あんな事こんな事あったもん♪

心の中をイラストや写真付で発信。時折文章だけの時もあり文体は気分次第です。
お付き合いくだされば感謝です。

受けなくてはならないこと・・・

2005-10-26 | 思ったことあったこと
             
夏頃、病院の受付で ご自分が本当に理解できるまで 何度も質問をしておられる80歳ぐらいの老婦人を見ました。
スケッチをゆっくり出来るほどの時間でした。
きっと一人暮らしなんだろうなっと想像した。小奇麗な姿でパンプスはいてイヤリングまでして・・・。
私だったら 根性がないし、面倒くさがりなんで きっと分かんなくてもわかったような顔しているっと思うから すごくエライな~っと感心しました。

ふっと母を思い出しました。何も出来なくなってしまっている母。呆けてしまっている母。
なにが違うんだろう~。同年代でのこの違いは何なんだろう~。
甘えた人生、しっかりと立ってきた人生、好奇心、執着、いろいろな要素を感じるな~。

母は、幼少時の流感か はしかかの熱で、耳が遠くなった障害から脱することができず、
自分のプライドに阻まれ続け、結婚した相手にも(私の父) その障害のために離婚され、
(絶対にそれだけではなかった!っと私は思うが)

お嬢様生活を 私の祖父母が死ぬまで続けられた人ですものね。(戦前は お手伝いさんが二人ぐらいいたそうです)

自分が愛する事を学ばず、人が愛してくれないと文句ばかりで ギヴギブばかりの人でしたね。
自分の母親が分身のようでしたので(喧嘩は凄かったですが)、母親が死んでから おかしくなりだし
阪神大震災から いっさい自分のことができなくなりました。

今は認知症の段階の中の上ぐらいですが、「ありがとう、ありがとう」と言っています。

不思議なくらい 感謝三昧の日々を送ってはります。
呆けている事は 神様からの恵みで 今の母にはとても必要なことだと思います。
呆けているからこそ ベッドに寝たきりになっていても 瞬間瞬間に生きているから
そんなに苦ではないかもしれないからです。

母と同室の患者さん...若い方(50代ぐらいのかた)です。車椅子に座っていても自分で食事は出来ないようです。
もう一人の方もそうでした。デモ意識はしっかりしておられるように見えました。

なんのご病気かも分かりませんが、身体の自由を奪われる苦しみは 想像もつきません。

この世で経験しなくてはならないことは 私たちの浅はかな知恵知識では知ることができないですね。

聖書の中でパウロ師は、神の聖霊に導かれて言われています
「今私たちは一部分しかみていない・・・完全なものがこの世に現れる・・・その時 不完全なものはすたれ、全てが分かる時が来る コリント13」と...。

万物を創られた創造主なる神は、イエスキリストによって 
「あなたにとってその全てが必要だ!」と言われています。

「神の栄光が、あなたの上にあらわれるために」とも・・・。

「わたしがあなたを創った」

「空を飛んでいるすずめ一羽でも地に落ちる(死ぬこと)ことは、わたしの許しなくしてはおこらない!」

ということは我らにもおなじことが言えるわけですね

 創造主はイエスキリストについて

「これは、わたしの愛する子。
         わたしはこれを喜ぶ。
              彼の言うことを聞きなさい。(マタイ17:5)」

私は これらの聖書にあるみことばを固く信じることができる恵みを感謝しています。
人間ですから 私自身は なかなか信じていても うまくいかないことが多いですが
私の中におられるお方が そう言われるのですから信じているのです(ややこしい~~~(笑))



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