ちゃこらルーム

ちゃこらのポジティブライフ
明るく楽しい毎日を過ごしています。

お彼岸

2007年03月22日 | 日常の事
お彼岸なので、昨日、父と母のお墓参りに行ってきました

3月は私の父の命日のある月でもあります
父は私が中学3年の時に肝臓ガンが見つかり、その時点でもう手がつけられない状態だったそうです
父が45才の時です

当時、私より3つ上の姉は母とともに主治医からの告知にも立ち会い、他にも伯父、伯母たちのほとんどが父の置かれている状況を把握していました

知らなかったのは父本人と私だけ

受験を控えた私には伝えるべきではないと親族会議で決まったらしいのですが、当時反抗期もあって思い切り自己中だった私は 父がいなくなることなど想像もしてなくて、「肝臓が悪くてちょっと入院してるけどすぐ治る。うるさく注意されなくて快適~」なんて思っていました

だから、あとからすべてを聞かされた時にはかなりショックだったし腹もたちました

「知ってればもっとやさしくできたのに」と思うこともたくさんありました

今考えると 当時の自分に 家族の助けになるような力があったとは思えないし(かなりわがままだったから…)それ以上に、母の心情を考えるとそれはそれは大変だったのだろうと思うので、あのときはああするしかなかったのだと今なら思えます

そして、父もどれほど心残りだったことか…
まさか自分がガンだとは夢にも思っていなかったと思います

それから20年以上たった5年前に母も父と同じガンで64才で他界しました

いまごろは二人で天国から私の暮らし振りを見守ってくれていると思います


先日中学校を卒業した長女…

私は父の葬儀の数日後が卒業式で、かなり無理をして出席した記憶があるのでそんなことと長女の卒業がオーバーラップしたりして一段と感慨深く思い返したりしています


今回のお墓参りは、私の乳ガン発覚後はじめてということもあって(昨年は治療でなかなかお墓参りに行かれなかったので)私の手術成功と治療の経過報告、そして長女の卒業、進学報告と家族の近況報告などなど盛りだくさん
久しぶりに家族揃って行けたので父も母も喜んでくれたのではないかと思います

千の風…にもありますが、私も基本的には「お墓にいる」とは思っていません
父も母もいつでも心の片隅にいるし、常に近くで見守ってくれていると思っています

でも、「父と母に会いに行く」という言葉の響きと作業がうれしくて、お供えやお花を用意する時間が好きです
自己満足と分かっていても、お墓参りにしかない特別な時間が流れます

今回は病気の報告もあったので、後数年で父の年になる自分のこともやっぱりいろいろ考えてしまいます
父と母の分まで長生きすることを墓前でもしっかり約束してきましたよ~



お墓は東京のはずれにあるので車で半日かかりますが、ほころびかけた桜を見ながらドライブの1日となり、気分もリフレッシュできてよかったです

桜もいよいよ開花ですね~    

今週末は、プチ旅行の予定です
大阪まで遊びに行ってきま~す!!