我が国の株高は米株高と円安によってもたらされた。よく言われるような企業の効率化が進展したとか、日本経済が立ち直ったというものでもない。この2つの株高要因がここにきて揺らいでいる。米国株式はAIブームが牽引してきたが、AIの将来性については長期的には期待されるものの、現状は実用化には課題が多く市場で話題になるほど革新的、創造的な技術とも言えず過大評価だ。また日米の貿易不均衡の是正は為替調整でしか成し得ないと思われる。したがって実体と乖離して買われすぎた日本株は、このふたつの株高要因が剥落すれば、上がり過ぎた株価は虚像から実像へ下方訂正しても何ら不思議ではないだろう。株高のスタートは26000円水準だ。そこまでの下落は現時点では想定し難いものの、年内の株価は下方水準での落ち着きどころを模索することになりそうだ。
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