別チームも観てきました~。
こちらのキャストはこんな感じです。
人見知りでママが大好きなクリント(山本芳樹)
カンボジアからの難民で、英語が全く喋れないレップ(宇佐美輝)
ギリシャからやってきた、やんちゃなテオ(笠原浩夫)
クリントの幼馴染のマリア(緒方和也)
クリントたちの通う学校のウォルシュ先生(関戸博一)
笠原さん&芳樹さんのベテランコンビが、メインの2人を演じます。
大きな5歳児ですが、そこはお芝居なのでね、
違和感なく見られます(´ψψ`)
前回の感想で触れなかったのですが、
この作品、本編には直接関係ないジョーカーが2人出てきます。
カンガルーチームは笠原さん&芳樹さん、
コアラチームは岩崎さん&船戸さん。
ちょっとした頓智クイズを出し合ったり、詩を紹介し合ったり。
なんだろう・・・
これはお芝居なんだよ、という客観的な目の役割というか。
詩は決まったものですが、頓智クイズは色々バリエーションがあるのかな。
それだけでも楽しそうです。
あと、5歳児だけでなく、同時に学校の先生といった大人も演じるのですが、
子供の時はズボンの裾を捲りあげて、大人の時は下してジャケットを羽織って…
というのも面白いですね。
ズボン、しわっしわになってますけど(爆)
前回も書いたように、この作品には色んな国の人物が登場します。
その中で、カンボジアかなぁ…タイかなぁ…カンボジアかなぁ…
1人が原語で詩を読み上げ、
続いて他の出演者が日本語訳を読み上げる場面があるのですが。
これが何ともいえない、しっとりとした
ちょっと心がキュッと締め付けられるような感じなんです。
なんか、いいなぁ、と。
盆の回りで舞台を見守るキャストが、
ただ見てるだけじゃなくて、軽くツッコミを入れたりとかしていて
そういうのを見るのも楽しい作品ですね。
チームで言うと、個人的には断然カンガルーチームが好きです!
「これ、分かる人!」と聞かれて
「はい!はい!はい!はい!」と手を挙げて詰め寄り
「はい、テオ」と当てられて
「僕んち、今後床を~にするんだ!」と
聞いてもいないことを喋る、あの絶妙な間と暑苦しさ(いい意味でw)、
ママママとばかり言って、教室の隅で小さくなってるクリントの
あのじっとり感(いい意味でw)。
いいコンビでした。
この世界には、いろんな国があって色んな宗教があるんだよなぁ…
ということを、改めて考えさせられる作品でした。
かといって、重苦しいわけではなく。
これは是非また上演して欲しいなーと思います。
宣伝しづらい作品だとは思いますが。。。
(チケットの売れ行きがね・・・)