誰の絵が好きですか?と聞かれたら
やはり「ゴッホ」と答えてしまう。
ロマンチックに激しく、そして繊細に
自己中心に人生を駆け抜けた人だと聞く。
その時代に私が居たら
絶対に好きにならないタイプだろう。
むしろ嫌いだろうな。
しんどいタイプだものね。
自分に似ているところもあるかもしれない。
しかし、何故か
彼の絵にとても惹かれる。
以前、何てこと無い女性の絵を見て
わけわからない涙が流れてきたことがあった。
絵の具の筆使いのうねり...が心に迫ってきたと思う。
すごい絵の具の量の激しい絵ばかりかと思うと
そうでもなく
綺麗にそして優雅に描いた絵もあったりして。
彼の性格の中の対称性をかんじることができる。
彼の物は全部好きというのではないが
「星月夜」の空の星を
「いとすぎ」を
あんな風に表現できる感性がすごく好きなのだと思う。