竹紫館剣道

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竹紫館道場の情報や日頃の活動などを発信します

第35回解脱選抜少年剣道錬成大会

2007-10-28 | 大会報告
昨日の大荒れの天気から一転、本日10月28日は秋空の清々しい晴天に恵まれ、
「第35回 解脱選抜少年剣道錬成大会」が北本市の解脱錬心館に於いて開催されました。




この大会は、通常の五人制試合ではなく小学四年生から中学三年生までの七人制試合となっております。

【監督】  沖田先生

【選手】  先鋒  安藤  玲  (小学四年生)
      次鋒  萬徳 伸之 (小学五年生)
      五将  花見  力  (小学六年生)
      中堅  松下 純平 (小学六年生)
      三将  佐藤 勝哉 (中学一年生)
      副将  佐藤 貴紀 (中学二年生)
      大将  加藤 雅樹 (中学二年生)



【戦績・戦況】

◎第三会場  (予選リーグ 敗退)
 
  1試合目  対 谷塚剣友会  (埼玉県東部地区)戦  勝利!!
  2試合目  対 青雲塾剣誠会 (招待団体)     戦  惜敗


◎1試合目  開会式終了後第四試合  午前10時41分試合開始。
 先鋒安藤選手 試合開始直後幸先の良い面で、本日の試合が好発進!(2本勝ち)

つづく次鋒から中堅までの小学生メンバーの活躍で前半3勝1分折り返し中学生に託します。


中学生の先陣を切って、三将佐藤勝哉選手が出場。気持ちの良い引き面で鮮やかにスタート!

副将キャプテン佐藤貴紀選手・大将加藤選手が続き、4勝8本での勝利!!


1試合目終了後次の試合に向け、沖田先生よりアドバイスを受けます。


◎2試合目   第16試合目  午後1時34分試合開始。
先鋒安藤選手が試合開始直後、またしても幸先良く小手を入れて好発進するも返されて惜敗。
次鋒萬徳選手・五将花見選手、流れを変えようと中堅松下選手が善戦するも惜敗。
キャプテン副将佐藤選手が意地の一本を取り一矢報いるも惜敗。
悔しい試合内容に選手・監督・父兄 無言・・・(涙)。

今日の試合の結果を胸に選手全員、更なる練習に励むことを誓い会場である 解脱錬心館を後にしました。


本日、選抜錬成大会を運営して戴きました、解脱錬心館の皆様方に御礼申し上げます。
有難う御座いました。


最後になりましたが、今日一日監督としてご指導戴きました沖田先生有難う御座いました。
そして付添戴きましたご父兄の皆様方有難う御座いました、次回もまた宜しくお願い致します。



(記事 シュガーBross)

雨と剣道の因果関係

2007-10-27 | つぶやき

台風の影響で、今日は朝から冷たい雨が降り続いています。
クルクルと回転しながら日本列島に近づいてくる台風は
天気図の連続写真で見ると、まるで地球を侵す生き物のように見えますね。

子供達が稽古をしていると、時々道場の入り口から話しかけてくる方があります。
「剣道を頑張っているなんて、頼もしいお子さんだ。」
そういう方は大抵の場合、年配の方が多い。
私も含めてそうですが、剣道をやっていなくても
礼儀作法や古い慣習を貫く厳しさを伝える武道である剣道を続ける事が
いかに信頼に足る側面を持っているかを、多くの経験から知っているものです。
社会に出て沢山の方と関わりを持ちながら、知識と智慧を得て初めて
剣道で培った精神や作法が、社会や自分に役立てる糧へと昇華できる事に
子供達はまだ思い及びはしないでしょう。

剣道で飯は食えない

行儀は悪いけど剣道に関わった人なら一度は考えた、或いは口にした通説だと思います。
勉強、つまり知的活動はやはり大事です。
かと言って、剣道を頑張る事が無駄ではない事も明白です。
「見るもの・読むもの」に「働くもの・感じるもの」が加わってこそ健全だからです。
「汗のにおいのする思考がどんどん生まれてこなくてはいけない」
新しい世界、創造的な思考は、そんな人間から生まれてくるのだそうです。

このあたりのくだりは、最近読んだ
外山滋比古(そとやま・しげひこ)氏著書の「思考の整理学」からも少し引用しています。
私にとっては、目からウロコな発想が沢山詰まっていました。
影響されまくりです。

文化の日を挟んだ、今日10月27日から11月9日は読書週間です。
剣道で培った事を活かすには、知的な活動もバランス良く取り入れないとね。
雨の降る今日のような日は、まさに読書の為にあるわけです。


みなさんはどんな本を手に取り、生き方にどんな枝葉をつけていきますか?


(記事 かりんこ)



今日の道場

2007-10-24 | つぶやき
「中学生が、いっぱい来ているよ。」
私の傍に来て、稽古を終えた小学生がこっそり耳打ちしてくれました。
定期考査でお休みしていた中学生を、心待ちにしていたのでしょうか。
可愛いタレこみに思わず頬が緩みます。



先生や先輩というのは、いるだけでピリリとした緊張感を生む存在です。
仕事でも、そんなベテランがいるのといないのとでは取り組む姿勢に違いがあるように
道場でも先生や先輩の存在は大きいものです。
そして先生や先輩方もまた、下に続く館生達がいることで
自分自身を厳しく律する事ができるのだと思います。
老若男女がお互いを尊重し、それぞれがそれぞれの役割を社会に生かす為の基礎が
小さな道場の世界にはあるような気がします。




今日は宿場まつりで出店する、バザー品の値付け作業が行われました。
人が一度は興味を持って手に入れた物って、不思議なオーラを放っていますね。
だって、どれも大して必要ないと思いながらも
つい欲しくなってしまう物ばかりなんですから。
そして、人によって品物に対する価値観が微妙に違うのも面白い。
楽しい値付け作業でした。
お手伝いいただいたみなさん、お疲れさまでした。

なお、バザー品はまだ受付けております。
値付けもあるので、お持ちの際は役員さんに一言声をかけて下さい。
ご協力、どうぞ宜しくお願いいたします。


(記事 かりんこ)

会計さんの頭痛の種

2007-10-23 | つぶやき
春も目前だった今年はじめ、購入してから一年過ぎたヒーターが
故障してしまいました。
今の電化製品は精密な分、些細な事で故障してしまうのですね。
決して安価な物というわけではなく、会計役員さんの頭を悩ませます。
修理に出しても一万円は確実にかかってしまうそうなので
冬まで会長に預けて保留案件としていました。

ところが先日、会長が自ら修理をして下さいまして
無事直って道場に戻って参りました。
会長!いい仕事をして下さいました。さすがです
どうもありがとうございました。

が…
先日故障したプリンターは、どうにもこうにも手の施しようがなく
製造元に修理を依頼することになりました。
会長及び会計役員さんの苦渋の決断です。
みなさん、宿場まつりの出店で取り返すべく頑張りますよ。


それにしても、物を修理しながら大切に使い続けるって
今のご時勢では難しい事ですね。
特に電化製品などは修理する方が買うより高くつくこともしばしばです。
こういう矛盾って、生産性を向上させるためにうやむやにされているようで
非常に後味の悪い思いだけが残っています。


(記事 かりんこ)

剣道らしい話題

2007-10-22 | つぶやき
道場で子供達を見守る婦人部の方に、水島先生が話しかけています。

「なかなか筋がいいね。」
土曜日の婦人部の稽古を指導して下さった先生は
来年早々、婦人部を初段審査会に挑戦させたい意向のようです。
「竹刀を振るのにも力がないものですから…」
トーンを落として呟く婦人部の方に、水島先生がこんな言葉を。

「一眼二足三胆四力、剣道は力ではないんだよ。」

第一に、相手の動き・力量を見抜く眼が必要。見るとは即ち観る事。
第二に、足さばきが大切。ブレのない腰の強さも必要。
第三に、何事にも動じない心の強さが必要、胆(=肝)の据わった者が強い。
第四に、はじめて力が必要とされる。


水島先生は、このようなお話を時々ポツリとさり気なくされています。
勿論、剣道をされる方なら理屈や感覚で理解していると思うのですが
いざ言葉にするとなると、端的に表現するのは難しいものです。
こういうお話、また是非聞かせて下さい。

婦人部のみなさん、そういうことですから頑張ってくださいね


(記事 かりんこ)

第35回近県剣道大会(総和)

2007-10-21 | 大会報告
10月21日(日)総和剣道クラブ主催「第35回近県剣道大会」に
榎本先生総監督の下、小学生団体・個人戦3名が参加して参りました。




団体戦の選手は、先鋒萬徳 次鋒安藤 中堅松下 副将水島 大将花見、の布陣


個人戦は3人抜き勝負。出場選手は、松下こずえ 仮谷拓馬 萬徳弘美の3選手。


選手達は、日頃の稽古の成果を発揮出せずに悔しい結果になってしまいました。
榎本先生より、それぞれが的確なアドバイスを戴きそれを糧に稽古を重ね
次の試合の勝利を目指します!



それにしても、秋晴れのいい天気でした。お昼はみんな揃って外で戴きました。


最後になりましたが、日頃何かとお忙しい中、休日にもかかわらず監督として
選手達をを引率していただきました榎本先生、本当に有難う御座いました。



(記事 松下)


第3回布ぞうり講習会

2007-10-20 | 行事
穏やかな天気の本日、
「第3回布ぞうり講習会」に参加してきました。

慣れた手つきで作成に没頭する方、初めてで感心しながら作る方ありと
お喋りを楽しみながらの講習会も最終日です。


布ぞうりは手間がかかり、数も思ったよりは多く作成できないのですが
それでも各自がコツコツと取り組み、少しづつ集まってきています。
色も形も個性に溢れています。


布ぞうり以外にも、ミシンを持ち込んで髪飾りのゴムも作ってみました。
これがなかなか可愛いのです。

普通に過ごせば何気ない一日ですが
物を作る喜びを通して、充実した一日を実感できたのは収穫でした。
完成した時の達成感は格別です。
たまにはこんな時間を持つのもいいのではないでしょうか。

お忙しい中、3回を数える講習会で講師を務めていただいた竹内さん、
本当にありがとうございました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
来年のビーズ講習、楽しみにしています!!

バザーまでにはまだ時間がありますので、時間を見つけて作成していただき
出品にご協力いただければ幸いです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。


(記事 かりんこ)


格好も大事

2007-10-19 | 婦人部お稽古会
ここ数日天気のよい日が続いていましたが
今日は夕方から冷たい雨が降り始めました。
基本組、小学生は雨にも負けず元気に稽古です。


総務役員さんと沖田先生で今後のスケジュール確認と
子供達の予定を把握しながらの選手調整を、何やら深刻な顔で話し合っています。
遠征試合や学校行事が立て込むこの時期は調整が本当に大変そうですね。


昨日の特練後に行われた、婦人部稽古の様子です。
「そろそろ、胴着と袴を着てみましょう。」
胴着と袴を着ると気持ちも違うという榎本先生の励ましで
気持ちも新たに稽古にのぞみます。

照れる皆さんを丸め込んで記念撮影。
普段着とは違う凛々しさが、なかなか新鮮です。

(記事 かりんこ)

後ろ姿で

2007-10-15 | 稽古
秋になると、今年こそは見ておきたいと思うのが紅葉で色づいた風景。
気象庁の見ごろ予想によると、今年の紅葉は遅れているそうですね。
紅葉するための一定条件があるのか調べてみると、
紅葉や黄葉が進行する条件は、1日の最低気温が8度以下の日が続くと色づき始め
さらに5度以下になると一気に進むとされているようです。
私の腹時計並みに結構正確なようで。

いつも合宿でお世話になっている中央小には大きなイチョウの木があるのですが
この中に銀杏の実をつける木があるのを昨年、散歩していて見つけました。
早起きして早朝に拾いに行くと、晩酌の肴ぐらいにはなるかもしれませんね。



竹刀を届けるため、稽古開始早々に道場に出向くと
館生達が道場いっぱいに広がって並び、竹刀を構えてすり足の稽古をしていました。
普段は稽古も中盤に入る頃、道場へ行っているので
このすり足の稽古の様子は、ちょっと新鮮でした。
背筋を伸ばし、きびきびとした足さばきで動く姿はとても凛々しく見えます。

人間の後ろ姿は雄弁だとよく言われています。
日中の生活を頑張って尚、
道場での稽古に気力と体力を振り絞って汗を流す館生達の後ろ姿。
語らずとも、見る者の心に響きます。


(記事 かりんこ)

第2回布ぞうり講習会

2007-10-13 | 行事
午前中に行われた高学年特練の声をBGMに始まった「第2回布ぞうり講習会」。
気がつくと夕方の低学年特練のBGMに変わっていました

かりんこも念願の参加です。
講師竹内さんを含め4人の参加と少人数でしたが、物作りが好きなメンバーだったようで
昼食もそっちのけで黙々と制作に取り組む私達を心配して
竹内さんがお昼の差し入れをして下さったほど。
時間を忘れるほど楽しいのなんのって。終わった後は心地良い充実感が味わえます。
今回はぷよぷよちゃんが「籠作り」にチャレンジしています。

制作の様子や草履の材料は前回の記事を参照していただき
今回は完成した作品をご紹介です。


かりんこ、2足制作です。手前は記念すべき第1作目「鬼太郎ぞうり」
奥は竹内さんから分けていただいたフリースで子供用を制作。暖かい履き心地です。
ちなみにサイズが違って見えるのは遠近効果ですから(自己弁護)


ママレモンさんが時間を見つけてコツコツ制作してきた作品と。
ママレモンさんは仕上げも丁寧でかりんこの比ではありません。凄いです。


履くとこんな感じです。可愛いー


ぷよぷよちゃん力作の2点。初めてとは思えないほど器用です。参りました


アンドレさん、ママレモンさんにも差し入れいただきました。ありがとうございます。
また、最後までご指導いただきました竹内さん、お忙しい中どうもありがとうございました。

講習会は来週もあります。物作り達人の竹内さんがいらっしゃいますから
ちょっとした小物などもアドバイスいただきながら製作してみようと思案中です。
家にある端切れなどを持ち寄っていただき、楽しく制作しませんか?
みなさん、今度も是非ご参加お待ちしております


(記事 かりんこ)