山本五十六に関する動画で知りました。前線視察の予定の途中で待ち伏せを受けて山本長官機が撃墜されました。 待ち伏せして攻撃する。コチラの手の内が全てばれていることを教えてしまう作戦です(山本長官攻撃の事前情報は米大統領にまであがったほどの重要事項でした)
暗号は解読されコチラの手の内が全て明らかになっていたのです。予定通りなら、山本五十六が殺されるのは最もでした。当然「暗号は解読されている」と考えるのがアナタや私が考える普通の感覚。すぐさま暗号を変更するよネ。
しかし、日本軍は変更しません。分かっていれば攻撃に有利な様に上から攻撃してくるはず。米攻撃機が下から攻撃してきているので偶然の遭遇と考えるというアホ丸出しの論理(レーダーに探知されないタメニ海面近くを飛行していたダケなんだよ) 日本軍は「ただちに暗号解読とは考えられない」 ということでバレバレの暗号をその後も使い続けました。
右の方達が大好きな「特攻隊」 人数・攻撃目標・飛行ルート… 全て米にバレていました。もちろん目的を達する前に多くは撃墜されています。日本軍の特攻機のことをアメリカでは「自殺機」と呼んでいました。
原爆に対して「竹ヤリで戦え」と命令した日本軍。「情報軽視は日本人の民族性」とワタシは思っていました。とんでも無かった。織田信長・豊臣秀吉・毛利元就… 情報を重要視した歴史上の人物は多数イマした。「日本人の情報軽視」という神話。単に昭和の軍部官僚が作った迷信にすぎないようですネ。
PS 山本五十六(やまもといそろく)が2012年の正月映画でした
2012年の正月映画。山本五十六でした。役所広司が演じています。軍人嫌いのアナタも山本五十六は知っても良い人物かも…
「やってみせ、いって聞かせ、やらせてみて、ほめてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
山本五十六
http://isoroku.jp/doga.html
(1分ほど 映画の予告編)