株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

GW明けが転機になるか?

2005-04-28 22:42:56 | 株式投資
明日からGWだ。今週底入れしたがどうかはGW中のNY株次第になる。いつものことながら東京市場は主体性のない市場だ。東京マーケットをチャートだけで判断すれば、長い膠着か10500円程度までの下げを示唆している。決算を見ておこう! 松下、シャープはまずまずだが、この程度では買い材料にはならない。ソニーは中身がない決算だ。日産は贅肉を殺ぎ落とした以外には体質的には何にも変わっていない?
好材料には乏しいが、それでも夏場にかけて戻りを見ている。先行の相場をやや楽観的に見る理由は新興市場の堅調さだ。株式相場の戻りに期待して単純にネット証券株をマーク!MBHあたりで遊んでみたい。
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よーく考えよう、お金は大事だよ

2005-04-26 21:19:49 | 株式投資
GW明け後も日本独自の材料はない。これから相次ぐ企業業績もほぼ織り込み済み。たいしたサプライズはないだろう。GW明け上がるも下がるもNY株次第、外人次第。
拙い個人投資経験者として過去を振り返ると、株式投資に必要なもの、それは研究熱心さと損切りの勇気だ。株式投資には全戦全勝は必要なく3勝2敗でいい。このやり方で3年に一度車検せずにファミリーカーの新車に乗り換えられるくらいの利益は出るはず。人の意見はあくまで参考、最終的には自分で研究し決断しよう。新聞についていえば一般誌のマネー欄、専門雑誌とも殆ど参考にならない。必要なのは世の中の大きな流れを見極めることといまアメリカで起こっていることをウォッチする眼だ。アメリカで起きていることは必ず遅れて日本に上陸する。
次に投資行動で注意したい点については、思惑が外れたときの行動の選択だ。ナンピンと損切りがあるが、ナンピンしても含み損は変わらない。ナンピンは妙な思い入れにつながり、身動きがとれなくなるデメリットが大きい。買いコストにこだわらず損切りし、新たな銘柄で気分を一新し出直したほうが結果はよい。それにしてもしばらくはつまらない相場が続きそうだ!
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IPOの隙間で需給好転

2005-04-24 08:17:27 | 株式投資
ぐるなびが新規公開するが相当人気化しよう。これが終われば約1ヶ月IPOはなく新興市場の需給は好転する。円安懸念も杞憂に終わりそうだNYが下げ止まれば外人買い復活も期待できこよう。それでも一部市場は金融政策の転換の道筋が見えてくるまでは重い足取りが続くか!一方、新興市場からは次のテーマがはっきり見えてくるのではなかろうか。ネット関連のサイバーエージェント、インデックス、ジュピター、楽天、MBH、松井証券などに注目。また新興ではないが、国際石油開発、東邦チタニウムの下げたところにも注目している。
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夏場にかけて戻り高値を試す

2005-04-22 20:09:44 | 株式投資
ほぼ想定内の展開だ!もう一度ダメを押す可能性はあるが夏場にかけて戻り高値を試す。もし下がればそこは年に1度か2度あるかの買い場だ!当面想定される材料を見ておこう!リスクは大幅な円安進行ぐらい。対中問題はこれ以上泥沼化せず収まる。景気はまだらだ、売る材料にも買う材料にもならない!決算発表が気になるがハイテク株からサプライズは出てこない!以上からいえることは11700円位までの戻りはあるが12000円超えはあっても一瞬ということだ。残念ながら上昇が続くほどの投資環境の変化がないためだ。しかしこうなるとダブルトップ形成、また年末まで動けなくなる可能性が高い。今年は分かり易いボックス相場と割り切って取り組もう。来年は上下いずれかに大きく振れる。引き続きこれまで推奨した内需中小型株中心に安値拾いを継続したい。中長期ファンとしては新たに西松屋とインデックスをマーク。西松屋にとって少子化はけっして逆風ではない、今の年金生活世代、続く団塊世代が一番裕福な世代、孫には金を惜しまない。インデックスは新年に日経金融新聞の新興市場の有望銘柄トップに選ばれた銘柄、株価は期待はずれだがファンダメンタルズに変化は見られない。一方、大型ハイテクの戻りは確実に手をすかす、旧総理経験者みたいな存在で影響力は残るが旬は過ぎた? NEC、富士通のようなハイコスト株は12000円台が定着し、13000円が視野に入らないと報われない!
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今後の株価は?

2005-04-16 12:56:37 | 株式投資
マーケットは3月18日付BLOGで指摘したとおりの展開となっている。外人投資家以外に牽引役がいないことから、米株安不安と円先安感が拭えぬ限り戻りは鈍い。こうなるとさらに弱気になるのが投資家の心理だが、株価的には来週にも11,000円前後で今年の最安値をつける可能性がある。今後、ハイテク中心に下方修正が相次ぐことが予想されるが、常識程度の減額幅であればこの下落でほぼ織り込んだ。むしろ材料出尽くし感、悪抜け感がでる!長期志向なら仕込み期だが?戻りは鈍い、戻り売りが頭を抑える。日経225が12,000円を越えるのは年末、場合によっては来年まで持ち越しだろう。ここでは決して追っかけたりしてはいけない。本格勝負は決算発表一巡後で遅くない。
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これからの投資戦略

2005-04-15 20:42:54 | 株式投資
為替は国力の反映である。株式市場にとって、円高はプラス、円安はマイナスだ。円高定着を前提にして構築された経済、円先高観で資金を振り向けてきた外人投資家からみて、これは必然的な結論だ。円安になればハイテク株が買われ相場が上昇するとの見通しも散見されるが、過去の見方に捉われた枝葉末節の議論だ。わが国経済はむしろ円安への抵抗力が弱まってきているというのが実体だろう。株式相場はGW、決算発表を控えしばらくお休みだ。昨年末からの上昇相場は休息を欲していることに加えて、需給的にも外人のポジション調整、信用のしこり感の台頭、対アジア外交問題等々…調整する要素を挙げれば枚挙に暇がない。この1,2ヶ月、相場が上がる要素は殆どない。外部環境次第では、膠着が意外に長引くことも考えておく必要があろう。最もありうる反転のきっかけは米国株の反騰と円高見通しの台頭だ。一方、下値も限定されよう。バブルの残滓が一掃され、金融システム不安が払拭された現在、かつてのような暴落も予想しがたく、大勢は日柄調整だろう。待機資金も豊かだ、ネット口座の急増に見られるよう予備軍も厚みを増した。景気の先行きは暗くはないが不透明感を増している。このことがむしろ相場を延命させているのだ。かつてのリード役だった電機等の大型ハイテク株に期待するのは今後も難しそうだ!TOYOTA、SONY、松下など総合力からみてそろそろ出番があるかなという気がしないでもないが、収益力で見ると位置付けが変わりつつあるのも明白だ。かつての大型ハイテク株はミドルテク・ハイコスト株になってしまった。つまるところこれらは消去法で買われる循環物色のラストランナーだ。結局、次の反騰局面も値幅調整を終えた内需並びに中小型ハイテクがリードする。4~5月は、内需これらを中心にした銘柄研究にじっくり取り組む時期だ。

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一般株主を無視したMSCB

2005-04-10 17:24:50 | 株式投資
ホリエモンはデパートでおもちゃをほしがって駄々をこねている子供だ。彼の理想、行動には共感できる部分は大きいが、自分の夢実現のためには株主を無視してでもやるという態度はいかがなものか?株式価値を低下させるMSCB発行になぜ投資家は怒らないのか?過去の100分割も株主のためではなく企業エゴのためだ?こんなことが彼の野心のために許されるのはおかしい。もっと別のやり方があるはずだ。ライブドアに賛同する人は旧体制打破というかっこいい側面ばかり見て本質的な問題を理解していないし、それを助長しているマスコミの大衆迎合路線にも問題がある。まだましだが、フジ、ニッポン放送の行動も一般の株主無視だ。
MSCBを発行した企業の株価は直後ほとんど暴落し戻りも悪い。MSCBは企業と証券会社のエゴの産物だ。大株主の論理ではなく、一般株主に目を向けることこそわが国の企業に求められるモラルではなかろうか!これからの銘柄選択には経営者を見極める眼力が必要だ!目新しさだけに惑わされるのではなく、まともなバランス感覚が根底にあるかを問おう!
松井証券の松井、楽天の三木谷、サイバーエージェントの藤田の経営感覚は本物だ!
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楽天に注目!

2005-04-09 08:49:44 | 株式投資
ネット証券の口座開設が急増している。この現象は個人投資家のスタンスが急変していることを意味する。このことは今後の株価形成に大きな影響を及ぼすだろう。キーワードは短期投機と長期投資の二極化だ!ディトレのような短期投機で報われる個人投資家はごくごく一握り、世の中にうまい話はない。300万円の資金をデイトレで1億円にしたというような記事をよく目にするが、ほとんどフィクション、そうでも書かないと誰も読まないし、ディトレをやる気にはならない。結構まとまった余裕資金が無ければデイトレは無理だ。デイトレで食うのは至難のわざ、まして勤め人には絶対無理。零細な個人投資家は長期スタンスで中小型株のなかから業績見通しがよい銘柄に投資し、中期で2割程度の益を確保し利喰う、そこで、資金的な余裕があり、業績展望がよければ長期で保有し大きくとるスタンスで十分稼げるのではなかろうか?
そんなスタンスから、楽天に注目!長期で数倍、中期でも2割はとれる銘柄だ! ジュピターテレコム、ワークスアプリ、フェニックスの下げたところも投資候補だ。
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M&Aが今年のテーマ

2005-04-02 11:30:36 | 株式投資
ライブドアのフジテレビ買収の動きは今後展開されるであろう再編劇の単なる序章、M&Aを含めた再編旋風は日本の有力企業に津波のように押し寄せるだろう。ニッポン放送のような小粒ではなく、わが国のお家芸であるハイテク分野に対して、しかももっと有力な企業を対象にした再編劇が始まろうとしているのだろう!
海外勢のM&Aに対抗して、国内勢同士の合併や株主還元策の強化が現実味を帯びてくる。わが国には、同じ商品・サービスを提供する企業数が多過ぎる。結果的に利益率が低く、低株価が定着している。企業が価値を高める資本政策を採らねば、いづれ日本株はいつか来た道をたどる。株価革命が起こるきっかけとして、TOYOTAの経営スタンスに注目しているが、この会社、サプライズの無い増配でお茶を濁して終わる可能性が高い。わが国を代表する企業が変わらねば、株式市場は資金を呼び込めないし変われない。それは10000~12500円程度の長期往来相場の継続だ。
当面は、ライブドアVSフジテレビの動向、次に医薬品業界に注目、最後の大物はエレクトロニクス業界だ。かつての輝きを失ったエレクトロニクス業界の株価低迷は、まさに商品の市況関連化と低収益率にある。再編が起こらなければこの業界はジリ貧だ。
目先は医薬品業界のエーザイ、小野、塩野義に注目。なかでもエーザイ(4523)の株価は何かを先見しているのかもしれない?  
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