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100人ゼミー余談① どこがワリーンダ!

2018-02-23 17:29:28 | 在校生・受験生情報
  2018年2月13日、当組合と学校法人中央学院との団体交渉が行われた。

  この交渉の際、組合は、商学部教授●●××の「100人ゼミ」を議題とした。

  すなわち、このゼミについては、2006年に、商学部教授△△〇〇の、
 告発により是正されたと思いきや、2014年度にも行われていたことを、
 資料を示して指摘した。

  商学部4年生用「演習Ⅲ」に、84人もの履修者を受け入れて、どうやって
 卒論指導ができるのかと追及すると、佐藤英明学長は、次のように反論(?)
 した。

  佐藤学長:「演習Ⅲ」は卒論が義務づけられていません。

  組合:  商学部教授●●××の「演習Ⅲ」のシラバスでは、卒論を書くことに
       なっている。シラバスに書いてあるのだから、卒論が単位認定の
       要件でしょう!

  佐藤学長: ・・・・(無言)

  組合:  84人もの卒論を指導するのは無理でしょう!

  佐藤学長:履修者をたくさん受け入れないように、それとなく注意はして
       います。

  常務理事:ゼミは、通常、選抜試験がありますよね!

  

  この学長の発言には、何度も驚かされるが、今度もだ! このお方、ゼミに
 100人も詰め込むことの問題を全く理解していない。「何が問題か!」と
 開き直っているに等しいのである。だから、これまで是正しなかったのである。

 (常務理事等は、異常であると理解しているが発言からわかる)


  すでにこのブログで指摘したが、中央学院大学は
 HP(http://www.cgu.ac.jp/faculty/tabid/1197/Default.aspx)で、

  「ゼミは力を伸ばす!」

  「少人数の環境で、学生主体で学び、ディスカッションをし、興味のある
   分野をより深く追究します」

  「3年次は、専門分野についてさらに深く掘り下げて研究を進めます」

  「4年次は、指導教員のアドバイスのもと、自分の研究テーマについて卒業
   論文などにまとめます」

 などと、ゼミの効果をうたっている。

  100人も詰め込んで、

    どうやったら「少人数の環境」になるの? 
   
    どうやったら「専門分野について・・深く掘り下げて研究」が進められるの?


  佐藤学長さん、このまっとうな疑問にあなたはどう答えるの?

  佐藤学長さん、組合に反論する前に、商学部教授●●××のシラバスぐらい、目を
 通しておいたらいかが!

「非常勤講師は教育に責任を負っていない」-中央学院大学の珍論奇論①

2018-02-23 15:47:03 | 珍論奇論

被告・中央学院大学が提出する準備書面――口頭弁論の期日前に主張を相手に
予告する書面――は、専任教員と非常勤講師の恐ろしいほどの賃金格差・待遇
格差を正当化するために、珍論・奇論を繰り出している。

■珍論奇論・その1――「非常勤講師は本学の学生教育に責任を負っていない」

  ぶったまげる主張とは、こういうのをいう。

  被告第2準備書面はサラッと次のように言ってのけた。

  「専任教員の授業は義務として行われており、本学における教育業務に
   ついて被告に対する責任を伴うものであるのに対して、非常勤講師は、
   被告に対して本学の学生の教育についての責任を負うべき立場には
   ない」(4頁)。

  この大学、頭がイカレてる。

  専任教員だけが、授業を「義務として」行っているわけではない。非常勤
 講師といえども、契約に基づいて授業を行っており、当然のことながら、担当
 する授業を「義務として」行っているのだから、教育について「責任」も
 負っている。

  中央学院大学は、こんなことさえ分からないのだから、驚きだ! 

  佐藤学長さん、あなたどうしたの!

  全く「開いた口がふさがらない」。

■信用のない授業と卒業証書

  中央学院大学は、授業の約4割、講義科目(体育の実技や演習を除いた科目)
 の実に約5割を非常勤講師に依存しているというのに、「非常勤講師は本学の
 学生の教育について責任を負う立場にはない」と言ってのけた。

  じゃー、この講義科目の5割の教育には、誰が責任を負っているのかね?! 

  この講義科目の教育にも、専任教員が責任を負っているのかね?!

  そんなことはありえないことは自明だ。要するに、中央学院大学で行われる
 講義の約5割については、「誰も責任を負っていない」ということだ


           たいした大学だ!

  大学という高等教育機関である中央学院大学は、教育に「責任を負っていない」
 非常勤講師に、授業の約4割、講義科目の約5割をやらせ、教育に「責任を負って
 いない」非常勤講師に単位を出させているのだとさ!

  つまり、卒業に必要な単位の約4割、約50単位は、「責任を負っていない」
 非常勤講師が与えているから、中央学院大学の交付する卒業証書は、その一つ
 ひとつが、まったく信用できない代物(しろもの)ということになる


■巨大な賃金格差の正当化の論拠ーー教育責任論 

  中央学院大学の専任教員の1人当たりの平均人件費は約1250万円――教授とも
 なれば約1550万円――だが、専任教員の義務的担当コマ数の週5コマを上回る、
 週6~8コマを20年も担当している原告の非常勤講師・小林が得る年収は
 約200万円、人件費は220万円程度であり、実に約6~7倍も違う。

  小林には年金も退職金もなく、住宅手当も扶養家族手当も払ってこなかった。
 研究室も研究費(年35~45万円)も与えてこなかった。

  この巨大な賃金・待遇の格差を正当化するために、このような驚くべき珍論・
 奇論を繰り出しているのである。

■専任教員は「教育」に対する責任を果たしているのか?!

  専任教員と非常勤講師では、同じ授業を担当しても、前者は責任をもって授業を
 しているのに対し、後者は責任をもって授業をしていないのだから、その賃金・
 待遇格差は当然というわけだ。

  教育に責任を負っているはずの或る専任教員が、「100人」もの履修者のいる
 ゼミを毎年3つ持ち、10年以上もこの状態を続けていたというのに、中央学院
 大学はこれを黙認し、放置していた。

  どの口で、専任教員は教育に対して責任を負っているが、非常勤講師は責任を
 負っていない、などと言えるのか!?

■「均衡はとれている!」

  佐藤英明学長は、当組合との団体交渉の席で、専任教員と非常勤講師の賃金は

            「均衡がとれている!
 
 と言い放ったが、巨大な賃金格差を正当化する根拠の一つが、この教育責任論だ!
 
  この歴史的発言の録音は、準備してここにアップしよう!



 中央学院大学の繰り出す珍論奇論は、これにとどまらない。我々が抱いていた
 或る<いやな>予感は的中し、中央学院大学はもっとすごい珍論奇論を繰り
 出してきた。
              <続く>

インチキ論文

2018-02-16 09:56:41 | インチキ論文


■論文の点検

世の中にはインチキがあふれ、我々は不感症になるほどだ。

  論文のインチキは、学会や学者が騒がない限り、世間にはなかなか判定できない。

  しかし、世間が考える以上にあるようだ。

  そこで当組合は、中央学院大学の専任教員の論文の点検を開始した。面倒くさい

 作業だが、たいした能力は必要ではない。論文を入手する作業がしんどいだけの

 ことだ。入手してしまえば、判定はそれほど難しくない。

  一言で「インチキ論文」といっても、色々だ。剽窃、データの改ざんやねつ造、

 二重投稿等々。さらに、無内容で、何も論じていないのに、「論文」を僭称して

 いるものもある。


■出たぞ!

  点検を開始して、すぐに引っかかったのが数名出た。

  上の方に座っている人物だ。伊達(だて)や酔狂(すいきょう)でこんな

 ことは書けない。刑法上、民事上の問題が出てくるからだ。

  当組合は、すでに証拠をがっちり握り、確信があるからこのように書いて

 いるのだ。

  いづれ、用意ができ次第、このブログに証拠を載せて明らかにする。

  乞うご期待!

成績再評価制度の利用

2018-02-16 08:47:59 | 在校生情報


■成績発表の時期だ

  昨日、成績発表が行われた。
  すでに就職が決まっているが、所定の単位が不足し、困っている4年生もいる
 であろう。

  単位取得は計画的に行うこと。すべて自己責任です。特に、3年生以下はご注意!

■奥の手

  この大学の法学部には奥の手があったようです。一番下に掲げるサイトを
 見てください。組合は、この奥の手を決してすすめているわけではありません。
 念のため。

  奥の手は以下の手順でした。

   ① 「成績再評価制度」を利用する。教務課で行います。

   ② その際、就職がすでに決まっていると泣きつき、教務課の係りの同情
    を誘ったようです。

   ③ 教務課は「落ち」、大村法学部長への直訴の道が開かれました。

   ④ 大村法学部長も同情し、担当教員にメールを1回、電話を1~2回
    かけて、「成績再評価の申請が出ますので、よろしくお願いします」
    と述べた。


サイト 
 http://blog.goo.ne.jp/cgu2013/e/3247499b778e0ce78b58ef72292a9a5c?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime


 
   繰り返しますが、当組合は、このような「奥の手」には反対しています。

我孫子駅頭街宣行動、小林専任化に反対する大村法学部長

2018-02-15 09:27:08 | 街頭宣伝行動、市民の反応
連絡先:mkoskirr@gmail.com



■我孫子駅北口ロータリーでの駅頭街頭宣伝行動

 
  2018年2月13日午後2時から、我孫子駅北口ロータリーで、マイク、
 横断幕、幟(のぼり)、ビラを使用しての街頭宣伝行動が行われた。


■市民の反応  

  駅頭宣伝はすでに何度も行われ、駅周辺の住居へのビラの全戸配布が
何度か行われていることもあり、市民の反応はすこぶる良い。

  声をかけてくる市民も多く、専任教員と比較して6~7倍の格差で非常勤
 講師を勤務させ、授業の半数近くを担当させている実態を、初めて知ったと
 驚きを示していた。

  特に、当組合委員長・小林を20年も専任教員なみに働かせ、年収200
 万円しか支給してこなかった、中央学院大学の「影」の部分に対しては、
 驚きが広がっている。

  華やかな「箱根駅伝」という「光」の部分からは、思いもつかなかった
 とのことだ。

  また、東京地裁の裁判長が、小林を専任化するよう勧告しているのに、
 学校法人中央学院はこの勧告を受け入れていないことについて、複数の
 市民から、「どうしてなの」「私たちはどうすればよいのか」との質問
 寄せられた。

  ビラに抗議先が書いてありますので、御手すきの折にでも抗議の電話を
 入れてください、と回答した。

  なお、街頭宣伝中、大村芳昭・法学部長が通りすぎ、こちらに気づかれ
 ないようにと足早に通り過ぎ、階段を使わず、横に設置されている
 エレベーターを使用して「消えた」。


■法学部教授会で大村法学部長は報告せず

  この大村法学部長は、かつて「政治史」等担当の専任教員の募集に当たり、
 募集要項では年齢制限をしていないにもかかわらず、審査の段階になって、
 李憲模(イ・ホンモ)等と謀(はか)って年齢制限を行い、厚生労働省千葉
 労働局から行政指導を食らった。雇用対策法10条違反事件である。

  当組合委員長の専任化を阻止するための、不当労働行為である。


  この事件については、証拠つきで解説した当ブログの別の箇所を参照されたい。
  大村、李等はいまもって謝罪も事件の公表もしていない。

  この大村法学部長は、理事会において、小林の専任化に反対する意見を
 述べている。


  雇用対策法10条違反事件やカリキュラム改悪を、団体交渉やブログにおいて、
 当組合によって鋭く追及されてきたことの報復というわけである。

  法令違反をしでかし、大学に始末書を提出はしたが、被害者に謝罪も
 せず、事件の公表もしていないのは、大村自身である。

  また当組合が追及したカリキュラム改革の是非も、すでに決着済みである。
 なぜならその後2015年に、当組合が批判したのとまったく同様に、
 大学基準協会も、法学部のカリキュラムを厳しく批判したからである。

  驚いたことに、この大村法学部長、裁判所が小林の専任化の勧告をして
 いる事実を、法学部教授会に一切報告していない


  通りがかった法学部のある専任教員にビラを渡し、小林が「東京地裁の
 裁判長が小林の専任化を大学に勧告しているのを知っているか」と問うた
 ところ、この専任教員は「オーッ」との声を発し、「知らなかった」との
 ことである。

  ましてや、大村法学部長が理事会で専任化反対の意見を述べたことなど、
 法学部の専任教員は知る由(よし)もない。

  この法学部長、大人の顔をしているが、その行動は全くの子ども!


卒論100人ゼミ――ギネス記録か!

2018-02-11 08:44:39 | 在校生・受験生情報
情報やご意見はこちらに:mkoskirr@gmail.com

■前代未聞――日本で唯一の存在:「卒論100人ゼミ

  商学部の卒論指導を行う4年生用ゼミは「演習Ⅲ」という名称である。

  これに100人(正確には84人)の履修者を受け入れていたことを示すのが、
 これから掲載する資料である。

  断っておくが、商学部で、合計84人の学生が卒論作成ゼミに参加している
 という話ではない。

  たった1人の専任教員が、その担当する卒論ゼミに、84人もの履修者を受け
 入れていたという話である。このうちの何人が実際に4単位を取得したのかは
 分からないが、ショッキングな事実であることに変わりはない。

  しかも、これが10数年のあいだ続いていたというのだから!

  (なお、この2014年度に設置された「演習Ⅲ」の数は、24であり、履修者の
   総数は231名である。「イナバゼミ」は、3分の1強の履修者を集める、
   最も人気のあるゼミである)。

  以下に、資料を掲げる。
 


   集中【授業】 演習Ⅲ ●●×× 通年 商学部 教授 84【名】


■ギネス記録か!

  いろいろと調べてみたが、日本の大学にこのようなゼミは存在していない。
 「県下第一」どころか、「日本一」というところであろう。

  専任教員の急病急死により、その担当していた履修生を他の専任教員が
 引き受けて、一時的にゼミが膨れ上がることはあろう。

  しかし、10数年もこのような卒論ゼミを放置してきたこの大学、おそらく
 「世界一」なのではないかと思う(もちろん証拠は挙げようがない。なぜなら、
 こんな状態は恥であり、当然隠すからである)。

  ギネスに登録申請したらどうかと思う。対抗馬はまず出てこないだろう。
 
  いや、こういう記録は、ギネスは扱わないらしい。恥さえ忍べば、こんな
 記録は簡単に破ることができるからである。


HPでの「演習Ⅲ」の説明

  中央学院大学はHPで「演習Ⅲ」を次のように説明している。

   「4年次は、指導教員のアドバイスのもと、自分の研究テーマについて
    卒業論文などにまとめます。」
 
  この記述によると、「演習Ⅲ」には、履修者はそれぞれ「自分の研究テーマ」
 をもって参加することになっている。このこと自体は、いたって普通である。

  その次の文には、サラッとこう書いてある。

         「卒業論文などにまとめます」
 
  この「など」という言葉が気になる。もしや「卒業論文」ではなく、
 「レポート」の類でもいいのか、との疑問がわく
のである。

  そこで、HPにある商学部教員のシラバスをのぞいてみた。ほとんどの教員は、
 「卒業論文」の作成を履修者に課すことを明らかにしている。

  しかし、やはり卒業論文ではなく、レポートを課す教員が数名いた。この点に
 ついては別の機会に述べよう。

  さて、我々の「イナバ教授」のシラバスをのぞくと、「卒業論文」の作成を
 課していることがわかる


  シラバスに明記しているのだから、卒業論文の作成が単位認定の要件という
 ことであろう。このことを、まず確認しておこう。


■1人で84人の卒論指導!?

  もう何十年も前から、社会科学・人文科学系の学部の多くは、卒業論文を
 卒業要件にしてはいない。卒論を書かなくても卒業できる。

  しかし、選択科目としてのゼミはあり、4年生用のゼミは、卒業論文が単位取
 得の条件となることが多い。

  この卒論用のゼミは、毎週は行われない。卒論指導の頻度は、担当教員に
 よって異なる。例えば月1回の相談日を設定したり、随時相談にのったりと、
 様々である。

  後期が始まると、学生は本格的にとりかかり、担当教員の指導を受けながら
 執筆し、1月には提出しなければならない。

  卒論の作成を指導しなければならない学生が20名もいたら、教員は11月
 から12月にかけては多忙になる。疲労困憊(こんぱい)する
。学生の
 書いたものにチェックを入れ、論旨を明快にし、「てにをは」や誤字の訂正を
 行わなければならないからである。

  もっとも、卒論が公表されないような大学では、担当教員は「手抜き」を
 することができるし、実際にしている


  学生の卒論といえども、著作権の問題があり、本人の同意なしに卒業論文を
 ネットで公表するような大学・学部はないが、冊子にして図書館に収蔵し、
 いつでも見られるようにしている大学は存在する。卒論を書かせる際に、これを
 条件にしているようである。

  狭い範囲ではあるが、卒論が公表される大学では、専任教員は、卒論指導に
 緊張を強いられる。というのも、学生の卒論の出来栄えを見れば、担当の専任
 教員の仕事ぶりが分かってしまうからである。

  だからこういう大学の専任教員は、4年生用のゼミ履修者を極力少なくする
 ために、履修者「選抜」を行い、数名程度に抑えている。この教員による「選抜」
 は、どの大学でも許されているようだ。


中央学院大学の卒論は、教員間でも見ることができない

  中央学院大学商学部は、卒論に関して言えば、専任教員には総じて「天国」
 ようなところである。

  なぜなら、商学部の「演習Ⅲ」の履修生の手による卒業論文は、教員間でも
 見ることができないため、専任教員の卒論指導については、他の専任教員から
 容喙(ようかい=口を出されること)されることも、批判されることもないから
 である。

  もちろん、卒論指導を立派に行い、学生と自分用に冊子にしている教員がいる
 ことも、我々は知っている。まじめな教員だ!


  (なお、法学部の「フィールドスタディーズコース」では、卒論の執筆が卒業
 要件にされているが、他の専任教員でさえ見ることができない。もちろん、非常勤
 講師などオヨビデナイ)。
 

■1人で84人の卒論指導は無理

  さて、再び「イナバ教授」の84人の卒論に戻ろう。

  本当に、この84人は「卒業論文」を書いたのか?
  本当に、「イナバ教授」は84人分の卒論指導を行ったのか?

  年間1人30分の個別の卒論指導を4回行うとすると、年間1人につき2時間
 となる。84人では168時間である。

  1日3時間をそのための時間としても、56日を要する。

  提出締め切り前の文章の手直し、文献目録の書き方の訂正の指導のための
 84人分の時間は、どうやって取ったのか? 本当に、指導したのか? 疑問は
 つきない。

  要するに、どうみても不可能なのである。これは、専任教員10人分の仕事で
 ある。

  「イナバ教授」はスーパーマンなのか!

             <続く>

大学選びは慎重に!

2018-02-09 02:04:57 | 受験生情報
■大学選びは慎重に!

  かつてこのブログに、「大学選びは慎重に!」と書いたことがある。

  すると被告(=学校法人中央学院)は、その準部書面ーー裁判所に提出
 する主張書面ーーにおいて、原告(当組合委員長)は、言いたい放題で、
 中央学院大学に入学しない方がいいと言わんばかりで、これは、原告が
 この大学の教育に責任を負っていない証拠だと、述べた。
  
          バカ言え! 

  この大学の教育に対する責任をはたしていないのは、誰であるかははっきり
 している。

  「100人ゼミ」を10数年も放置し、卒業証書を大量生産し、この大学
 の名を落としめ、汚(けが)したのは、誰なんだ!

  こういう大学は、自信をもってすすめることはできない。

  教職員たちでさえ、この大学に自分の息子や娘を入学させていないではないか。
 学費免除の特権があってもだ!

  教員室や職員室で聞く話は、「自分の息子は〇〇大学に入学した」という
 自慢話ばかりだ!

■「学則」を無視!

  学校教育法52条にはこう書いてある。

  「第52条 大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の
        学芸を教授
研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを
        目的とする」。

   ゼミに100人も詰め込んで、どうやって「深く専門の学芸を教授」
   できるのだ!

   カリキュラムは、すでに「漫画」のたぐいだ! だから大学基準協会から
   是正勧告が出たのだ!

  この大学を創設した人たちが高い志のもとに作成し、現在でも有効な中央学院
 大学学則の第1条にはこう書いてある。

  「第1条 本学は教育基本法(平成18年法律第120号)及び学校教育法
      (昭和22年法律第26号)に則り、国家的・社会的要請に応じ、
       産学協同の立場に立って広く知識を授け人格の陶冶に努めると共に、
       深く専門の諸学科を教授研究し併せて有為の人材を育成することを
       目的とする


     2 商学部は公正な社会観と倫理観の涵養をめざし、徹底した少数教育を
       通じて
実力と創造力をそなえた有能な社会人を育成することを目的と
       する.  <以下、略>
   
    ゼミに100人も詰め込んで、どうやって「深く専門の諸科学を教授」
    できるのだ!

    「徹底した少人数教育を通じて」はどうした!


  
  〇要するに、この大学に巣くっている連中は、学校教育法を無視し、
  
   自らの学則さえ公然と無視しているのである。

   内部からの批判がないことをいいことに、好き勝手をやっている
   のである。

   きっと、大学の目的が何かも知らないのだろう。自らの「学則」さえ
   読んだことがないのだろう。

   建学の精神が泣いている。最大の被害者は学生であることに気づけ!

      <次回は100人ゼミの証拠②を掲載する>

100人ゼミの証拠① HPの記述と矛盾する

2018-02-07 18:21:33 | 受験生情報
■「ゼミナールが力を伸ばす!」のか!

  中央学院大学のHPでは、ゼミについて麗々しい宣伝文句が踊ってる!

  「ゼミナールが力を伸ばす!


  「少人数の環境学生主体で学び、ディスカッションをし、興味のある
分野をより深く追究
します。

  「1年次は、レポートの書き方や資料の探し方等、大学の授業を受ける
うえでの基礎を身につけます。

2年次は、研究テーマを見つけ研究し、発表方法も学びます。問題を
発見し解決する力を身につけます。

3年次は、専門分野についてさらに深く掘り下げて研究を進めます。

4年次は、指導教員のアドバイスのもと、自分の研究テーマについて
卒業論文などにまとめます。」

   
   どこの会社も、企業も、学校でさえ、売る商品や自分を美しく見せ、
  客を寄せようと必死である。データの改ざん事件、データ隠しや誇大
  広告事件が新聞やマスメディアをにぎわす。

   一部上場のブランド企業でさえやってしまう。

   村社会だから、内部からまっとうな批判が出てこない。

   批判をすればどうなるかを知っているからだ。


■本当か?

   HP頁の文言(もんごん)どおり、「少人数の環境」になっているか?
   大人数になっていないか?

   または、ゼミの履修生が少人数すぎて、すなわち1人や2人で、
   「学生主体で学び、ディスカッション」など、とてもできるような
   状況ではないのでは?

   履修生が1人や、2人のゼミでは、授業は毎週はなされていない。
   我々が通りかかるゼミは「時々しか行われていない」。


   聞くところによると、長期のお休み、2週間に1回、図書館での自習
   等々、HPの宣伝文句とかけ離れているものは多数ある。

   後日、詳細に明らかにするが、被告(=学校法人中央学院)は、専任
   教員と原告(=当組合委員長)等の非常勤講師との間の、巨大な賃金
   格差を正当化する理由として、この「演習=ゼミ」をあげている。

   専任教員は、このゼミを担当しているから、おおきな責任を、非常勤
   講師よりも負っているそうだ。これも「珍論奇論」の類!

   さて、その責任を負っている専任教員の「イナバ教授」の100人
   ゼミを見てみよう。
   

■2014年度のカリキュラム

  以下が「100人ゼミ」の証拠

  

  「演習Ⅱ」は、商学部3年生用のゼミ。

  このゼミは、

  ①「少人数の環境」ではない。
  ②103人もいるから「学生主体で・・・ディスカッション」などできない。
  ③だから、「興味ある分野を、深く追究」することも「専門分野について
   さらに深く掘り下げて研究」することもできない。
  ④したがって、「ゼミナールが力を伸ばす」ということはありえない。

  要するに、HPの宣伝はこのゼミにはあたらない。

  これが、10年以上も続いていたなんて! トホホ・・・

  

中央学院大学商学部のスポーツ学部化(2) 入学者のほぼ半数が運動部

2018-02-07 03:49:24 | 在校生・受験生情報

■商学部、「過半数」に迫る!

  何の過半数かって?

  決まってる! 

  2018年度の商学部の新入生の半分が、AO入試の運動部学生になりつつある
 ということだ!


■商学部のスポーツ学部化がとまらない!

  このシリーズ(1)で、来年度(2018年度)の硬式野球部のAO入試枠が
 61名であることは、すでにお知らせしたとおりである。

  なんと来年度には、さらに女子バレー部に、AO入試を「突破した」35名
 が入学する!
 おそらく商学部に所属するであろう!

  サッカー部には、昨年54名の新入生が入部し、大半がAO入試で、所属も
 商学部であることは、先のブログでも述べた。仮に8割5分が商学部所属
 だとすると、46名となる。来年度もこの傾向が続くであろう。

  この3つを合計すると(61+35+46)142名になる。

  この他、ゴルフ部と男子バレー部(ほぼ全員が商学部所属)もある。
 この入学者を加えると、160名になるのではないか!?

  160名と言えば、商学部の定員360の半数近い。もう一息だ!
  
  

商学は「運動」になる!


  この傾向が続くと、数年すると、商学部は運動部の学生に乗っ取られる。

  いやすでに、商学部のカリキュラムは、運動部仕様(しよう)だ

  商学・経済学をろくに学ばなくても卒業できるようになっている。

  暇を見つけたら、これも紹介しよう。


「イナバの物置ゼミ」の存在理由

  「イナバの物置ゼミ」「100人ゼミ」は、運動部の学生のために放置して
 いるとしか思えない。


  ちょうど試験中だ。採点中にため息が出る。運動部の学生の大半に、基礎
 学力がない。もちろん優秀な学生もいるが、できの悪い中学生並みの学生が
 たくさんいる。他の教員たちは、どうやってこういう学生に単位をやって
 いるのか、まったく不思議である。「名ばかり大学生」「なんちゃって大学生」
 である。

  ちなみに法学部に所属している駅伝部の学生には、こういう学生はほとんど
 いないようだ。

  「イナバゼミ」に戻ろう!

  「イナバ教授」の「演習Ⅰ(2年生用)」⇒「演習Ⅱ(3年生用)」⇒
 「演習Ⅲ(4年生)」の3つを連続して取れば12単位を取れる。

  
  これで、卒業に必要な単位126の内、12単位が取得できる。
 12単位はバカにできない。これで、学業の負担、卒業するための苦労が
 だいぶ軽減される。

  さらに、出席を取るだけで帰してくれる「イナバ先生」の「プロゼミ
 (1年生用)」に当たれば「チョーラッキー!」で、2単位を取得できる。


■スマホによる不正行為

  非常勤講師のメールボックスを見たら、スマホによる不正行為について、
 教員に注意を促す書面が入っていた。

  中国人の専任教員が実施した試験で、不正行為が摘発されたらしい。

  運動部の学生でないことを祈る。

  こんな不正行為はショッチュウある! 大方の教員は摘発しようともしない。
 
  当組合の委員長なんか、面倒くさいから、もう学生課には届出をしないとか。

  なにしろ、数年前に組合委員長が摘発して学生課に届け出たところ、学生委員会
 の委員長・松崎教授は、不正行為を否定する学生2人の言葉の方が、不正を摘発
 した委員長の言葉より「信用できる」として、「処罰の必要なし」との案を作成
 し、学生委員会の審議にかけた。


           この大学、まさに「イカレテル!」

  不正行為をした学生は、サッカー部所属であった。

  この学生たち、不正行為はしていないとの「上申書」なるものを作成し、学生
 委員会委員長・松崎教授に提出していた。この教授、こちらの方を信用したのである。

  「大人」が手ほどきして書かせたことは見え見えだ!


■不正行為を摘発してどうする!

  当組合の委員長は、もはや「学生の不正行為」を大学には届け出ない。

  不正行為はよくないが、もっと大きな不正行為を、大学や専任教員が
  やっている
からだ。
  
  彼らは、100人ものゼミを10数年も放置して、単位を乱発させているのを
  黙認し、卒業証書を交付してきた。しかし、その責任を取らない。
  
  学生を処罰する前に、この責任の所在を満天下に明らかにし、責任を取る
  ことが先だろう!ーと。


      
  



予告! 中央学院大学商学部大学院商学研究科がダメなわけ

2018-02-05 09:54:03 | 受験生情報
連絡先:mkoskirr@gmail.com

多い要望ー「イナバの物置ゼミ」の証拠を!
 
  「イナバゼミ」、いや「ゾンビゼミ」の証拠を載せてほしい、との要望が
 多い。

  要望にお応えしようかと只今準備中。掲載された場合は、「ゾンビ教授」の
 正体が明らかになってしまうが、致し方ないのかな!

  この「イナバの物置ゼミ」については、当組合委員長の訴訟においても、
 原告準備書面で指摘されている。

  被告(=学校法人中央学院)の準備書面が、専任教員は大学の教育に責任を負って
 いるが、非常勤講師は責任を負っていないとの「暴論」
というより「珍論奇論」
 の類
を吐いたので、いやいやお宅さんは、こんな「イナバの物置ゼミ」を放置
 して、教育に対する責任を果たしていないじゃないですか、と反論した際に指摘
 したものである。

  「ヤバい」と思ったのか、被告は反論も弁解もしない。認否もしない。

  認めれば、文科省が動くであろう!


読者はこの事実を日本中に知らせるのを手伝ってください! 

  家族・友人・知人、先輩・後輩、担任の先生、職場の同僚、全国津々浦々に

 こんな「学生には天国」のような大学があることを、知らせよう!




■商学部大学院商学研究科について知りたい!

  大学院のことを知りたいとの要望が1件来ている。

  このテーマ、実は1か月前から気になって、調べ始めたところだ。

  きっかけは、こうだ。

  学生の相談に答えるために、いろいろな大学院のHPをのぞいていたら、
 PCの画面に、ある大学の大学院のコマーシャルが何度も何度も入ってくる
 ようになった。そこでそのHPをのぞき、中央学院大学の大学院のHPと
 見比べて、あることに気づいた。

  調査結果は、後日明らかにする。

  やっぱりこの大学、大学院もだめか!





中央学院大学 教職課程 ほとんど実績なし

2018-02-04 01:52:39 | 受験生情報
連絡先:mkoskirr@gmail.com


■高校生からの「要望

  メールによる「要望」が届いた。

  おそらく、中央学院大学への進学を目指してオープンキャンパスにも
 参加し、すでに入学手続きを済ませた高校生と思われる。

  このブログには似つかわない要望ではあるが、誠実に回答しなければ
 ならないと思う。我々組合員の多くは大学の教員であり、現在の大学教育
 を危惧している。特に、中央学院大学で働いている組合員は、この
 「名ばかり大学」の現状に強い危機感を持っており、高校生が選択を誤ら
 ないようにする責任を感じているからである。

   以下がそのメールである

はじめまして。
大学の事を知りたくて検索していたら
ブログにたどり着いた者です。
オープンキャンパスなどでは見えない
大学のいろんな部分(裏の部分?)が
分かり驚いています。
要望という訳ではないのですが
大学の「教職課程」について
何か情報があればブログで扱ってほしいです。


【返信】

  前略、お便りありがとうございます。
  
  文面から貴方は高校生であり、すでに中央学院大学への入学手続きを
 済ませているとお見受けいたします。
  大学進学に夢を膨らませ、将来のことを色々お考えのようですね。
 私たちにもそのようなときがあったことを、懐かしく思い出しています。
貴方は、教員志望のようですね。

  先ず、次のサイトをのぞいてください。中央学院大学の教職課程の
 履修者が、楽しく大学生活を送っているという印象を受けます。実際、
 学生たちは教職研究会というサークルをつくって、楽しくやっている
 かもしれません。

 ①http://www.cgu.ac.jp/Portals/0/06-kyomu/newsletter1(20160922).pdf
 ②http://www.cgu.ac.jp/Portals/0/06-kyomu/newsletter2(20171001).pdf

  これは「CGU 教職課程 News letter 」のサイトで、1号と2号の
ニュースです。

  さて、貴方が教員になりたくて中央学院大学を選択したとしたら、
 その選択はいかがなものかと思います。中央学院大学で教職免許を取得し
 ても、教員になる確率は極めて低いからです。

  上のニュースは、免許取得者数は明らかにしていても、何人が教員に
 なったのかという肝心なデータを明らかにしていません。明らかに
 できないほどの惨憺〈さんたん)たる状況だからです。

  もっとも、教員になれる可能性はあるのですから、貴方が教員になれ
 れば、貴方の選択は「正解」ということになります。

  この大学の卒業生で、中学校や高等学校の教諭(=正規教員)になった
 者は、過去20年で2桁に届かないでしょう。非常勤講師になった者さえ
 数えるほどしかいません。組合の知る限り、過去5年間に正規の教諭に
 なった者は1名です。News letter にも載っていますが、中途採用です


  どうして正確な人数をお教えできないか、ご存知でしょうか。

  それは、「教職課程」を担当している専任教員が、他の専任教員や教職
 科目を担当している非常勤講師にさえ隠しているからです。もちろん、
 大学も公表していません。

  都合の悪い情報やデータは徹底的に隠す、時にはウソを平気でまきちらす、
 これがこの大学とその専任教員の体質です。ウソを平気でまき散らすことは、
 このブログをお読みになっている貴方も、すでにおわかりですね。

  中央学院大学のHPを見ると、法学部と商学部では教員免許の取得ができる
 とだけ書いてあり、「教職課程」に関してはインチキなアピールや誇大
 広告はありません。

  しかし、最近の卒業生の中からの中学校や高校正規の教諭を
 うみだした実績がほとんどないという情報をひた隠しにしていることは
 問題です。学生や保護者に正確に判断してもらうには、この情報の公開
 が必要です。

  貴方が、強い教員志望を持っているのなら、中央学院大学に入学せずに、
 教員養成に特化した大学に入学することをおすすめします
。入学金は返還
 されませんが、納入した授業料等は返還されます。

  実績のある大学については、東洋経済Onlineの以下のサイトを参考に
 してください。1位から200位までの大学が載っています。

     http://toyokeizai.net/articles/-/153493?page=4

  国公立の教員養成系の大学の合格者の偏差値は50~60です。ひと
 頑張りすれば、誰でも合格・入学できるようになりました。特に、小中高
 の教員の労働時間は過大であり、社会問題化するほど過酷な職場であり、
 人気が落ちています。「覚悟」さえあれば狙い目かもしれませんね。

  さて、なぜ他大学をすすめるかの理由についても、明らかにしましょう。
 
  中央学院大学の近辺や千葉県内にも大学はあり、「教職課程」を備えて
 います。備えたからには、担当の専任教員も、必死になって成果をあげよう
 と頑張りますよね。

  中央学院大学の教職課程の「専任教員」も主観的には頑張っているので
 しょうが、成果、実績がさっぱりです。どうして成果があがらないのかの
 真剣な議論と総括に基づいた改善策の策定と実施が、なされていません。

  毎年、100名程が教職の説明会に参加し、50~60名が実際に教職課程の
 科目の履修を始めます。しかし、3年次まで進む者は約30名にしかすぎ
 ません。4年次まで進むと、教育実習等を済ませ、教員免許を取得します。
 免許取得者は、毎年20名前後です。

  しかし、免許を取得しただけでは教員にはなれないことを、貴方は知って
 いますよね。自治体や私立学校の採用試験等に合格しないと、教員には
 なれません。

  中央学院大学の学生は、この採用試験で、ほぼ全員が「討ち死に」して
 います


  他の多くの大学では、「教員免許」を乱発していません。例えば3年次
 から4年次への進学の際に、「教職課程」の履修生に、希望する教員免許に
 応じた科目の試験を学内で実施し、これに合格しないと教育実習を行う許可
 も出さず、したがって教員免許を取得できないようにしています。


  もちろん学科試験対策のために、「教職課程」担当の専任教員は、学生を
徹底的に指導します。こういう指導は、すぐには効果があがりません。動機
付け、叱咤激励、丁寧な教科指導、授業時間以外の指導などが必要になります。

  この大学の専任教員は「教育実習」のための特別講義を土曜日に3回ほど
 (1限~5限)実施していますが、必要なのは、徹底的な学科試験対策
 であることが理解できていません。


  いや、おそらく知っているのでしょう。それをやれば、大変な仕事に
 なるからやらないのでしょう。やらない「口実」は、彼ら自身が見事に
 作り上げました(後述します)。

  法学部の「教職課程」の専任教員2名は、同学部に「教職課程」を設置
 するとのことで20年程前に新規に雇用されたのですが、教員養成の成果も
 全くあがっていないというのに、「在外研究員」制度や「国内研究員」
 制度を使って、1年も「お休み」をとって、学生の指導を事実上放棄して
 いました。


  ちゃんと責任を果たし、成果を出してから「お休み」を取ればいいと
 思います。

  貴方には少し難しいかもしれませんが、こんなこともありました。

  すなわち、この御2人、10年程前に、法学部内に「法と現代社会
 コース」(現在は「フィールドスタデイーズコース」と改名)をつくら
 せました。法学部内の2派閥間の権力闘争(=学部長選挙)を利用し、
 法律を学ぶ法学部法律学科とは全く異質のコースの設置を、両方の
 派閥に認めさせ、つくらせることに成功しました。

  少し考えればおかしいことが分かります。この御2人、法学部の「教職
 過程」の新設のために雇用されたのに、成果も出さずに、奇怪(きっかい)
 なコースをつくり、自分たちの新たな「存在理由」をでっち上げたのです


  昔から、「二兎追う者は一兎を得ず」とも言います。余程の能力を備え
 ていないと、二つのことをしても、どちらも中途半端になってしまう、
 という格言を知っていることと思います。

  彼らには、コースの運営という逃げ場、仕事があり、「教職課程」の
 学生の指導は中途半端になるのです。

  こんな状態ですから、貴方の入学後に、中央学院大学の「教職過程」
 の教育が劇的によくなり、貴方が4年後に正規の教諭になる蓋然性
 (確率)が劇的に高まるということは、ほとんど考えられません。

  さて、他大学のことをすすめるわけではないのですが、近辺にある
 「千葉商科大学」のHPをのぞいてみたらいかがでしょうか。

  私ものぞいてみたら、中央学院大学の抱えている問題が浮かび
 あがってきました。

  同大学の商経学部は、受験産業の予備校が勝手につけた偏差値によると、
 中央学院大学商学部とどっこいどっこいのようです。「教職課程」に
 力を入れており、実績をHPで以下のように公表しています。

http://www.cuc.ac.jp/teachertraining/information/index.html#employment

 学生の教員免許取得状況(2016年度実績)
免許取得人数 38人
免許取得件数 66件(1人で複数の免許を取得しているため)

免許の種類は、
   高校一種の商業が34件、情報が23件、
   高校一種の英語が3件、公民が3件
   中学一種の英語が3件


過去3年の商経学部商学科の就職状況は
   2014年度が 7人
   2015年度が 10人
   2016年度が 13人
同じく商経学部経済学科は
   2014年度が  0人
   2015年度が  1人
   2016年度が  1人
同じく政策情報学部は
   2014年度が  0人
   2015年度が  3人
   2016年度が  5人
(2017年3月現在)

  このように、千葉商科大学は、高校一種免許のうち「商業」と
 「情報」に関しては、実績を上げているようです。

  全体では、2016年度には、教員免許取得者(38人)の半数(19人)が
 教員になっており、そのうち13人が商経学部商学科で、免許は高校の
 「商業」と「情報」のようです。

  ですから、もしあなたが高校の「商業」と「情報」の免許の取得を
 希望しているのであれば、千葉商科大学の「商経学部」の「商学科」が
 いいかもしれません。

  しかし、高校の「公民」の免許の取得や就職を希望するのであれば、
 実績のないこの大学は避けたほうが無難ですね。

  繰り返しますが、こういうデータをHPに掲載していない中央学院
 大学はお話になりません。


  なお、「教職課程」を履修するには、「覚悟」が必要です。学部の
 卒業に必要な126~127単位の他に、「教職科目」52単位の取得が別途
 必要になります。学部科目の10単位程度が教職科目にもなりますので、
 合計170単位近くを取得しなければなりません。

          これって「きつい」ですよ!

  夜もだいぶ更(ふ)けましたので、今日はこれにて失礼いたします。
                                草々

 





    




中央学院大学 食堂が逃げる大学

2018-02-02 18:50:39 | 在校生・受験生情報
■オカタイ話が続いたので

  このブログ、だいぶ浸透してきた。もっと拡散させよう。特に、
 中央学院大学の学生やその保護者・兄弟・親戚・友人、さらに
 教職員にも拡大させよう。OB・OGにも広げよう。大学が大変な状態
 になっていることを知らせよう。

  外の世界にも広げよう。この大学の教育の劣化を阻止し、まともな
 教育を復活させるには、外からの圧力が必要である。
 
   情報や意見・要望があれば、以下のアドレスに送ってください。

       mkoskirr@gmail.com
              秘密は厳守します。

  さて、我々は皆、まだ学問を放棄していない「現役」である。毎日、
 やることはたくさんあり、追われている。とにかく忙しい。

  最近来た要望は、箱根駅伝が強くなった秘密を教えてほしい、と
 いうもの。

  我々の電話番号をどこから入手したのか、マスコミからの接触・
 取材の要望の電話がくる。関心の対象は、ほとんど駅伝等のスポーツ
 に関わるものだ。要するに、金がどう使われているかを知りたい
 ようだ。

  我々も当然関心を持っており、現在調査中だ。

  少しオカタイ話が続いたので、今日は「食堂」を取り上げる。

■居心地の悪い大学

  「この大学、居心地が悪い」との学生の声を良く耳にする。
 授業の合間や授業の前後に、学生がくつろげる場所がないのである。
 部室をあてがわれているクラブにでも入っていれば、そこで
 雑談をすることもできるであろうが、大半の学生には行き場がない。
 
  図書館はどうか?
 時々のぞいてみるが、閑散としている。もちろん、本が並んでいる
 ところではおしゃべりはできない。


■食堂閉鎖のニュース
 
  杏林大学の食堂が突然、営業を停止し、ニュースになっている。
 運営していた会社が、経営がおもわしくないので撤退を決めたとの
 ことだ。

  中央食堂の撤退は、中央学院大学ではすでに何年も前に起こって
 いたことである。以来、別の業者が出たり入ったり。

  1階には、かつて、ハンバーグ屋やスパゲッティ屋があったが、
 撤退していった。教職員も利用していた。このハンバーグ屋さん、
 注文を受けてから調理を始めることが多く、少々待たされることも
 あるが、評判は上々であった。スパゲッティ屋さんも、悪くは
 なかった。結構繁盛していた。

■セブンイレブン
 
  食堂業者の撤退の理由は色々あろう。
 
  撤退の最大の理由は、セブンイレブンを入れたことである。それも、
 大半の授業が行われていた6号館の1階の入口に、である。

  食堂業者やハンバーグ屋、スパゲッティ屋さんの売り上げは減少し、
 経済的にたちゆかなくなって、撤退となったのであろう!?



■講師控室での話

  当時、講師控室で、専任教員たちがこんな話をしていた。

 「セブンイレブンを入れれば、食堂の業者はつぶれるよ。学長は、
  学生の利便性の向上のためにセブンイレブンを入れ、「自由競争」を
  させると説明しているが・・・。我々は反対しないんだ。好きな
  ようにやらせるんだ。どうせ結果は分かっている」。

  学長とは、椎名市郎氏である。

  このお方、簡単な次の事実が理解できない。

   ① 中央学院大学は、町のど真ん中にあるのではなく、町のはずれ、
    利根川の河川敷近くにある。隣近所はほとんどいない。隣にいる
    のは、寺に出没する幽霊やタヌキぐらいであろう。

   ② 大学の食堂は授業と試験の期間、すなわち年間32週間=8か月
    で勝負しなければならない。4か月は、客はほとんどこない。

   ③ 上の事実から、経営努力では克服できない壁があることは明白で
    あり、食堂や飲食店を潰さずに学内にいてもらうには、大学側の
    手厚い援助や配慮が必要である。
 
  大学側の手厚い援助や配慮が必要なのに、やったのはこれと「真逆
 (まぎゃく)」のこと、すなわち、セブンイレブンを「一等地」に入れて
  優遇し、少ないパイの奪い合いをさせたのである。

  「自由競争」はいつでも善だというわけではない!(一等地に入れた
  のだから、自由競争ではない!)


  要するに椎名市郎氏は、「椎名市郎巨峰園」(茨城県常陸太田市)の
 経営はできても、教育機関である中央学院大学の経営には不向きなので
 ある。


  都心の大学の食堂業者は、大学側と交渉し、近隣住民の学食利用を認め
 させ、そのためのメニューの開発等、経営努力をしている。殺風景な
 食堂という空間を、快適な場所にする努力を、大学側と協議しながら
 行っている。

  中央学院大学の立地条件を考えれば、こんな経営努力はしたくても
 できないし、したとしても効果はない。

  そして椎名市郎氏が推進したスポーツ大学化も、食堂の撤退と
 決して無縁ではない。

  スポーツ大学化の結果、教員たちは、出来の悪い学生を卒業させる
 ために、たとえ授業に出席していなくても、単位を出すことをなかば
 「強制」されるようになった。学生たちは、それを知り、登校回数を
 減らし、食堂を利用しなくなる。駅伝や硬式野球で有名になるに従い、
 受験業者である予備校が勝手につける偏差値はさがり、学生に敬遠
 され定員割れが起こった。学内の食堂や飲食店は撤退していった。

  運動部の学生を、学力に目をつぶりAO入試や推薦入試で大量に入学
 させたら、評価は下がるに決まっている。一般学生には、いい迷惑で
 ある。

■どうしたらいいのか?

  このセブンイレブン、追い出したほうがいいのだが。しかし、この店、
 おそらくフランチャイズ店なのであろう。直営店なら契約の更新を
 しないという手もあるかもしれないが、「小さな」フランチャイズ店
 なら、そうもいかない。

  学生の食堂利用に補助を出したらどうか? やり方はいろいろあろう。
 例えば、教職員に割引券を交付し、1食につき〇〇円を補助するので
 ある。少額では効果は上がらない。

  現在の「学生活動支援金」の1億円超の金の大半は、運動部のために
 支出されている。(ちなみに、これは非常勤講師の総人件費とほぼ同額
 である)。

  運動部のためにこれほどの大金を支出する必要はない。不公平である。
 運動部に使用する金は、他校のように、後援会が寄付金を募ってそれに
 あてるべき。これほどの大金を大学の財政から運動部のために支出する
 のは、まさに異常である。ケズレ!

  先日のブログで、法学部の李憲模教授――なんと来年度は法学部長に
 なるとのこと――が「在外研究員」制度を利用して、2年間も仕事から解放
 され、総額3000万円も保障されて、家族ともども優雅な海外生活
 を送ったものの、研究成果は「さっぱり」であることを指摘した。

  こんな金を払うなら、学生の食堂利用の補助金に使え! 
 3000万円といえば、1食150円の補助にして、20万食分にあたる

  ちなみに、大村芳昭・現法学部長は、来年度、すなわち2018年4月から、
 新設の「サバティカル」制度で、給料を丸々もらって1年「お休み」との
 ことだ。

              あきれるよ!
 「公務員(就職)100人化構想」をぶちあげて、達成どころか、みじめな
 結果しか出ていないというのに、もう「逃亡」か! 総括はどうすんの?、

  出来の悪い専任教員を優遇するよりも、まともな食堂を備えた大学にする
 ことの方が、優先事項である。この大学、まったくわかっていない。


  専任教員よりも、学生や非常勤教職員のことを考えたらいかが?!

  さて、食堂があった2階は、快適な空間に変貌させる必要がある。
 食堂の一角は、間仕切りで職員専用の空間にしてもよいだろう。教員の
 専用空間は必要ではない。専任教員は大学に週3日、年間110日程度
 しか来ず、多くは自分の研究室で、駅前のコンビニで買ってきた弁当や、
 業者に配達させた弁当をくらっている。

  学生、教職員から広く意見を募(つの)り、食堂改造計画を策定したら
 いかが?!
 
  どこかのゼミ(複数)に担当させたら、教育効果もあがる!

  教育の立て直しは、教員に課せられた課題である。専任教員の皆さん、
 どうするの?