ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

今更ながらロミジュリ

2007-12-03 09:50:47 | 観劇記&鑑賞記
ふと、藤原君のロミジュリが観たくなりまして。
週末2日にわけて、1幕ずつ鑑賞いたしました。
で、ボロ泣き・・・
バカじゃん(笑)

舞台を映像で観るのはあまり好きではなくて、
ほとんど観ないんですけど、これはいいですねぇ~。
生の舞台も観に行って、そちらももちろん感動したんですけど、
映像で観ると、藤原君の切ない表情や繊細さがとっても良く見えて
新たな感動を呼び起こされるのです。
杏ちゃんの荒さは映像では少々気になりますが、
疾走する若い2人、良いです~

で、ロミジュリといえばずーっと気になっているのですが、
母親と乳母のジュリエットに対する態度、です。
舞台ではそれなりの年齢の人が母親をやりますけど、
実際はすごく若いんですよね。
もうすぐ14才、というジュリエットに対して、
「あなたの年にはあなたを産んだんだから」と言っているので、
どうやら27~8歳。
若っ
ってか、それは可能なのか?
14才の母ってドラマ、あったっけ・・・?
なんてことはさておき、まぁ母親は精神的に幼いまま子供を産み、
パンフにも書いてあったように、夫に頼りきって暮らしているので、
夫の言うことが全てなのだろう・・・ということは何となく分かります。

ただ、乳母はねぇ~。
追放される前夜、ロミオが忍んでくる手引きまでしておきながら、
パリス伯爵と結婚すればいーじゃん、という心変わりが
どうにも解せないのです。
女の幸せは結婚で決まるんだから、先の知れないロミオより、
きちんとした財力のあるパリスの方がいい、という割り切りなのでしょうか。

                  

・・・・・・この舞台で、パリスがもっと魅力的だったら
感じ方が違うのかも・・・・・・
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする