パプリカがすご-く甘くてですね。
そのものとしては美味しいのですが、
パスタソ-スの具材としては甘いかな…?と。
ま、美味しくいただきましたけどね♪
ところで。
サラダバ-は1人1回1皿で、
自分としてはかなり盛り盛りなつもりだったのですが。
甘かったです(爆)
次回は盛り盛りいこうと思います(^m^)
今回は好きな作品になりそうな予感がして、
気合を入れて初日&千秋楽のチケットなどを取ってみました。
…ま、行くまでそのことを忘れていたのですが
初日といっても、今回はプレビュー公演があったので、
それを除いての初日でした。
destinチームの主なキャストは以下の通り。
エリック:林勇輔
マドレーヌ:及川健
エティエンヌ・バリー:曽世海司
ジャベール:牧島進一
ジョバンニ:笠原浩夫
ルチアーナ:松本慎也
今回、ジョバンニのキャスト発表が遅かったんです。
エティエンヌとジョバンニ、どっちかって言ったら
断然ジョバンニの方が良かったのですが、
チケット購入時はエティエンヌしか発表されていなかったので、
曽世さんがエティエンヌのチームの初日&楽を取ったのでした。
でもジョバンニが良かった・・・(ぶつぶつ)
気を取り直して、と。
何から書きましょうか。
今回、映像・美術にマット・キンリー、
照明がニック・シモンズと、
ロンドンのスタッフが初参加です。
背後から照明を当てれば透けて見える素材で作られた壁が
舞台を前後に仕切っていて、
そこにローマの街並みやジプシーの住む森、
パリの町中などの絵が写し出され、
場面転換がとてもスムーズでした。
スムーズなのですが。
「暗い」んですよねー
壁に絵を映し出すためには、
舞台前の照明は落とし気味にする必要があります。
なので、肝心のキャストの表情などが非常に見づらい。
サンモールは最後列でもオペグラ要らずなハコだと思うのですが、
今回は見づらかったです。
また、ピンが無いので
照明操作のみでキャストの顔を明るく照らすのですが、
まだ慣れていないのか、
タイミングがズレたりしてしまっていて、
ちょっとストレスを感じてしまいました。
更に、舞台両端にキャストが出てくるのですが、
そこの照明は、まるで怪談話をする時のような
陰影出まくりの当て方。。。
そこでしか出てこない、マドレーヌの死んだ夫、
シャルルなんて、カテコで出てきて
「こんな人いたっけ?」と思ってしまいました。
レミゼでも思ったのですが、
ロンドンの方の照明って、なーんか暗いんですよねー。
うーん、そうきたかー、って感じでした。
ただ、室内~室外など、場面転換の多い作品なので、
映像を多用することで、流れはとてもスムーズだったことは間違いなく。
・・・難しいですね。
物語は、オペラ座の怪人と呼ばれるエリックの
誕生~怪人になるまで、を描いています。
原作をそのままやると長大なので、
ジョバンニとの交流を描く、ローマまでで終わっていました。
まずは主役のエリックからいきましょうか。
‘化け物’とまで呼ばれる畸形のエリックは
常に鼻から上を覆うマスクをつけています。
外している時は客席に背中を向けたりして、
決して顔は見せません。
役者として、とてもやりづらいことと思います。
林さんは、登場時は声のトーンを上げて子供らしい可愛さを出し、
徐々に母でさえ恐怖心を感じるエリックへ変化していっていました。
ジャベールに捕えられて、檻に入れられたエリックは
見ていて辛かったです。。。
そして、ライフの公演で、ここまで‘主役’が明確な作品は
珍しいな、と思いました。
大抵、主役クラスの役が複数ありますが、
これはエリックありきの作品ですので。
観ているだけで疲れるくらいなので、
やっている方は更に疲れることと思います。
実際、カテコの時の表情は、
やり終えた満足感と、精神的疲労とが混じった、
とても複雑な、悲しそうにも見える表情をされていました。
舞台の外にも役を引きずるタイプの方だと、
辛いだろうなー。
そんなエリックの母、マドレーヌを演じる及川さん。
やっぱり強いんですよね。
及川さん自身の強さが役にも出ている感じ。
最初から母の強さが出てました。
今回印象的だったのはジョバンニ役の牧島さん。
声がすごく良い方なのですが、
舞台俳優って、声が良すぎるのも良くないみたいですね。
今まで‘いい人’な役が多かったのですが、
今回は見事なヒールっぷりでした。
そして、エリックを襲う場面は…
エロい!(爆)
林さんに全然負けてなくて、相当エロかったです(笑)
ライフでは珍しい!
後半のカギを握るジョバンニ役の笠原さん。
お久しぶりですねー。
すっかり恰幅が良くなられて(笑)
お父さん役がハマるようになったんだなぁ、と
しみじみしてしまいました。
ジョバンニの愛情に触れて、
他人に対する信頼を取り戻しかけていたエリックですが、
結局はルチアーナにかき乱され、
再び心を閉ざしてしまいます。
ラストはエリックの絶望感が深すぎて、
心が重くなってしまいました。
見ごたえのある作品ですが、
何度もリピするのは辛いかも…。
でも、見ごたえあります。
最後、スクリーンに「To be Continued」と写し出されるのですが、
ミュージカルでないオペラ座の怪人をライフでやるのはどうだろう…?
などと思いました。
どうでしょう?(笑)
補助席まで出ている盛況ぶりでした。
興味のある方、サンモールまでお運びください。