灼熱のイタリア 7 <ピサ>

2011-12-08 | イタリア
一面のひまわり畑です。まるでスペイン。


ピサの斜塔へ向かいます。途中から可愛いバスに乗り換えです。




周りの露天街です。むむっ 変な屋根が


左下の門からドゥオーモ広場に入ります。


変な屋根は洗礼堂でした。大聖堂の奥に隠れるように斜塔が姿を見せています。


傾いてます。傾いてます。お決まりのポーズで記念写真を撮っている人が沢山います。


ってことで、ちょっと塔を支えてみました。ハンドパワーで


あまり傾いていないように感じたのですが、近くまで来るとかなり地面にめり込んでます。 これは凄い。


斜塔側から振り返ると、左側に病院棟


右側にピサ大聖堂です。


サンジョヴァンニ洗礼堂は、門から見た屋根は茶色だったのに、裏側からだと白いです。瓦が剥げ落ちているのかな。


ジリジリと照りつける真昼の太陽の下、赤い傘を付けた観光馬車がのんびりと通り過ぎていきました。


ちょっと胡散臭そうなこのハゲのおじさんが、ガイドさんです。いかにもイタリアのチョイ悪オヤジ。でも、しゃべるのは関西弁。


ピサの斜塔に上るのは時間も無いので断念です。
大聖堂に入ります。


中央の閉じられた扉の柱にだけ変な生き物の彫刻が乗っています。




扉の装飾も凄いです。




まず主祭壇。重厚な感じです。


後陣はキリストのモザイク


薄暗い大聖堂に高い窓から差し込む光が荘厳さを増しています。




天井からぶら下がっているのはガリレオのランプ。このランプで「振り子の等時性」の法則を発見したとされていますが、実際は鉄の棒で支えてあるので揺れないみたいです。




天井にはとても素敵なフレスコ画とキラキラのモザイク




床のモザイクもカラフルです。


一番の見所説教壇です。
ジョヴァンニ・ピサーノによって、「洗礼者ヨハネの誕生」、「受胎告知」、「キリスト降誕」、「磔刑」、「最後の審判」がパネルごとに描かれています。細工が凄い




サンジョヴァンニ洗礼堂に入ります。下から見上げると、随分イメージが違います。
壁の装飾は、みんな人の顔です。




直径35メートルのドーム状で、音響効果が素晴らしいそうです。


洗礼堂の2階はかなりの高さがあります。上に登ってみると、八角形の洗礼盤と説教壇が見えました。


洗礼堂から見る大聖堂と、ちょこっと顔を覗かせているようなピサの斜塔。いつまでも見ていたい景色でした。

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