Dumvivaにて 8月14日 土曜日 東京ドームの帰り道。友人のS君と。
1本目。
『ポンソ』 ジュブレ・シャンベルタン・キュベ・デュ・ラベイユ
Domaine Ponsot / Gevrey Chambertin Cuvee de L’Abeille 2001
ピノ・ノワール100%
ドメーヌ ポンソ
専門家の間で高い評価があるのがドメーヌ・ポンソです。醸造所はモレ・サンドニ村にありますが、
ジュヴレ・シャンベルタンにも良い畑を所有しています。
徹底してブドウを完熟させることと収量を減らすこと、そして「新樽を使用しない」事が特徴です。
限りなく土壌の味わいを反映させることに力をおいています。
上質な後味の良いブルゴーニュです。
香りが豊かで、ジュブレの印象の堅い雰囲気は全くなし。
上品で雑味のないフルーティーな酸味が口いっぱいに広がり、そして少しずつ沁みこんでいく感じ。
時間が経てばさらに濃さが増してきます。
2本目。
ヴォルネイ・サントノ - ドメーヌ・ルジェ
[1985] Volnay Santenots - Domaine Rougeot
ピノ・ノワール100%
1987年などと並び20世紀最高のヴィンテージといわれる【1985年】
熟成感はありますが、まだまだ若々しさも残しています。
良年らしい凝縮感のある果実味、複雑さがあり、余韻も素晴らしい。
残念なのは赤の看板ワイン、ヴォルネイ=サントノは1haにも満たないため、
ほとんど輸出されることがないとっても希少なワインなのです!!
そして翌日、自宅でオマケの一本。。
カレラ ライアン・ピノ・ノワール[2005]/Ryan Pinot Noir[2005]
チャーミングさエレガントさを両方持ち合わせている絹のように滑らか且つ優美なワインが
ベースにありますが、
2005年はミネラリーと凝縮感、しっかりした骨格と肉付きが良いスタイルとバランスの良さを持つ。
驚くのがこの果実味の凝縮感と完熟した葡萄の旨みの溢れるほど舌の上で踊る味わい。
畑名の由来は、ジム・ライアン氏の名から。
1979年からカレラでヴァンヤード・マネージャーとして、長年、醸造に関って来た人物。
この3本。。。立て続けに飲める事。。幸せな一時でした。