『正義の企画』ブログ 〔ヨイコト ガ ヒョウカ サレル オテツダイ ヲ シタイ〕

日本PR協会認定「PRプランナー」の個人ブログ。
その課題は企画と広報で乗り越えられる!〔終わらない男・米山哲司〕

答えはすぐに出るものばかりではない。だからこそ!

2011-01-18 05:45:04 | Weblog
先日の大阪のセミナー「市民としての発想法とは」のお話。
思っていた内容とは違っていた。
違っていたが、その中にも学びがあった。

〝所有〟についてである。

「作ったモノを、作ったヒトが得られる」と考えた場合、
たくさん作れるヒトは、たくさんもらえて、
少ししか作れないヒトは、少ししかもらえなくていいのだろうか?
を切り口にした話である。

この話がどこへ つながると思います?
「税」や「社会保障」、「福祉」、「民主主義」の話にたどり着くのです。
正確には〝たどり着く〟というより、
陸から出港させられて〝ただ、ただよう〟という感じでしたが。

つまり、モヤモヤをもらいに大阪に行ったような感じである。
それを「学び」と獲れるかどうかは、人それぞれ。

いろいろな意見が出て、
それらは否定もされず、肯定もされず、
「どれもが正解ですね」と言われるという感じに近いです。

まぁ、人生なんて簡単に答えが出るものばかりではありません。
むしろ出ないもののほうが多いでしょう。
答えが簡単に出る単調なものほど、
たいして有効でなかったりすることも多々あります。

ゆえに答え欲しさに、人は何かにおぼれるのですよ、きっと。
「〝何か〟ってナニ?」
アナタの廻りの誰かを想い浮かべてください。
その人がおぼれている〝それら〟がそうですよ。

ワタクシはそれを否定しているのではありませんよ。
「人には支えがいる」という話です。
そして「納得したがる」という話ですね。

しかしながら、こういう考え方も選択肢に入れるといいですよね。
「納得しないまま、それと仲良くしていく」という方法。
これが「大人である」ということかもしれません。


さて、話をもどします。

お世話になっている とある企業がある。
そこのホームページを見ると、スタッフのプロフィールがあり、
こんなことが書いてありました。 (名称は【 】で伏せますね)
  ・・・・・・・
  大学4年
   【 NPO法人A 】で、一年間週2回のインターンシップを行う。
   「ミッション」を軸に仕事をする生き様が
   自分の中で当たり前に感じるようになる。
  2007年
   そのまま【 NPO法人A 】に就職しようと考えるも、
   「NPOに食わせてもらう気か」という某人の言葉に動揺する。
   【 コンサルティング企業B 】にも行きたいといったけど、
   まだ早いんじゃないかと断られる。
   更に親の猛反発を食らったりでめげて、
   とりあえず「社会人」としての経験をつもうと手元にあった内定先へ行く。
  2008年
   「とりあえず」でこなせるほど仕事は甘くはなく、
   元来考えすぎる性格のためか、「ミッション」を感じられない仕事が苦痛になる。
   これでは自分がだめになるし、どうせなら生きたいように生きてみようと、
   もう一度【 コンサルティング企業B 】の門をたたく。
   今度は快諾される。
  ・・・・・・・
この前後にも文章がありますが、この部分だけを抜粋させていただきました。

この「NPOに食わせてもらう気か」の言葉に
動揺する気持ちわかりますね~。
 (それにめげずに今があるのも素晴らしいです)

「食わせてもらう」、スゴイ言葉ですな~。
自分がもらう分くらいは、自分で稼ぎましょう、
ということでもあるでしょう。
個人が100円稼いで、100円もらっていたら、
組織にはお金が残らず、その組織はすぐに消滅しますから
組織にお金を残ることも全体で考えていきましょう、
ということも忘れてはいけません。

この話題と、先ほどの
  ・・・・・・・
   たくさん作れるヒトはたくさんもらえて、
   少ししか作れないヒトは少ししかもらえなくていいのだろうか?
  ・・・・・・・
のお話を組み合わせて考えると面白い。

それらの良し悪しは、引き続き 〝ただよわせる〟ことにしますが、
「働くこと」、「稼ぐこと」、「生きること」などを
考えるいいキッカケにはなるかもしれません。
しかし、考えるならポジティブに考え始めてくださいね。
マイナス思考だと〝何かを投げ捨てる結論〟になりがちですから…。

社会はそうやって支えられている。
ほら、モヤモヤしたでしょ。

楽しめた? 
それとも「面倒だなコイツ」と思った?

そのどちらも受け止める。
それが「正義の企画」!

・・・・・・・
そんなワタクシのイチ押し企画がコレ
これは絶対的に「正義の企画」であると断言!
米山哲司の名にかけて、自信を持ってお届けできます。

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