3月11日、ヤクブ・フルシャ指揮プラハフィルハーモニア管弦楽団のコンサートを聴きに
サントリーホールへ行きました。
プログラム
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」第2楽章
ドヴォルザーク/弦楽セレナード
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:三浦文彰
バッハ/無伴奏パルティータ第2番からサラバンド
ドヴォルザーク/交響曲第8番
アンコール
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第1番
1曲目の新世界の第2楽章は
3月11日の公演にあたって一週間前になってプログラムに追加されることが発表になった曲で
その様子は一昨日のエントリーに書いたとおりです。
フルシャはいつも以上にシンプルに、なるべく悲しく聴こえないようにしてたような気がする。
祈りの前にふさわしい、気持ちを乱すことのない静かな演奏だったと思う。
それを受ける弦楽セレナードの第1楽章が、なぐさめるように優しく聴こえてしまった。
気のせいじゃないと思うな。
少なくとも、沈黙の後の余韻をこわしたくないと音楽家なら無意識に考えると思うし、
団員さんたちにもそういう思いはあったんじゃないかな。
優しい楽章に始まってだんだんと元気になる弦楽セレナードを経て、
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
ソリストの三浦さんが悪いわけじゃないんだけど、
コンチェルトだとオーケストラはどうしても『伴奏』なもんで
そういった意味で物足りない~コンチェルトいらん~交響曲がいい~とか思ってしまった・・・ごめんなさい。
や、でも、リズムがタイトなくせにやたら鳴りまくる伴奏に呼応するようなヴァイオリン、
あんな、オーケストラ含めてエネルギーのかたまりみたいな協奏曲は
考えてみたら滅多に聴けるもんじゃないないから、それも貴重か。
ドヴォルザークの8番、
新世界はモダンな感じだったけど、8番の方が生き生きしてるかも。
とにかくこのオーケストラはただ単に美しいだけでなく、生き生きしてる。生気に満ちてる。
アンコールのスラヴ舞曲を聴きながら
あーもうこの人たちとはお別れなんだなぁ~と思ったけど
悲しいというよりも、横浜公演を聴いてからこの一週間、本当に楽しかったー幸せだったーという
感謝の気持ちのほうが大きかったです。
最後は会場が明るくなって団員さんたちがはけても拍手が止まなくて、
フルシャが出てきてくれました。
ああ~次聴けるのは一体いつなのか。
フルシャさんは12月に聴けるけど。
プラハまで飛んで行っちゃいそうだよぅ~。
気が付けば3時間の長丁場でしたが
全然その長さを感じませんでした。
もっと聴きたいと思ったくらい・・・。
それにしても。
余韻にひたる今、フルシャ×プラハフィルハーモニアのCDに
交響曲がないのがなんともつらい。
コンチェルトか、ドヴォルザークの細かい曲の組み合わせのCDばかりなんですよね・・・
もちろんそれはそれで大好きで、もう何百回も聴いてますけど
コンサートで交響曲を聴いてしまうとそんなCDではどうしても物足らない(泣)。
唯一の大曲が『わが祖国』だけど、あれも曲集みたいなものだし。
ところで、私が恋したコンマスくんは普段は次席みたいです。
横浜、大宮公演では首席にいたんですけど、
サントリーホールでは新世界第2楽章以外は次席で、
YouTubeにある動画を見てもほぼ次席にいます。
首席はお兄さんとの噂。
彼がコンマスのときとそうじゃないときとで、弦全体の音がちょっとだけ違ったような、気が、する。
・・・多分気のせいなんでしょうけど。私、脳にヴァイオリン回路ないしね(-_-;)、席のせいもあるかもだしね。
気のせいだな、きっと。
サントリーホールへ行きました。
プログラム
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」第2楽章
ドヴォルザーク/弦楽セレナード
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:三浦文彰
バッハ/無伴奏パルティータ第2番からサラバンド
ドヴォルザーク/交響曲第8番
アンコール
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第1番
1曲目の新世界の第2楽章は
3月11日の公演にあたって一週間前になってプログラムに追加されることが発表になった曲で
その様子は一昨日のエントリーに書いたとおりです。
フルシャはいつも以上にシンプルに、なるべく悲しく聴こえないようにしてたような気がする。
祈りの前にふさわしい、気持ちを乱すことのない静かな演奏だったと思う。
それを受ける弦楽セレナードの第1楽章が、なぐさめるように優しく聴こえてしまった。
気のせいじゃないと思うな。
少なくとも、沈黙の後の余韻をこわしたくないと音楽家なら無意識に考えると思うし、
団員さんたちにもそういう思いはあったんじゃないかな。
優しい楽章に始まってだんだんと元気になる弦楽セレナードを経て、
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
ソリストの三浦さんが悪いわけじゃないんだけど、
コンチェルトだとオーケストラはどうしても『伴奏』なもんで
そういった意味で物足りない~コンチェルトいらん~交響曲がいい~とか思ってしまった・・・ごめんなさい。
や、でも、リズムがタイトなくせにやたら鳴りまくる伴奏に呼応するようなヴァイオリン、
あんな、オーケストラ含めてエネルギーのかたまりみたいな協奏曲は
考えてみたら滅多に聴けるもんじゃないないから、それも貴重か。
ドヴォルザークの8番、
新世界はモダンな感じだったけど、8番の方が生き生きしてるかも。
とにかくこのオーケストラはただ単に美しいだけでなく、生き生きしてる。生気に満ちてる。
アンコールのスラヴ舞曲を聴きながら
あーもうこの人たちとはお別れなんだなぁ~と思ったけど
悲しいというよりも、横浜公演を聴いてからこの一週間、本当に楽しかったー幸せだったーという
感謝の気持ちのほうが大きかったです。
最後は会場が明るくなって団員さんたちがはけても拍手が止まなくて、
フルシャが出てきてくれました。
ああ~次聴けるのは一体いつなのか。
フルシャさんは12月に聴けるけど。
プラハまで飛んで行っちゃいそうだよぅ~。
気が付けば3時間の長丁場でしたが
全然その長さを感じませんでした。
もっと聴きたいと思ったくらい・・・。
それにしても。
余韻にひたる今、フルシャ×プラハフィルハーモニアのCDに
交響曲がないのがなんともつらい。
コンチェルトか、ドヴォルザークの細かい曲の組み合わせのCDばかりなんですよね・・・
もちろんそれはそれで大好きで、もう何百回も聴いてますけど
コンサートで交響曲を聴いてしまうとそんなCDではどうしても物足らない(泣)。
唯一の大曲が『わが祖国』だけど、あれも曲集みたいなものだし。
ところで、私が恋したコンマスくんは普段は次席みたいです。
横浜、大宮公演では首席にいたんですけど、
サントリーホールでは新世界第2楽章以外は次席で、
YouTubeにある動画を見てもほぼ次席にいます。
首席はお兄さんとの噂。
彼がコンマスのときとそうじゃないときとで、弦全体の音がちょっとだけ違ったような、気が、する。
・・・多分気のせいなんでしょうけど。私、脳にヴァイオリン回路ないしね(-_-;)、席のせいもあるかもだしね。
気のせいだな、きっと。