「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を鑑賞。。
マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、
ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンら豪華キャストを迎え、実話を
基に描いた西部劇サスペンス。
1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘
によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに
操り、脅し、ついには殺人にまで手を染める。
ジャーナリストのデビッド・グランがアメリカ先住民連続殺人事件について描いた
ベストセラーノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」
を原作に、「フォレスト・ガンプ 一期一会」などの脚本家エリック・ロスとスコセッシ
監督が共同脚本を手がけた。
3時間26分のロングです。
この長さに耐えられるか!と思っていましたが、ディカプリオ&デニーロの
二人の演技に魅せられての206分間でした。
「強欲さや資本主義、異文化の衝突と融合の物語」とあります。
ネイティブアメリカン オセージ族と富を欲しがる白人。お互いに尊敬しあいながら
も「嘘の尊敬」によってオセージ族の人々の命を奪う。
苦々しくもやりきれない映画です。それでもデカプリオ&デニーロだからこそ
この映画が成り立っている。
確かに長かった。
でもねデジタル全盛!デジタルオンリーと言っても過言ではない映画界。
そんな映画ばかり見ていると本当の映画の良さは伝わらない。
素晴らしい二人のアクターが演じる物語だからこその206分。
淡々としてはいましたが、引き込まれました。
本当に「映画」が好きでよかった!