その川を飛び越えるんだ！

我が子の前に
小さな川が流れていたとします。
子どもは、
それを飛び越えなければなりません。

あなたなら
どのように言ってあげますかね。

応援してあげますか？
なぐさめてあげますか？
もしくは、
愛を持って
ほっておいてあげますか？


私は、
「せーの！」
と言ってあげます。


目の前にある小川は
幅が広がったり狭まったりしません。
体力の差を横に置くなら、
飛べる人と飛べない人の違いは
気持ちひとつの問題です。

親の役目は、
行けるような気持ちにするだけ、ですね。
なので、
ひとりで行けるなら行かせてあげます。
行けるのですから、
声をかける必要がありません。
行けたあとに、
その頑張りを一緒に喜び合います。


小川を飛び越えられたなら、
同じ幅の
深い深い谷底でも
飛び越えられます。

深さが恐怖を生むだけで
幅は同じなのですから。


「せーの！」