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「まちがいの狂言」。。。ややこしやー!

2010年12月23日 20時47分07秒 | Theater & Music
世田谷パブリックシアター
「まちがいの狂言」W.シェークスピア「まちがいの喜劇」より。。
The Kyogen of Errors
[作]  高橋康也
[演出] 野村萬斎
[出演] 
野村萬斎/三宅右近/石田幸雄/三宅近成/高澤祐介/深田博治
高野和憲/月崎晴夫/野村遼太/時田光洋/中村修一/宇貫貴雄



2001年に世田谷パブリックシアターで上演され、その後イギリス「グローブ座」
でも上演された「まちがいの狂言」が、12月23日から再上演されます。
先駆けて22日に「友の会特別公演」が開催され観賞を!
今回で2度目の観賞ですが、この演目、本当に誰が観ても楽しめます。
何が楽しいかって?「ややこしや~。ややこしや!」



”ややこしや!わたしがそなたで そなたがわたし、
 そも わたしとは なんぢゃいな?
 ややこしや ややこしや”

終演後には、萬斎さん(世田谷パリックシアター芸術監督)のトークが。
演目の解説、舞台の解説、公共劇場の使命。さらには萬斎さん自身の
「演じる」ことの楽しさ、意義、勉強などなど興味溢れる話を聞くことが
できました。

物語
舞台は、室町時代の瀬戸内海沿岸の架空の小国、黒草。
その敵対国、白草の国の商人、直介には双子の息子(石田幸雄氏の二役)が
おりました。同じ頃、隣国で生まれた父親がいない双子(野村萬斎氏の二役)を
従者として引き取り、一緒に育てていました。
ある日、直介は、妻と二組の双子と共に、旅に出たところ、嵐に巻き込まれ、妻と、
息子の双子の兄、従者の双子の兄と生き別れになってしまいます。
成人した直介の弟たちが生き別れた兄に会いたがったため、直介は諸国歴訪の
旅に出ます。5年たったある日、成人となった弟たちは、双子の片割れを探しに、
母国白草の国と敵対する、黒草の国に上陸して、そこから物語が展開します。
一人二役という設定と、その国での双子の取り違えという物語の内容、もう、誰が
誰だかわかりません。


                 2005年公演より

「シェイクスピア×狂言」から生まれたややこしい物語は
世田谷を飛び出し、日本各地に留まらず
海を渡って英国、米国を巡り
”東と西の幸福なる結婚である”と祝福いただき、なな×なな回
やや!通算五十回を数えるこのたびは
三宅右近師一門を迎え、新しい出演者と配役でややこしや
太陽劇団(テアトロ・ドゥ・ソレイユ)のお招きを受けて
二〇一一年三月に花の都(パリ)で初ややこしや
世界に広がるややこしや
世界に通じる!? Ya-Ya - Koshi-Ya
ややこしくも愉しい大騒動に巻き込まれて
あなたもわたしもややこ しや
ややこしや!

世田谷パブリックシアター芸術監督 野村萬斎


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