ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

アシュケナージ×辻井伸行 アイスランド交響楽団@オペラシティ

2018-11-14 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

一度,辻井さんのピアノを生で聴いてみたいなーと思っていたのですが。
たまたま,チケット発売直後に良さげなコンサートを見つけて,
探しに探して,一番安い席の最後の一席を確保して行ってきました。

職場から歩いて行くつもりでしたが,
ちょうどお休みを取った時だったので,焦らずに行くことができました。



アシュケナージ,有名です。
私でも知ってます。
確か,何かのCDも持ってます。

まずはシベリウス「カレリア組曲 op.11」。
元々劇音楽だったのをシベリウス自身がアレンジして,組曲にした作品。
アイスランド交響楽団は初めて聴きますが,
穴が無くてつかみはOK!
一番安い席なので,舞台上手側3分の1ほどが見えないんですけどね
コンバスが見えないのは残念。

コンマスはキレイな赤毛の女性でしたが,
のだめの峰龍太郎ばりに全身を使っての演奏で,
ついつい目が釘付けに・・・。

続いて,辻井さんの登場!
当たり前ですがお一人では登壇できないので,
指揮者の肩を借りて,後ろからちょこちょことついていく感じで登場されました。
アシュケナージさん,写真で顔だけ見るとちょっと強面ですが,
かなーり小柄な方なんですね!
可愛い

辻井さんが演奏するのは,ショパンの「ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21」。
上手いのはもちろんですが,ものすごーく優しい音なんですね~。
「俺が俺が」と前に出る感じではなく,
オケの音に合わせていらっしゃる感じ。
そして,オケを信じて,ピアニッシモは極限までピアニッシモの繊細な音。
あまり詳しくないのですが,このオケとの相性良さそうだなー,などと。

アンコールは同じくショパンの「ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)」。
ちょっと物悲しい作品ですが,号泣されている方がいらっしゃいました。
何か,思い出の曲なのでしょうか・・・。
そして,カテコの時,写真を撮ろうとして係員に止められていた金髪女性が。
彼女,二部はいなかったんですよねー。
辻井さんの熱烈なファンなのかな。

休憩を挟んで,二部はシベリウス「交響曲第2番ニ長調 op.43」。
これが打楽器大活躍,ホルン5人,トランペット4人(だったかな)とかの,
かなり盛大な曲で,気分も高揚します。
何より,その金管,特にホルンが上手い!!
コンサートに行く度に書いてますが,ホルンは難しいんです。
大事なところで音を外す奏者もザラにいます。
が,ここのホルンは安定した演奏で,更に強弱も自在。
ホルンで,そんな小さい音が出せるんだ!と,感動しました。
何となぁく,海外のオケの方が,金管はいい音な気がするんですよねー。

あ,そうそう,コンマスが赤毛の女性から,イケメン男性に交代してました。
あ,あとあと,あと少しで演奏が終わる,というタイミングで,
ホルン奏者が1人,小走りに出て行きまして。
他の奏者が,出て行った奏者の楽譜を別の人に渡し,
渡された人は自分の楽譜を隣に回し・・・で,演奏を続けてました。
何があったのかな?
お腹でも痛かったのかな
やっぱり生演奏だと,色々ありますねー。

アンコールはシベリウスの「悲しきワルツ」。
金管の出番のない作品で,ちょっと残念。
小作品って,金管は登場しないことが多いですよねー。

いやー,いい物を聴かせてもらいました。
チケットを確保した,過去の自分に感謝しましたよ。

やっぱり,時々は聴きに行きたいですねぇ。



開演前,この状態だったクリスマスツリー。
準備中だなー,と写真を撮ってきたのですが。



終演後に,点灯してた






色が変わるから,連写w
もうクリスマスの季節なんですね~

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