黄龍を登る 1

2012-05-11 | 中国
早朝、バスはホテルを後にし、九寨溝、黄龍の分岐点川主寺へ
そこから4400mの峠を越えて黄龍へ向かいます。
天気が良ければ5600mの雪宝山が見えるはずなのですが、あいにくの霧


10時45分黄龍入口(3100m)に到着。
軽い食事をして、いざ黄龍へ
黄龍入口で解散し、五彩池の展望台(3650m)までの往復8キロを各自のペースで歩きます。
水分・糖分補給は欠かさず、まわりにいる人の顔色が悪かったら忠告してあげる、下りもゆっくり降りる、写真撮影時は呼吸を止めないなどの注意を受け、酸素ボンベを手に手に解散、5時間後にホテルロビーに集合です。

 

登山道と下山道があり、景観を楽しみながらゆっくり上れる登山道に対し、下山道ではスポット的な展望台があるだけでした。
今はロープーウェイが出来たので、ロープーウェイで上がって景色を見ながら下りる人達が登山道を下るので、登る人と下る人でごった返しているようです。

入口のゲートです。


天秤棒を担いだ人達がゲートの中へ
何なんでしょう???


入口には龍を模った地図がありました。


このあたりに歩いて登れない人用の籠屋さん達が沢山いました。
ロープーウェイが出来たそうだから、籠屋さん達は廃業なんでしょうね。


登りはじめるとすぐに、深緑色の水盤が現れキャ~キャ~

(ビデオから)

迎賓彩池です。
はじめの内一緒に登っていてくれたガイドさんが、「ここはまだまだ」






滝の下に続く黄色い石灰岩に淡いエメラルドグリーンの水盤を見て、またキャ~キャ~
飛瀑流輝です。




蓮台飛瀑 石灰岩が瘤のようになって異様です。


崖に小さな洞窟「洗身洞」が開いています。
洗身洞は不妊の女性が入ると子供に恵まれ、普通の人は長生き出来ると言われています。
でも、とても人の入れるような大きさには見えません。私が入ったら熊のプーさんになってしまいそう
 

洗身洞の上部から見下ろして、、、結構急な登りです。


どこまでも続くと思われる石灰岩のでこぼこしたスロープ「金沙鋪池」です。
幅40~50mの黄色い石灰岩の岩盤の上を流れる川が、緑の山の中をうねる様は龍のようで、黄龍の名前の由来にもなったところです。




気の遠くなるほど続く金沙舗池は、次の目的地が見えないので、ちょっと絶望感に襲われます。


登山道には近くの景勝地、五彩池、出口までの距離を書いた掲示板が所々にあります。
げ~っ まだ後3キロもあります。。。


ここまで1時間。
五彩池まで3キロを2時間、五彩池から展望台まで30分、下り1時間半
ペース配分を考えながら無理しないように登らなくちゃです。

コメント
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