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「フェイブルマンズ」。。

2023年03月26日 08時45分52秒 | Movie



『フェイブルマンズ』はスピルバーグの子ども時代に由来した成長譚であり、
映画制作に人生を捧げた彼の原点に迫る物語。

事実を寓話に変えていくにあたり、登場人物である自分をサミー、母をミッツィ、
父をバート、3人の妹をレジー、ナタリー、リサと名づけたのだが、“fabelman”
という言葉を思いついたのはスピルバーグではなくクシュナーでした。
“スピルバーグ”の英訳 “play mountain”と、スピルバーグと題材との関係を考慮しつつ、
劇作家や演出家が戯曲をよりよく理解してもらうために、その解釈を強調して書いた
戯曲の要約を表す“fabel”という演劇用語に行きついたのだとか。

幼少期のサミーが映画監督としての才能の片鱗をみせる本編映像もあわせて解禁!
妹らと遊び半分ながらもカメラを回し、映画制作に勤しむサミー。
抜歯のシーンでの吐血表現をケチャップで代用、家中のトイレットペーパーを使用
してミイラを表現するなど、アイデア溢れる表現で映画を撮る楽しさに気が付いてく
微笑ましいシーンとなっています。
誰もが知る巨匠、スティーヴン・スピルバーグが自身の思い出をなぞりながら特別な
思いで制作した、新たな傑作映画『フェイブルマンズ』。

スピルバーグが幼少期に映画に夢中になっていく姿を自叙伝として制作した映画です。
150分という長い映画でしたが、退屈な場面は一つもなく、フィルムを愛し、家族を愛し、
壊れていく家族をも愛しながら自分の目指すものにひたむきに成長していく!

ラストでは映画会社で面接を受けジョン・フォード監督と出会うシーン。
監督室に飾ってある絵をみながら「地平線が下にある映画は面白い」
「地平線が上にある映画も面白い」「地平線が中央にある映画はつまらない」

素晴らしい監督になるまでの映画ではなく、ラストシーンで、フォード監督の
言葉通りのカメラワークでスタジオの通りを歩く背中に、この後は誰もが知っている
スピルバーグですよ!ってね。
クレジットでは「母ミッツィ役のミシェル・ウィリアムズ」が一番上に。
ある意味、スピルバーグのお母さんの映画でもあるかな。楽しめました。


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