株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

年末年始に向けてはいつも株高予想

2016-10-25 11:43:14 | 株式投資
日経は17000円回復後も意外に堅調な動きだが、円ドルがこの水準ならば16000円台が低位置という見方は変えていない。市場では年末18000円とか19000円という見方も出てきたが、円ドル相場が110円近辺まで戻さない限り現実にはあり得ないだろう。相場環境はこれまでと大して変わっていない。大統領選でクリントン候補の優位が見えてきたことや、中間期決算がさほど悪くないことが支援材料になっているようだが、実態はこれらを材料にした短期ファンド筋の思惑的な動きに過ぎず、市場エネルギーは低水準でトレンドを変えるような動きは全く見られない。当面は下値も固そうだが投資環境に好転はなく、ここから上値を追う動きは期待しがたい。年末年始に向けては市場筋はいつも株高予想だが、大きく円安に振れない限り上がれば儲けもの程度に考えておいた方が良いだろう。
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16000円台が定位置

2016-10-05 10:12:29 | 株式投資
株式相場は昨年夏のピークから調整が長期化しているが、それでもまだ上に行く感じは全くない。今月下旬から中間決算が発表されるが、全般にはどちらかと言えば下方修正含みだろう。相場にはだいぶ織り込んでいるとはいえ少なくとも好材料になることはないだろう。国内要因だけなら16000円台が定位置になったともいえそうだが、海外発の悪材料が出れば15000円接近もあり得る情勢だ。日銀ETF買い等の下支えもあることから、急落しても数か月でまた16000円台には戻りそうではある。ただこの低迷相場は重症で長期化が避けられそうにもなく、17000円台定着には相当時間がかかりそうだ。中途半端な参戦は控え、仕込むならあるかどうかわからないがその急落局面だけだろう。
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