我が国の医療費(主に政府が国民にかけるオカネ)は、OECD27カ国中20位と低位にあります。医療従事者数は病院100床あたり、日本の101人に対して、イギリス740人、アメリカ504人、イタリア307人。効率を目一杯追求するドイツでさえ204人です(World Health Report2000 by WHO)。
それでも日本は世界最高水準の医療を実現しています。すべて自民党前政権や厚労省のおかげですか? な、わけ無いじゃないですか。劣悪な条件にもかかわらず国民一人一人が頑張っているからです。
世界的に見てこれほど劣悪な医療環境にしてしまうまで、医療費を削除しまくってきたのが自民党と官僚でした。小泉のアホウは「聖域無き財政削減」とか言ってました。 政権交代が起こり、医療費も一気に先進国なみになるのかな~ と私は思っていました。しかし甘かった。自分の利権を守りたい官僚が国民を助けて自分のフトコロに入るオカネをへらすわけ無かったですね。
<付記>
上記内容は「木村盛世」(きむらもりよ) ―医系技官― のブログに教えて頂きました
PS 祝島(いわいしま)という名前を覚えて頂けないでしょうか? (ここに原発はいりません)
山口県の祝島(いわいしま)。ワシントン条約保護動物の「スナメリ」が群れをなして泳ぎ、天然記念物の「カンムリ・ウミスズメ」が生息している瀬戸内海に浮かぶ500人ほどが住む小さな島です。この海を埋め立て原子力発電所を作る工事が始まりました ―島民(ジジ、ババ)の必死の反対運動で埋め立ては、遅れを生じているようです
しかし、非常に残念ながら10月29日に島民をだましてブイ9基が設置されてしまいました。美しい「ふるさと」の海に巨大なクレーンをつんだ台船が作業しています。中国電力は09.11.8に庶民に対し、いよいよ暴力行為に及びました。その後のマスゴミ報道です。「おぼれていた人間を助ける、人命救助の行為だった」と中電は主張しているようです。さすがに「殺人未遂」の暴力行為だったとは言わないよね。