✖。

正解(もっぱら使っている品)は、5番目の黒ブロックです。

なんだこれは?ですね(^^;

ホームセンターで、発泡スチロールのブロック(18.5㎝x38.5㎝x10㎝、3個)を購入し、合成ゴム系ボンド(1本分)で接着しました。色、サイズはお好みの手作り農作業椅子。

この品なら、マルチを破る心配がありません。しかも、軽い。太ゴム紐で、腰に結わえて使うこともできます。両手フリーで移動できますが、ちょっと滑稽な格好(^^;

使ってみて、何より良いのは、高さが高い事です。市販の品はほとんどが低すぎます。ひと株の作業が済んで、次の株に移る時、ギュッと腰を伸ばさなければなりません。この動きが、腰に負担をかけます。この手作り品は、私の作業動線に高さを合わせてあります。ブロックの大きさ、個数を変えて、自分に合った物を作ればいいのです。最初、ホームセンターで売っている一般的な発泡スチロール箱を作業椅子として使ってみましたが、強度不足でした。

また、発泡スチロールでできた箱型の品が、農作業用品として市販されています。でも、たいていは小さく、低すぎます。大型の物もあるのですが、高価です。

  

というわけで、右のブロックが今の私の常用品。

また、仕分けなど、マルチの外で長時間の作業をする時は、左側のスツールを使います。両者とも、比較的、腰高です。

この組み合わせで、ガラスの腰も、なんとか持ちこたえています(^.^)

コメント (14)
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