どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

強い男の最後の活動

2012-02-20 16:07:53 | Weblog
忙しすぎるのう・・・。
サイボーグに見える時がある。ケルヒャーの時とか特にね。
と言われた。

本当にそうなら素敵だね。
泣かなくて済むし、少々のことではヘコタレナイだろうし。

でも、人として生きているので頑張ります。
俺一人の命で、世の中が元に戻るならきっと俺は真剣に考える。
けど、そんなことしたって無駄死にだから俺は俺の出来ることをする。

お家の方を悲しませるような取材クルーはノーサンキューね。
どうか宜しく。

目立ちたい訳でも有名になりたい訳でもない。
花火が終わったら、誰も見向きもしないくらいで丁度いいんじゃ。

だから取材の人は、その辺りを真剣に考えて下さい。お願いします。

リンちゃんを肩車する俺。
先週の稽古の時の写真だね。
毎日、これでいい。
こんな毎日だけでいいのだ。俺は。


さて、土曜日の報告じゃ。
「おはようございます!今日は二軒じゃよ。必要なものはないって。多分、そんなことないと思うけどね。」




それいけ。






たじまたかおさん。


ピアノを運ぶには・・・戦力使い過ぎだね。
もうちょっとレギュラーは分散しよう。
と言っても、あと二軒で終わりだから、ま、いっか。


ケーキのように壊される家を見ると、目眩がする。
仕方ねぇんだけど、なんかね切なく、悲しい気持ちになる。
なので、俺達は少しでもナニカを見つけ出してから壊してもらうようにする。
以前、こんな話を聞いた。
「画びょうを刺して遊ぶのが好きな子だったんですよ。」
「そっか。大きくなったのかな?元気かね?」
「はい、たぶん天国で。」
聞かなきゃ良かった。
ケルヒャーをしていて、壁に画びょうが刺さってた。
お父さんを呼んで、見てもらう。
「こんなとこにも刺してたのかぁ・・・」
そう言ってさ、笑ってたんだけど、泣いた。
俺は、目に岩石が入っただけだから泣いてなんかない。
その人がいなくなってしまったら、モノだけに思い出は残る。
写真や手紙はその人の行動や、活動の残り香のようだ。
画びょうも確かにその子が、そこにいて、そこに刺したもの。
行動という思い出すらも、俺は愛おしく、悲しく感じたものだ。


はい!シンミリしちゃだめ!
キレイ!!


天竺を目指そうか!
左の猪八戒みたいな豚はね、これ、人間なんですよ。
ノリヲっていいます。
一番右の沙悟浄みたいなカッパは雄大。
三蔵がいねぇなぁ。


この日で、【しなっち】はラストだった。
サッサと帰ろうとするダンプに近づいてきた。
「了さん、俺、今日で最後っす。」
「あれ?」
「一年経つんで、色々あって。本当にありがとうございました!」
涙をこらえて、胴上げをしてやった。
奥さんも子どもも失ったのに、よく頑張った。
メールをくれたっけな。
「はじめまして。しなっちと言います。落ち着いたらスコップに参加してもいいですか?まだ、家族が見つかってません。落ち着いたら行きます。」
カツヤから聞いてたから、心の準備運動は終えていたけど辛かった。
初めて参加した日、連棟のアパートだった。
「おう。特別扱いはしねぇ。足手まといになるんじゃねぇぞ?」
「はい。」
いつか、君の息子のへその緒を探しに行ったことがあったなぁ。

忘れられない。
カツヤに電話したっけな。へその緒を見つけた帰りの車の中で。
「へい。見つけたぜ。」
「マジですか??誰が??平さんが???」
「うん。母ちゃん、守ってた。多分。しなっちに見つけさせてやりたかった。」
「いや!!ありがとう!!ありがとうございます!!!」
「どうってことねぇよ。」

君は、ケルヒャーも覚えて(下手くそだけど)俺は本当に助けてもらった。
最初、超ヒョロヒョロで、ダメダメで、カスだったけど・・・。
今、すげぇ強ぇじゃん。

ありがとう、しなっち。
山の上でまた会おう。
天国に近い場所から、君の奥さんと息子に、俺から尺玉を二発、途中に入れるから。
花火師に時間を設定させる。
上げだしてから、何分後かの尺玉二連発は、俺からだ。
届けようぜ。
「俺は心配いらないよ。」
って。


さぁ、日曜日。
5歳の子がいる。
その子のおじいちゃんと、おばあちゃんが亡くなった。
お父さんは同年代くらい。
「子どもが怖がるから、連れて来れないんです。最後にもう一度、家を見せたくて。」
「平了解!(テーラリョーカイ!)」

これじゃ怖い。


「オモチャは捨てずに取っておいてくれ。そして、出来る限り丁寧に洗ってくれよ。」
「はいよ~!」


「どうしても捨てなきゃいけねぇオモチャは、出来る限りスコップ山の下の方に。無造作に捨てられてたら、俺だったら泣いちゃう。」
「平了解!」




「出来る限り丁寧にだぜ!パッと見だけで構わねぇ!」
「あいよ~!!」


オモチャもピカピカ。


ケルヒャー二度がけ!
これで、怖くないよ。


ダンプの上の水色と黒のジャンパーがヤヌシ!
「昨日、子どもが誕生日だったんです。だから、これがスコップ団からのプレゼントとしたいと思います。」
「いいぞ~!!」
「いいぞ~ヤヌシ!!」
「ヤヌシ~!!!!」
「ふなき~~~!!」
みんな盛り上がってたけど、俺はスコップ団の始まりの事を思い出して目に隕石が・・・。
胸がぐるじいぃぃぃぃぃぃぃ!!!


次の土曜でお宅の片付けはラスト。
二軒です。
日曜日は学校。

最後の週、地元のサーファー達がコツコツと頑張ってきた砂浜の清掃を行う。
地元の事は、地元の奴等が。
俺達に手柄なんぞいらん。
彼等が頑張ってきたことの、手伝いをしに行くだけ。

学校はPTA会長。
砂浜は彼等の手伝い。

ただ、それだけをしに行こう。
最後にふさわしい。
ゲリラっぽくていい。
誰にも感謝されずに、終われるのう。
そして、花火で終わり!

もう少しじゃのう!!

告知

2012-02-20 09:50:35 | Weblog
あぶね。
また忘れてた。

本日放送の特別番組。
そのタイトルの題字のデザインをしました。
見てね。
内容も、キッカケはデザイン依頼からでしたが、調べてみるととても興味深く、題字なんてどうでもいいから内容を見て欲しいと思う。

「いのちを守る森の防潮堤をつくろう」
2/20(月)15:50~ 東日本放送にて(宮城県内のみの放送になります)
主演:
植物生態学者 宮脇昭氏(IGES国際生態学センター長/横浜国立大学名誉教授)
輪王寺住職 日置道隆氏

さて、仕事、仕事。

今日は、何があるじゃろ?
災害以外、何でも来~い!

バタンQ

2012-02-20 02:28:51 | Weblog
スコップ、取材、取材、撮影、バスの試乗、打合せ、納品、打合せ、打合せ。
で今日という日が終わりまして、俺の体力も終わりました。
その移動の殆どがダンプっていうのも疲れの原因ね。
ダンプで街中を疾走すると、クラクションを鳴らされます。
恥ずかしいけど、嬉しいね。

さて、写真を選定し、何かしらの所感を述べながら日記を書くなど…
寒いし無理じゃい!!

そんな訳で、明日の報告にご期待下さい。
金曜日の白川中学校訪問編からの三部作です。
スターウォーズや指輪物語みたいだけど、あんまし期待すんなず。

写真は我妻(右)とアタロウ。
俺達は社団法人を立ち上げましたよ。
一般社団法人 日本動物支援協会といいます。
JASAって呼んでね。
宇宙に飛んできそう。
業務内容やら、コンセプトは後日発表します。
代表理事が、俺と我妻です。
頑張るね。
その打合せが、先程2時までかかりました。
しんどいわ!
もう、バタンQ太郎です。
まぶた、おっも!
体、だる!
おやすみなさい。
応援してくださってありがとうございます。
明日、報告します。
てーら りょー。