竹紫館剣道

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竹紫館道場の情報や日頃の活動などを発信します

第5回桶川べに花杯剣道大会

2007-11-25 | 大会報告
本日11月25日(日)桶川サン・アリーナに於いて開催されました「第5回べに花杯剣道大会」に
竹紫館より中学生・小学生高学年・低学年の3チームが参加しました。



【監督】
 沖田大輔先生

【選手】 中学生
 
 先鋒 佐藤勝哉 次鋒 新藤翔 中堅 小川弘樹 副将 安藤雅浩 大将 佐藤貴紀
【戦績】 リーグ戦敗退(いばらき少年剣友会・板橋警察署少年剣道会)


【選手】 小学生(高学年)

 先鋒 日吉光希 次鋒 水島昴平 中堅 松下純平 副将 萬徳伸之 大将 花見力
【戦績】 リーグ戦敗退(錬武館三上道場・東松舘道場)

【選手】 小学生(低学年)

 先鋒 安藤玲 次鋒 高橋孝太 中堅 仮谷拓馬 副将 松下こずえ 大将 萬徳弘美
【戦績】 リーグ戦1位 (月島警察署少年剣道会・益水館)

【決勝トーナメント】 対解脱錬心館 惜敗。  先鋒安藤選手面を先制するも引き分け。   
<ベスト16>


【戦況】
中学生・小学生高学年ともに全国屈指の強豪チームと同リーグ内の組み合わせ。
選手皆の善戦も一歩及ばず・・・力の差は否めませんが、試合中それぞれ
光るものが見えました。
低学年が奮起し茨城県の強豪益水館さんと東京の月島警察さんとのリーグ戦を制し
決勝トーナメント進出を果たしました。
解脱錬心館さんに敗れはしたものの、ベスト16の成績でした。

選手全員冬の合宿に向け、いい課題が見つかったことと思います。
精神的にも肉体的にも、自分に足りないもの伸ばせるものを冬の合宿や稽古を
通じて身につけてほしいと思います。


本日の大会を運営して戴きました、桶川剣道連盟・桶川剣友会の皆様方に
御礼申し上げます。有難う御座いました。

最後になりましたが、連休中館生たちのため監督、引率をして頂きました
沖田先生本当に有難う御座いました。
そして応援団の皆様方有難う御座いました。



(記事 5ジラ)

第17回つくば市少年剣道錬成大会

2007-11-24 | 大会報告
11月23日勤労感謝の日、宇宙航空開発や研究学園都市で有名な茨城県つくば市
に於いて開催されました表記大会に、竹紫館より中学生・小学生(高学年・低学年)の
3チームが参加して参りました。



【監督】
 沖田先生

【選手】
 中学生 加藤雅樹 新藤 翔  小川弘樹 安藤雅浩 佐藤貴紀



小学生高学年 日吉光希 安藤 玲  松下純平 水島昴平 花見 力


小学生低学年 藤本幹也 松下こずえ 貫井北斗 仮谷拓馬 萬徳弘美
 

 戦績は非常に残念ながら各チーム初戦敗退という結果に終わってしまいました。
日頃の稽古の成果が結果となり表れないのが非常に悔しいところですが、選手も
皆、一生懸命頑張っていました。

夜明け前より選手達を引率していただきました沖田先生有難う御座いました。
また、いつもより増しての応援団の皆様方早朝よりお疲れ様でした。
次回もまた宜しくお願い致します。



(記事 5ジラ)

先生方の稽古

2007-11-22 | 稽古
雪のニュースも届くようになり、天気も本格的な冬模様へと変わりつつあります。
すっかり寒くなってきましたが、皆さんにお変わりありませんか?

日が短く感じられるようになって、もうだいぶ経ちますが
国立天文台のHPによると、さいたま市では今年は12月5日から7日の間が
一年で一番早く日没を迎える頃なんだそうです。
午後4時27分…、数字にすると切ないですね。まだ仕事も終わらない時間でした。
ちなみに、来年2月1日は午後5時8分、3月1日には午後5時36分になるそうです。
冷たく長い夜はまだこれから、家族で寄り添い温かい夜をお過ごし下さい。


早くも中学生がテスト期間を迎え、小学生の稽古の後に残ったのは
ご指導してくださった先生方だけでした。
稽古熱心な先生方の気迫のこもった稽古の様子を。


撮影の腕が悪いですね。相変わらず躍動感のない画像ですいません。
構えについて熱心に議論・研究などもされていました。


こちらは内田副館長先生です。
体も回復され、少し前から稽古でご指導に復帰されています。嬉しいですね。
ブログもご覧になっていらっしゃるそうなので、私も元気をいただきました。
これからも子供達へのご指導を、どうぞ宜しくお願いいたします。

先生方の稽古を拝見させていただき、思ったのですが
相手と剣を交えるとは、すなわち剣道においては
個性と人格と品格の会話のようなものなんですね。
基本に忠実である事を常に意識し自分に厳しくあること、
持てる力の限りを尽くして臨むことが、相手への敬意にもなっています。
剣を見て人を知る、とでも言いましょうか。
大物より本物になることを目指さなくてはいけませんね。

(記事 かりんこ)




がむしゃら

2007-11-20 | つぶやき
道場の2階にいるとタッタッタッと軽やかに、急いで駆け上ってくる
足音が聞こえました。
「うわぁー、大変だ!竹刀が割れちゃったー!」と低学年の男の子。
私「代えは有る?」 男の子「はいっ、あります。」息をきらせ、額には汗。

私が手を添える間もないくらいに手際よく取り替えて、またまたタッタッタッタッと駆け足で稽古場へ戻って行きました。

何気ない光景なのでしょうが、剣道に対する前向きな姿勢が伝わってきて甚く印象に残っています。

と、同時に最近わが子に不足している「がむしゃら」さを見たような気持ちになりました。

ポーカーフェイスでクールに決めるのもいいけれど、負けん気むき出しな姿もこれまた見てみたいとも思うのでした。

がむしゃら=一つの目的に向かって勢い込むこと・さま




幼稚園児(年中さん)の二人も竹刀を持ってのお稽古になりました。
基本組に仲間入り


↑(上)基本組さんと、分かり易く説明する上級生(下)小さくってもパワフルです!


(記事 アンドレ)

Don't Think. Feel!

2007-11-15 | つぶやき
「Don't Think. Feel!」(考えるな、感じろ!)

映画『燃えよドラゴン』の冒頭で
ブルース・リーが少年を相手に語るこの台詞はあまりにも有名です。
「It is like a finger pointing away to the moon.」
  …それは月を指さすようなものだ
「Don't consentrate on the finger,or you will miss all that heavenly glory.」
  …指先にとらわれるな、さもなくば全体を見失ってしまう
と台詞はさらに続きます。
(リスニングを頼りに辞書で引いたけど正確かどうかはわかりません)

剣道で相手と向かい合った時、相手のどこを見て動きを制するかと言う話を
婦人部の方としたことがありました。
「大きな山を見るように相手をみろ」そのように水島先生が仰っていたと聞いたんですが
そうは言っても難しいやね、と話したものでした。
懐かしく映画を見ながら、ふと、その話を思い出しました。
“ジークンドー”(截拳道)を創始したブルース・リーの遺品の中には
宮本武蔵の「五輪書」があったという説もありますから
近い捉え方と感じるのも、あながち間違いではないのかも知れません。
理屈やノウハウだけでは到達し得ない、様々な分野の達人に共通するものがあるとすれば
それは冒頭の言葉の中にヒントがあるように思えます。

 

「Don't Think. Feel!」(考えるな、感じろ!)は
どんなシチュエーションにも応用できそうなので、昔から気に入っている言葉です。
ブログの記事を考える時は、これをモットーにする努力をしています。
だから根拠も剣道もあったものじゃない、なんてツッコミは誰にも言わず
一人静かに飲み込んで下さい。

(記事 かりんこ)

立冬の句に寄せて

2007-11-08 | 稽古
菊の香や月夜ながらに冬に入る     正岡子規

暦の上では、時あたかも立冬となりました。
初めて冬の気配が現われてくる日とされています。
まだ秋も深まる前にという感が否めませんが
落葉樹が色づいた葉を落としてゆく様には、細っていく侘びしさもどこか漂っています。
山茶花や木枯らしの便りが届くのも近いことでしょう。
冬支度はお早めにどうぞ。

竹紫館とて例外ではなく、道場の床も冷たく感じられるようになりました。
そんな立冬の日の稽古から。


手前に低学年、奥に高学年と分かれての稽古です。
剣を交えて入り乱れるように交差しながら動く高学年がなかなかの迫力です。


榎本先生と伊谷先輩のご指導のもと、汗も吹き出るほどの稽古でしたが
少ない人数で頑張った低学年。
幼さも残していますが、稽古に臨む顔つきが
以前とは比べものにならないほど引き締まって見えるようになりました。
お疲れさま。

終わってほどなく、袴姿も板についてきた婦人部が堂々の登場です。
おや、久しぶりの顔も見られます。

カメラを向けるとモザイクにしてくれとか縦に伸ばして細長く加工してくれとか
剣道の腕より口の方が達者なので、やむなく遠目からの撮影。
「子供達と婦人部どちらが聞き分けよいですか?」と沖田先生に伺うと
「もちろん子供達だね」即答です(笑)

婦人部はそろそろ防具を揃える段階に入るようです。
子供の使わなくなった防具を体にあてて、サイズを見てもらっています。
「小さくないかしら?」婦人部の方が言うと
「稽古を続ければやせて細くなるから大丈夫です」きっぱりと伊谷君。
「え、太ってるって言ってる?」こういう反応は素晴らしく早い婦人部。
「君はこれ以上言うと墓穴を掘るだけだからやめなさい」
沖田先生や周囲の皆さんに遮られてシマッタ顔の伊谷先輩なのでした。

立冬の女生きいき両手に荷         岡本 眸


(記事 かりんこ)

埼玉県剣道大会

2007-11-05 | 大会報告

11月4日(日)、上尾武道館に於いて第5回埼玉県剣道大会が開催されました。

竹紫館からは
     《個人》 6年の部 松下純平
           4年の部 安藤  玲      
     《団体》   次鋒  水島昂平  以上3選手が蕨市の代表として出場いたしました。

【戦 況】
     
 《個人》 開会式が終わり早速に個人戦第1試合に安藤選手の試合。
      対春日部:秋山選手。時間内に決着つかず判定へ。結果、勝ち。
      二試合へと進み対越谷:伯耆田選手。ここも判定へ。結果、敗退。
      
     続く松下選手。対狭山:五十嵐選手。応援団の期待が深まる中、 有効打決まらずまさかの初戦敗退。残念!!


  《団体》初戦は対行田 次鋒の水島選手(二本勝ち)の活躍もあり勝利 しました。
      二戦目、対川口。蕨チーム、果敢に攻めるも敗退。



惜しい場面もありましたが有効とはならず、もう一歩!!自分に足りなかったものは何か…。今後の稽古の中で意識していけるといいですね。まだ間に合うはずです!

最後になりましたが蕨チームの監督を頂きました手川先生、池澤(英明)先生、引率頂きました池澤(達弘)先生、沖田先生、有難うございました。
また応援団のみなさまお疲れさまでした。


(記事:アンドレ 撮影:5ジラ)



 

「中仙道蕨宿・宿場まつり」出店

2007-11-03 | 行事
江戸時代に整えられた5街道と言えば、東海道・中仙道・甲州街道・日光道・奥州街道。
蕨を通る江戸ー京都を結ぶ中仙道には69宿の宿場があり
蕨宿は規模で5本の指に入る宿場町として栄えました。
起点の日本橋を1番とするなら蕨宿は3番の宿場町です。
ちなみに当時の人達はこの中仙道を江戸から京都まで、男性の足で平均18日、
女性(子供連れ含む)で平均25日程度かけて歩いたそうです。驚異的な健脚ですね。
明治20年代に「双子織」という織技術で全国を制覇し
「機織のまち」として県内綿織物の一大生産地、集積地にもなりました。
「中仙道蕨宿・宿場まつり」は、そんな歴史ある町蕨の商業活動の活性化を図り
昭和59年に開催されて以来、市民参加型の行事として今も尚続いています。

蕨に道場を構える竹紫館でも、いつの頃からかこの行事に出店を始め
売り上げを遠征等の運営費として役立てるようになりました。
そんな訳ですから、このおまつりに賭ける父母会の意気込みは並みではありません。
去年に至っては、店舗設営の為のテントまで購入してしまいました。
準備に手間をかけ、父母会総動員で臨む「中仙道蕨宿・宿場まつり」。
笑って泣いて踊ったこの騒動記を、皆さん、楽しんでご覧下さい。


早朝からの準備、バザー品陳列にはベテランの大先輩があたり、馴れた手順で美しく陳列されていきます。
これがやってみると大変難しい。このノウハウは是非引き継がなければ、大変な事になるでしょう。

今年は榎本先生と沖田先生がお手伝いに加勢して下さいました。
父母会のこのような行事にご理解とお気遣いを頂き、私達としましても大変心強く嬉しい事でした。
お父さん方に混じり、炭火で焼きおにぎりを焼いています。
ご厚意でいつも会場をお借りしている萬寿屋(池上商店様)さん秘伝の
お煎餅のタレをわけていただき、作っている焼きおにぎりですから
それはもう美味しいのは当然な訳です。

模擬店の品数も多い為、下準備でてんてこ舞いの工場内ではお母さん方が
脇目も振らずに作業に没頭しています。


開店です。販売には自慢の最強ママさん小町達が居並びます。
時にはお客さんとのやり取りや仲間内での冗談やお喋りを楽しみながら、商品を捌いていきます。

昼になると人通りも増え、お店にも黒山の人だかりができてきました。


沖田先生がひとたび店先でキラー・スマイルを見せれば…

ご婦人方の人だかり。流石おばさんキラーです。
え、嬉しくない?


お次は子供達の出番です。
館生募集のチラシを持って、いざ、出陣!

店先の最強小町達とは違って、照れてます。恥じらい持ってます。

女の子達のチラシ配りは効果抜群。
「へぇー!女の子もやっているんですか?」
いえいえ、凛々しさも力もお口も、男の子には負けていません。


「織姫道中パレード」が始まりました。
往時は大名行列の通り道で、150年前には将軍家へ御降嫁なさった皇女和宮もお通りなったとか。
こうした大名行列を再現したのが「織姫道中パレード」です。

ミス織姫=ミス蕨という事になります。
「変ね。私に呼び出しがかかってないわ」
「え、裾持ちでもやるの?」
「あなたこそ、足軽じゃなかったっけ?」
竹紫館小町たち、恐るべし。


沿道に溢れる人だかり、若い二人が釘付けといえば

もう一つの目玉イベント、サンバパレード。おまつりも最高潮です。

なぜか私達の店先で浮かれて踊りだす御仁がいて、サンバを踊る美しいお姉さん方がノリも良く
店先で次々とパフォーマンスをしてくれました。
可笑しくて可笑しくて笑いも絶えない小町たちの中で、ラッキーだったのが…

後ろの男性陣。おにぎりなんか焼いていられません。
踊りながらパレードについて行きそうな勢いです。

そんなこんなでサンバパレードが終わると、
もうおまつりも終わっちゃったねみたいな、うな垂れ様の会長に檄を入れ最後のひと踏ん張りです。
バザー品もほぼ売れ、完売の出始めた食品が幾つかでた所で
今年の竹紫館父母会による模擬店出店は幕を下ろしました。

「焼きおにぎりの網を囲み、先生と子供達がほのぼのと焼いている姿がとーっても和みました。
役員さん、お疲れさま!!」(となりのタンドリー・チキン)

「私は見た!サンバに食いつく親父達を。OB先輩達の見事な売りさばきを!
差し入れのサツマイモを焼き芋にして、とても美味しかったです。
反省点として、炭がなくなり火が消えそうになった。
火消し用(炭消し用のバケツ)も欲しい。ちりとりも必要でした。」(とだとんママ)


気になる売り上げは、目標額に少し足りない程度の目標額にほぼ近い金額を達成する事ができました。
このお金は、遠征等父母の会運営費に当てさせていただきます。


最後に、いつも出店にあたり建物の使用を快諾して下さる萬寿屋の池上商店様と荷物の運搬にトラックを
貸して戴きました七条様に厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
また、早朝から片付けまでお手伝いいただきました榎本先生、そして沖田先生に
心よりお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
そして父母会の皆さま、出店にあたり、準備から商品のご提供
お手伝いのご協力まで、本当にありがとうございました。
これからも、変わらぬご理解ご協力の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(記事 小町かりんこ)





無限の和

2007-11-01 | つぶやき
もう駄目だと思うほど辛い登山の時
自分よりへばっている人の荷物を持ってあげることで
自分が少し楽になるという話を聞いた事がある。
そうする事で、心に少し余裕が持てるようになるそうだ。


辛い稽古で声を出す事の大切さは既知の通り。
仲間の為に気合と励ましの声を出す事も大切。
前述の登山の話が本当とするなら、仲間の為に声を出すというのは
自分自身をも奮い立たせる、案外理にかなった方法なのかもしれない。


宿場まつりの出店準備は着々と進んではいるものの
役員さんは道場の雑務処理と平行して準備に取り組んでいるため
当日まで、手抜かりがないかと心配の種は尽きる事がない。
そんな中、自ら協力をしてくれる方も沢山いて
役員さんにとっては本当に心強い。
家庭数が少ない事もあり、役員は2年交代の持ち回りとなり
ほぼ全員の方が一度は経験する仕事となる。
役員さんが猫の手も借りたいほど大変な時に
各々が可能な限りできる協力を惜しまずしてくれる事で
行事も雑務も無事終えることができるのだ。



思いやりのある行動や言葉は連鎖する。
道場という限られた集団の中で、連鎖の端はやがて繋がって「輪」になっていく。
つまり、それが「和」なんだと思える、この頃。
そうやってできた心のゆとりは、
子供達のために。私達のために。そして世界のために。

(記事 かりんこ)