ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「白鍵と黒鍵の間に」

2023-10-23 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

高橋和也君が出演というので、
ムビチケカードを買った映画を見てきました。
ぼんやりしてたら、終映しそうで焦りました

公式サイトに載っているあらすじは、こんな感じ。

昭和63年の年の瀬。夜の街・銀座では、
ジャズピアニスト志望の博(池松壮亮)が
場末のキャバレーでピアノを弾いていた。
博はふらりと現れた謎の男(森田剛)にリクエストされて、
“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、
その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。
“あの曲”をリクエストしていいのは銀座界隈を牛耳る熊野会長(松尾貴史)だけ、
演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、
南(池松壮亮、二役)だけだった。夢を追う博と夢を見失った南。
二人の運命はもつれ合い、先輩ピアニストの千香子(仲里依紗)、
銀座のクラブバンドを仕切るバンマス・三木(高橋和也)、
アメリカ人のジャズ・シンガー、リサ(クリスタル・ケイ)、
サックス奏者のK助(松丸契)らを巻き込みながら、
予測不可能な“一夜”を迎えることに・・・。

ジャズ奏者たちの夢と挫折を描く作品を想像していたのですが、
ちょっと違いましたね…
語弊を恐れずに言うと…バイオレンスファンタジー、ですかねぇ。
会長と謎の男は殺されちゃうし。
南は時空の歪みのような場所に閉じ込められちゃうし。

池松さん演じるクールな南、カッコ良かったです。
森田さんの狂気もさすが。
そして和也君は飄々としただけの人に見えて、
銀座に骨をうずめるしかない男の悲哀も感じられて、
ラスボス感たっぷりでした。

クリスタル・ケイさんの歌や松丸さんのサックスなど、
音楽をたっぷり聴かせてくれる作品なので、
ムーディーなクラブにいるような気分にさせてくれます。
この日は特別な音響で上映するとのことで、
通常料金+200円になってました。

テアトル新宿は初めて行ったのですが、
邦画専門の単館映画館とのことで、
マニアが集っている雰囲気がありました。
劇場の雰囲気も作品に合ってたかな。
ただ、客席がテレコになっておらず、
傾斜も緩やかなので、前に大きい人がくると見づらいかも…
トイレ待ちしている時、後ろに並ぶ方が
「見えなかった…」と話しておられました。

想像していたのとは違ってましたが、
昭和レトロな雰囲気に浸れる作品でした。

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