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「関ケ原」。。。

2017年09月10日 00時01分08秒 | Movie

映画「関ケ原」観ました。


邦画の合戦映画としてはなかなかのスケールと出来栄えです。

石田三成・・・岡田准一。
三成役をするには奇麗すぎるかと思っていましたが、なかなでした。
今までの三成感は、頭が切れてずるがしこい。秀吉、淀君べったり!
だからこそ加藤清正&福島正則と確執が生まれる。
岡田三成は正義感が前面に出すぎている感はありました。ただ演技が単純かなー。

徳川家康・・役所広司。
三成の策に地団太を踏む!三成の正義?を崩していく演技!竹杖事件への怨念。
実に面白い表情を演技をしていました。

島左近・・平 岳大。
お父様の平幹二郎に負けないくらいの演技力です。真田丸の武田勝頼の時も
同じように感じていましたが、親の七光りで俳優になったとしても、ここまで
くれば本物です。

「関ケ原」=「天下分け目の戦い」。。
その通りですが、この戦、歴史的に深い深い信念と欲望が折り重なっての戦です。

歴史が苦手なひと!一般的には秀吉軍と天下を狙う徳川軍の戦なんでしょう。
それに至るまでの経緯をかなり端折る!武将たちの流れがわからず退屈だったのでは。
そして家康の「竹杖の時、ははらわたが煮えくり返った」というセリフと演技!
島左近のセリフの中に少々あっただけ。「竹杖事件」ってなに?って感じですよね。

この時代の歴史は得意なので、私はすべて知っていて観ています。レビューは酷評が
多いようですが、この映画から何を訴えたかったのかは感じ取れないけれど、
私はね、全体として面白かった!ほんとに全体としてですけどね。

竹杖事件
石田三成がある普請現場の検分をしていた際に何かの拍子で指揮をするための竹杖を
落としてしまった。そこへたまたま通りがかった家康が杖を拾い、三成に渡してやるが
三成「   ・   ・   ・   。」
三成は杖を無言で受け取ると、礼も言わず別の場所へ行ってしまった。

ま、三成が単純に家康を嫌いだったってことですね。

司馬遼太郎の原作「関ケ原 上・中・下」読まないとだめですね。

最期に 赤耳役の中嶋しゅう氏のご冥福をお祈りいたします。


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