どぅ-ち-むに-日記

「どぅ-ち-むに-」とは沖縄の方言で独り言。日記スタートから8年!。今年もてーげ(てきとー)な日記をよろしくお願いします

指導と暴力

2013-01-31 08:38:41 | Weblog
バスケ部顧問による体罰により少年を自殺に追い込む悲しい事件。今日は全日本女子柔道の監督によるパワハラと暴力が発覚しました。

人それぞれに指導者像があると思いますが、僕が思うとは名将

1 選手に、末永くその競技を愛してもらえる。

2 選手に伸びしろを持たせる

以上。シンプルです。あと、チームメート同士がずっと親友として付き合っていけるような関係になる事も大切かな。


20歳の頃、沖縄でミニバスのコーチをしていました。沖縄のバスケの関係者達は、それは素晴らしい人が多かった。

しかし中には試合中に言葉の暴力で自チームだけでなく僕のチームの選手まで威圧してくる人間もいた。

ある大きな大会で、うちのチームの選手が誤ってファールをした。全く故意では無いし、悪質でも無く、バスケをしていれば当然あるようなファール。それに対して

『うちの選手を殺す気か人殺し!!』

そう何度もわめき立てた。

その後、言われた選手は当然何も出来なくなった。

そんな発言を試合中何度も言ってもお咎め無し。

試合後と大会終了後に本部に抗議したが返ってきた答えは

『それに負けないようなメンタルの選手を作ってくれ』


ヤ○ザまがいのの恫喝に動じないメンタル持つ子なんて、どんな指導者にも作れないと思うんですケド。。。


審判してる時に、ミスした子供の頭を叩いた監督にテクニカルファール宣告した時も

『一回目は注意に留めよう』

と逆に注意された。


いやいやいや、そしたら選手同士が殴り合っても注意に留めるとかなります?。

暴力や暴言に対しての危機感が皆無だった12年前。今はどうかな?。改善したんだろうか。。。


息子も小学生になり、バスケに興味のある年頃になってきた。冒頭にも書いたが、沖縄のバスケ関係者は素晴らしい人ばかりだ。日本一のバスケ環境だと言える。だからこそバスケ界には昨今の指導者による暴力事件を、他人事と思わず、より強い自浄心を持ち、沖縄バスケ界の宝物である子ども達を守って頂きたいと強く思います。