2016年9月14日の団体交渉
9月14日の団体交渉でも、再び成績変更圧力を取り上げた。
ところだ、どうだ。組合と激しく論戦した佐藤学長の勢いはすっかり
萎(な)えていた。
組合の主張が正しかったことは、この業界(=大学)では常識の部類に
属する。
組合は、当該の非常勤講師から事情聴取を行え、と主張した。
大村法学部長はまたもや団体交渉を欠席し、逃亡を決め込んでいた。
事情聴取の実施
10月20日、学長は遂に非常勤講師からの事情聴取を行った。しかし、
処分しないことを前提にしているので、「肝心な点」を聞き出すつもりも
なく、ほとんど何も聞き出せなかったようだ。
11月15日の団体交渉
この団体交渉には、半年ぶりに大村法学部長が出席し、学長
からの説明があった。
学長は言葉を濁しながら、本人に(=非常勤講師)に誤解を与えるよう
なことがあった旨を述べたが、処分には言及しなかった。
組合は、当該の非常勤講師が「私は何をしたらいいんでしょうか」と
問うと、大村法学部長が「今ある資料の評価を変えるとか・・・」と答え、
事実上、成績を変更するように圧力を加えたことを、非常勤講師から聞き
出したか、と尋ねると、佐藤学長は、「そうは言ってなかった」と答えた。
<ガキの使い>とはこういうことを言う。
その後の再調査
11月24日、当該非常勤講師からの、再度の事情聴取が行われた。
この事情聴取により、学長と組合との間の事実認識の違いはだいぶ
なくなったようだ。あとは、その評価の問題だ。
期待薄
すなわち、メールや電話は「善意」でなされたことであり、まったく
問題ないのか、それとも、文科省令「大学設置基準」第25条の2が
要求する成績の「客観性」と「厳格性」の確保を、侵害する行為で
あり、それには毅然とした態度で臨むべきなのか。
しかし、この学長には期待できない。大村法学部長等がかつて雇用
対策法10条等の違反を行い、厚生労働省千葉労働局から「行政指導」
を受けたことがあったが、その際に佐藤学長は、大村法学部長等4名
の法学部教授を処分しなかったからである。学生のカンニングには厳
しい「処分」で臨み、お仲間の教授たちの法令違反は、処分もせずに
もみ消しをはかるという、まさに絵に描いたような「ダブルスタン
ダード(二重基準)」が行われたのである。――この事件については、
のちに証拠を示して詳しく述べるので、乞うご期待!
今回の事件が、どう処理されるか、注視したい。
9月14日の団体交渉でも、再び成績変更圧力を取り上げた。
ところだ、どうだ。組合と激しく論戦した佐藤学長の勢いはすっかり
萎(な)えていた。
組合の主張が正しかったことは、この業界(=大学)では常識の部類に
属する。
組合は、当該の非常勤講師から事情聴取を行え、と主張した。
大村法学部長はまたもや団体交渉を欠席し、逃亡を決め込んでいた。
事情聴取の実施
10月20日、学長は遂に非常勤講師からの事情聴取を行った。しかし、
処分しないことを前提にしているので、「肝心な点」を聞き出すつもりも
なく、ほとんど何も聞き出せなかったようだ。
11月15日の団体交渉
この団体交渉には、半年ぶりに大村法学部長が出席し、学長
からの説明があった。
学長は言葉を濁しながら、本人に(=非常勤講師)に誤解を与えるよう
なことがあった旨を述べたが、処分には言及しなかった。
組合は、当該の非常勤講師が「私は何をしたらいいんでしょうか」と
問うと、大村法学部長が「今ある資料の評価を変えるとか・・・」と答え、
事実上、成績を変更するように圧力を加えたことを、非常勤講師から聞き
出したか、と尋ねると、佐藤学長は、「そうは言ってなかった」と答えた。
<ガキの使い>とはこういうことを言う。
その後の再調査
11月24日、当該非常勤講師からの、再度の事情聴取が行われた。
この事情聴取により、学長と組合との間の事実認識の違いはだいぶ
なくなったようだ。あとは、その評価の問題だ。
期待薄
すなわち、メールや電話は「善意」でなされたことであり、まったく
問題ないのか、それとも、文科省令「大学設置基準」第25条の2が
要求する成績の「客観性」と「厳格性」の確保を、侵害する行為で
あり、それには毅然とした態度で臨むべきなのか。
しかし、この学長には期待できない。大村法学部長等がかつて雇用
対策法10条等の違反を行い、厚生労働省千葉労働局から「行政指導」
を受けたことがあったが、その際に佐藤学長は、大村法学部長等4名
の法学部教授を処分しなかったからである。学生のカンニングには厳
しい「処分」で臨み、お仲間の教授たちの法令違反は、処分もせずに
もみ消しをはかるという、まさに絵に描いたような「ダブルスタン
ダード(二重基準)」が行われたのである。――この事件については、
のちに証拠を示して詳しく述べるので、乞うご期待!
今回の事件が、どう処理されるか、注視したい。